優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

「Life」

2016-09-25 10:43:18 | 綾野剛
「Life」二回目視聴終了。
なんとも不可思議な音楽(綾野さんの作曲、演奏らしい)が全編に流れる。

このDVD、ファンの間ではお宝的なものになっているらしく、中古でも26,000円新品だと80,000円越えってちょっとびっくり。
Life [DVD]

綾野さん演じる田北勇はキャンドル作家。
こんな仕事で食べていけるのかって感じはありますが、とにかく優しい。
何かを話すとかいうわけではないのに、いつも誰かに静かに寄り添っている。
辛さを抱えている人を放っておけない人。

このDVDを買う人は、勇が隣にいてくれたら自分も優しくなれるかもってふと思ってしまうのかなぁ。
癒されるっていうと何かありきたりな気がして、そうではなく勇が寄り添ってくれると傷ついたままでもいいんだと思えるようなそんな感覚。でしょうか。
自分の痛さをわかってくれる人がいるだけで生きていけそうな気がする、と思うんですよ。

派手な展開があるわけではなく(通り魔が出て人が刺されたりはするんですが、それでも大騒ぎになるでもなく淡々と時間が流れていく)見ようによってはつまらない映画かもしれない。
でも、またきっとふと見たくなるようなそんな気がする。

メロディーがあるのかないのかわからない、自然の中の音のようなギターの音色。
女性のような儚げな容姿の勇。

2006年。24歳の綾野さんがそこにいる。
10年前、何してたっけとふと思う。
子育て真っただ中でPTAがめちゃめちゃ忙しかったころですか。役員3つ掛け持ち(小、中、子供会)とかふつーにしてましたね。あのころ。
「冬のソナタ」熱も韓ドラ熱もやや沈静化してきた頃でしょうか。
このころ、この作品をもし見たとしたら、私は何か感じたのだろうか…?


今はほとんど稼いでないので、こんな高いDVDは買えないけれど、稼げるようになったら欲しいかも…
でも、そのころにはもう買えなくなってるかな。ひょっとして。
今でもレンタルで置いている店、少ないですよね。
私も初めての時は車で20分かかるちょっと遠い店まで走りました。
今回は通販レンタルで借りました。
TSUTAYAさん、もうしばらくレンタル品から削除しないでいてね。

「GOLD」

2016-09-25 00:04:34 | 綾野剛
ドラマです。
綾野さんが出た1~7話だけ見ました。スミマセン

感想まで書く時間がないので(0時回ったし!)すごく気になったことを一点だけ。

綾野さん扮するカメラマン宇津木 洋介は、主人公早乙女 悠里の娘晶にある意図をもって近づくのですが、次第に晶に惹かれてしまうんですね。
ところが、実は洋介は悠里の兄の忘れ形見。つまり、洋介と晶はいとこなわけです。
洋介は父親が悠里の兄であることを確かめたくて晶に近づいたのですが、晶のことを好きになってしまい悩む…という話の流れ…

DNA鑑定をしてそれがはっきりするんですが、悠里の父の考えで偽の鑑定書が洋介に渡されて早乙女家の人間とは認められなかったものの二人は晴れて交際することになる…っておかしくね???

だって、結婚できないのは三親等ですよね。
叔父と姪とか叔母と甥はだめだけど、いとこ同士は結婚できるはず。交際なんか全然問題ないじゃん!
民法、いつのまに変わったの???

…と思って調べたけれど、やっぱり結婚できないのは直系親族と傍系三親等以内ですよね。
誰も突っ込まなかったの?この脚本?
気になったのは私だけですか???

(その他の感想は、書けたら後日。書くかもしれない。)



25日10時3分 追記  

従妹は交際相手としてどうかということを娘に聞いてみたところ…
法律上はOKでも若い人たちの間ではどうやら従妹はぎりぎりアウトという意識らしい。
娘いわく、二次創作の中ではほとんどそうだね、とのこと。

私の中では、日本民族はどちらかというと近親婚には寛容であるという認識。
古代では天皇家や公家でも異母兄弟との結婚は普通でしたし、戦前の日本では従兄弟同士の結婚は当たり前にありましたから。
(私の母方の祖父母もいとこ同士で結婚してる。)

脚本の野島さんは若者たちのこういう意識をちゃんと踏まえたうえで書いたのかもね。さすがです。
とともに、自分の思考回路がいかに古いか再認識した次第。

でも、若者たちのこういう考え方、ひょっとして韓国ドラマに影響されたのではないか、と思うのは勘繰りすぎ???

「たとえば檸檬」

2016-09-25 00:04:15 | 綾野剛
なぜ檸檬なのか。
物語の4/5ぐらいまで見て、ようやく物語の意味は分かってきたが、なぜ檸檬なのかは最後までわからないまま。

とある綾野剛さんのファンブログに”映画館で見るべき映画だと思いました。家で流していたら耐え切れずに逃げ出していたかもしれない。”とあるのをなぜあえてレンタルして見るのか。
強いられている(?)としか言いようのない。
作品の内容から言ったら、綾野さんとの出会いがなければ見ないであろう(興味を持たないであろう。もしくはそういう作品があることさえ知らない)ものばかりですからね。これに限らずどれもこれも。

本当に、『空飛ぶ広報室』で空井大祐をやってくれなかったら絶対知らないままだったと思う、綾野さん。
これまで綾野さんを支えてくださった先輩ファンの方、空井大祐に綾野さんをキャスティングしてくださった方に感謝です。


ところで、…「たとえば檸檬」
娘には、「またそういうの見てるし!」的な目で見られるし(冒頭から男女が絡みつく場面)、ほかの家族からも「お母さん、趣味変わったね」的な視線。
綾野さん、なんつうか結構壊れているというか影があるというかそういう役多いですかね。

最近はひたすら優しいサクラ先生や爽やか自衛官空井大祐やりましたけれど、昔(カーネーション以前?)は割と…じゃないですか?

ああ…また感想から外れました。

まあ、しんどい映画です。
この人、どうしたの?香織さん。
普通に秘書してたと思ったら、けばけばしく化粧して万引き?そして若い燕と絡み合う。
家に戻ればやたら食べまくり吐いてしまう。
摂食障害なのか?
心を病んでいる娘と同居しているらしい。

かと思ったら、同じ名前の若い女性が登場。
どうやら母親から虐待を受けている感じ。
彫金?宝飾デザイン?の勉強をする学校に行っているようだが、母親が学費を払ってくれなくて退学にされそうになってる。
せっかくバイトしてもそのお金を母親に獲られている(のか?)

二組の母と娘の情景が交錯する。

なんとなく似た状況の二組の母娘。

若いカオリは母にすべてを奪われている、という。
助け出してやる、という男性が現れても若い男に溺れる母の姿がちらついて同じようになりたくないと思うのか受け入れることができないカオリ。

何度も何度も同じような情景が繰り返されながら、次第に登場人物たちが壊れていく様がなんとも怖い。
何が言いたくてこんな場面が繰り返されるのか。
途中で投げ出したくなりました。案の定。
ただひたすら綾野さんを見届けたくて頑張りました。たぶん。
フェイドアウトしそうになったころ、ノリノリでクリスマスソングをがなる綾野さんが登場して引き戻されました(笑
バンドのころあんなだったのかな。なんて。


最後の最後に主人公の香織が母にも自分に対する愛情があったことに気づいたことが救い。でしょか。


このご時世、心を病んでいる人が多いのかなぁとか、バブルで人生狂ってしまった人もいるのかも…とか
色々思いながら…とりあえず疲れました。

それでも、今度はどんな姿を見せてくれるのかしらと凝りもせず次の作品へと向かうのでした。← 重症恋煩い


「ピースオブケイク」と「天空の蜂」

2016-09-23 16:22:53 | 綾野剛
凝りもせず毎日見ておりますので早く感想書かねば…忘れる…

先に見たのは「ピースオブケイク」なんですが、今日見た「天空の蜂」があまりにヘビーで何というか早く忘れるかもう一度復習するかどちらかにしないとあまりにもしんどいので先に。


「天空の蜂」
以下、ものすごくネタバレです。ご注意下さい。

予告編で綾野さんはヘリを原子炉に落とすというテロリスト役ということはわかっていました。
あと、子供がなんかの間違いでそのヘリに乗ってしまい、父親(ヘリの設計師)とその同僚(?)らしき原発の開発者が出るらしい。
仲間由紀恵さん扮する女性従業員がどうやら共犯者らしい…

そこらあたりまでは予告編で読める内容…

前半三分の一ぐらいまでは、ある意味ありがちなテロ事件的な流れでそれほど衝撃的な内容ではなく(先が読めるといった意味で)なんで自衛隊がかかわるような(兵器でしょ?)ヘリの納入現場に子供が入れるかなぁ…という突っ込みをしながら斜に構えて見ておりました。
とりあえず綾野さんは凄みがあってかっこいいなぁ…(デレデレ…)ってな具合…(← 不真面目。作品鑑賞の意思が感じられない。)

そんなふうにへらへらしながら見ていたのですが、原発、元原発作業員の白血病、決死の覚悟で子供を救出する航空自衛隊員などなど…なに、この作品。私のことを煽ってるの?いたぶってるの?とだんだんドキドキしてくる。

震災後、私も一時期原発問題にのめり込んで原発鬱のようになった前歴がありましたので。
登場する人たちに共感しないまでも気持ちはわからなくもない。

『空飛ぶ広報室』ではさわやか航空自衛官だった綾野さんはどうやら今回は切り捨てられたエリート航空自衛官(らしい)。
ラジコン好きが高じて自衛官になったのか、その辺までは描かれていたなかったけれどヘリの開発にかかわるほどメカには詳しいという設定のよう。
クーデター(?)が発覚して(?)自衛官を辞めさせられて末端の原発作業員になり、どうやら自分も白血病を発症しているらしい。
それで自暴自棄になったのか、自分が開発にかかわっていたヘリを取り戻し、自分たちを使い捨てた国と臭いものに蓋、必要だけど汚いものは見ないふり一般人たちに見せてやろうと原発にヘリを墜落させることを計画する。

自衛隊も原発も今では必要悪のような存在になっているけれど、何もないときはその存在も忘れている。たぶんほとんどの人が。私も、そう。

私の場合、たまたま自分の子供が自衛隊に入って、震災に合って原発のことを考えるきっけがあってそのころ原発に詳しい知り合いがいて…だから、たぶんほかの人よりは少し詳しくて、色々考えたことがあった。

この物語には、父親と子供のかかわりということも絡んでくる。

どれもこれも、これが正解とか、何が悪くて何が正しいとか簡単には割り切ることができないことばかり。

「天空の蜂」って、なぜこういうタイトルなのか、蜂が怖いということは刺されなければその怖さが子供はわからないって、だから刺してみせるのだ。っていうことなのかな?でも、なぜ天空?私の読解力では一度見ただけではそこまで読み取れませんでした。

犯人は何を考えさせたかったのか、結局失敗だったのか成功だったのか、犯人は共犯の女性(仲間さん)と綾野さん扮する元自衛官を利用しただけだったのか。

なんだかいろいろ宿題を投げかけられたような重い映画でした。

それはともかく…綾野さん、色々凄過ぎ…迫力ありすぎで心臓に悪いです。監督さんが「出番は少なかったけれど、ずっとそこにいたような感じ。(綾野さんの出ているシーンの存在感がありすぎで、強すぎるから)それに負けないようにほかのシーンを強くしなければならなかった。」というようなことを語っているのを読みましたが、頷けました。



「ピースオブケイク」

「天空の蜂」に比べればずっと気楽に見られる恋愛物語(?)
綾野さんが好きだし、「君に届け」からわりあい好きな多部未華子さんが出てるので見たわけですが、まあ、つまらないっちゃつまらないストーリーではあります。
やたらラブシーンというか、チュウしたり絡んだりがあるんですが(一人で見ていたら、ちょうどそういう場面で旦那が乱入してくるし…)あんまりドキドキするというより笑っちゃうのはなぜ?っていう不思議なラブストーリー。

感想をちらちら見たら、リアルで共感できる、とか、身に覚えがある人は痛いはず、とか。そんな発言が…

そうなの?こういうのがリアルな恋愛なの?

確かに、現実の恋愛はお話のような素敵なものではないんでしょう。色々ありますよ。きっと。
そんなことは恋愛経験のほとんどない私でもわかります。

ただ…

ほぼ片思いしかなかった私の人生経験から見れば、ヒロインの志乃ちゃんの悩みはかわいくてモテるがためのもの。
一人は淋しいから、つい言い寄られるとそんなに好きでもなくてもつい付き合っちゃう。挙句の果ては二股?浮気?そして振られる???

ないですから。
言い寄られたこと、ないですから。
男にだらしなくなりたくてもなれませんから。
二股とか浮気とか、ありえないし万が一そういう場面になりそうでも不器用ゆえに直前で回避行動に出ます。無意識に。

遥かむか~しに、たった一度だけそれに似た場面に遭遇しましたが、(見合いの後、相手に返事をしていない時期に以前気になっていた人からアプローチされたこと。)瞬殺で断ってしまいました。
呆れられました。母とかに。
「試しに付き合ってみてから断ればいいのに~」って。
そうなんでしょうね。普通なら。
ですが、私的にはそれは二股で許せないんです。
めんどくさい性格です。だから、彼氏いない歴2×年だったのかな~(もう昔のことだからどうでもいいが)

だから、綾野さん扮する髭の京ちゃん(店長)が「君のことはすごく気になる(惹かれる)けれどあかり(同棲の彼女)と別れる気はないから」ときっちり断るのはうんうん、と共感。でも、だったら優しくするなよってのはあるが。

結局、志乃ちゃんは自分から誰かを好きになったことがなかったのかな。
京ちゃんに一目惚れしたのが初恋だったのでしょうか。実は、純で奥手だったということか。
それは京ちゃんも同じことで、結局志乃ちゃんと別れてからあかりともきっちり分かれて一人だったみたいですもんね。

なんだ、二人とも初めて人を好きになるってことを知ったってこと?大っ嫌いじゃないじゃん。大好きでしょ。
そこそこ年も食って恋愛経験も(肉体経験も)あって大人のようでいて実は初々しく見えるのは私だけ?

リアルでドロドロで屑でかっこ悪い恋愛物語じゃなくて、私にはかわいいラブストーリーに見えたのは、かわいい綾野さんのせいでしょうか。

結局、今回も綾野さんへの惚気だけの感想でした。


「ピースオブケイク」の前に「Gold」(ドラマ)も見たのですが、その感想はいずれ近いうちに。(たぶん)

Life その後

2016-09-20 18:36:05 | 綾野剛
またまた綾野さんの出ている作品の記事です。
もう全然、学びでも短歌でもないファンブログとさえ言えない…ともかくしょうもないお話なので、スルーしてくださいませ。

最近とみに記憶がやばいので、見た感想を書いておかないとすぐ忘れる。その時の気持ちをメモっておきたい、ただそれだけ。


ゆっくり、ゆっくりと呪文をかけているはずなのに、Lifeの後、結構見た気がする。
順不同になるかもですが、思いつくまま…

そこのみにて光り輝く
白雪姫姫殺人事件
シャニダールの花
クローズZERO II
シュアリー・サムデイ
渋谷   これから見る予定

コウノドリ
最高の離婚
新宿スワン(BeeTV)
目を閉じてギラギラ 視聴中
GOLD        視聴中


ああ…やっぱり見すぎですね。どう考えても、はい。
全部書いていると途方もなくなるので、とりあえず直近で見た二つの感想を軽く。


クローズZERO II

綾野さんのことを知る前だったら絶対見ない映画。
こういう暴力シーンの多い作品、とにかく苦手です。
韓国ドラマもけんかのシーン多くてね。そこがちょい苦手でした。
なんか、韓国の方は普通の人でもけんかが強くないと男じゃないっていう意識があるようで、かっこいいという設定の人は必ずけんかをして必ず勝つような気がする。そんなに沢山は見てませんけどね。
それはともかく…
こんな高校本当にあるんか?こんな高校生いるんか?って言ったらダメなんでしょうか?
想像もつかないです。
お話の世界なんでしょうかね。
私自身は超真面目な高校生活でしたので。
家と学校の往復のみの伝書鳩かいなという。(一応、山手線の中にある学校。まあ、都会です。)
勉強、部活、勉強、部活、みたいな感じです。ほぼ。

ですから、タバコ吸って、お酒飲んで、けんかして。勉強しないの?
なのに、どうして卒業できるの?
まあ、そういうお話ではないってことですね。はい。
綾野さんは、確かさんざん殴り合いをした後「あっつい。」ってたった一言のセリフだったような。
なのに、すごい存在感というか一人だけ別世界の人みたいな役でした。
アクションがすごく早いというか軽やかで汗臭くなく埃臭くなく爽やかな感じさえする美しい立ち回り。
いや、爽やかとは違うか…周りの暑苦しさとは対照的にそこだけが妙にひんやりとした空気が漂っているような…


シュアリー・サムディ

これも高校3年生とその3年後のお話し。
今どきの高校生ってこんなの?っていう感じはともかく…
綾野さんが歌ってました。
それだけで、それを見られて聞けただけで満足って…重症患者ですから。
それと、綾野さんの役は見つめただけで5秒で女の子が堕ちるというイケメン設定。
どう考えても正統派二枚目ではないと思うんですが、ちゃんと王子様っぽく撮られてました。
映像のマジック?でしょうか。かっこよかったです。はい。
この作品が公開されたのは2010年。
小栗旬監督作品ということでかなり宣伝されたとか。
私、全然知りませんでした。
どこの世界で生きてたのかと思いますね。ほんと。まあ、今でもそうですが。