卒業式

前にも書いたかもしれませんが、我が家では卒業式は年中行事です。
ほぼ毎年、5人のうち誰かが卒業します。

今年はナムリソタ。(中学校)
去年はやんちゃ娘(小学校)と次男(高校)。
一昨年はうまい棒。(中学校)
その前年はナムリソタ。(小学校)
………
といった感じ。

なので、毎年これといった準備もなく、慌しく一張羅のスーツを着てでかけ、式に出席します。
夜もことさらお祝いということもなく、まことにあっさりとしたものです。

式に向けてダイエットしたり、洋服を新調されているお母さんを見ると、意気込みが違うなぁと感心します。

一生懸命写真をとったりビデオを回しているお父さん、お母さん方の前では肩身が狭い思いをします。(私は写真もとりません。へたなんです。）

ところで、卒業式もずいぶん様変わりしました。
「蛍の光」や「仰げば尊し」がなくなったのは、もうずいぶん前なのでしょうが、以前は定番だった「ハレルヤコーラス」もなくなって、今年はキロロだったようです。
うまい棒までは、音楽卒業式といった感じのする合唱が何曲もある式でしたが、今回は少しへって、その代わり送辞と答辞が代表1人ではなく、送辞が2人、答辞が5人といった変わった内容でした。

答辞は、先生がほとんどタッチせずに、進路が早く決まった50人ほどの生徒が原稿を書き、その中から内容を絞り込んで原稿を書き直し、みんなの思いが入るように生徒たちだけで作り上げたのだそうです。

道理で、答辞にありがちな美辞麗句ではなく、ちょっと砕けた感じではあるけれど子どもたちの本音に近いような文章だったなと思いました。


それにしても、寒かった。
朝は雪もちらついていました。
風も強かったし。
無理しないで、オーバーを着ていればよかったと思いました。

とにかく、ナムリソタ、卒業おめでとう。
でも…、勉強しようよ。
合格したはよいけれど、すぐテストがあるんだよ。
授業についていけるか、お母さんはそのほうが心配だぁ…。