ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇国民の声がストレートに届く政治を守りたい~鳩山首相有終の弁

2010-06-03 | 政治
> びっくりしました…Bro!
> 少し「うたた寝」していた間に,鳩山首相が辞意表明してしまいました!





小沢さんと調整に入って,予想された事ではありましたが…ね。
こんなに「すんなりと受け入れる」とは…
やはり,「覚悟」ができていたのですね,普天間問題を決断した際に!


> むしろ小沢幹事長の方が「寝耳に水」の展開ですよね!
> 鳩山首相との会談の際,終始「渋い表情」をしていた意味がやっと判りましたよ。

国民の声がストレートに届く政治を守る」ために,小沢さんまでを「道連れ」にする決意を
した事には驚きました,正直。
しかし,「国民の信頼を回復する」ためには,必要な決断ですよね,やはり。
タイミングが最も重要と考えていましたが…鮮烈な印象を受けました,今公表した事に!


> 「見事な引き際」と言うべきですか?

自民党の福田元首相が辞意表明した際にも書きましたが,タイミングが大切ですよ。
「今」決断する事が最も効果的でしょう…民主党への支持を繋ぎとめるためには!

> いつも鳩山さんに批判的なBroの言葉らしくないですね…今日は…?


もう批判する材料が無いでしょ?
今度は「鳩山内閣の功績」について,振り返るべき段階ですよね,むしろ。


> 事業仕分けとか,子供手当とか,8ヶ月の短期間の割には,結構いろいろありますけど,
> 大局的に見て,自民党主導の日本の政治の流れを変えた事なのでしょうね,客観的には。

政治史の様な大局観で言えばそうなりますが,「日本国首相 鳩山由紀夫」としての最大の貢献は,
やはり普天間基地移設問題での「辺野古移設案への苦渋の決断」だと思います。

> はぁ???
> 批判していたじゃないですか!Broは!


誤解しないで下さい!
私は普天間基地の問題において,「辺野古移設案」と言う結論を批判した事は無いです!
批判していたのは,その結論に至るまでの,鳩山首相の主導の仕方についてです。

> まさに今回の辞意表明に至った中核問題ではないですか!
> いったいどこを評価するのですか?この不手際の?


土壇場の決断」ですよ…「自民党の原案に戻す」という!


> 確かに「民主党の鳩山党首」として,断腸の決断を迫られた事は解りますが,元々
> 「県外移設案」は民主党が公約した事じゃないですか。自爆した訳ですよね,言わば。


今回の辞意表明演説で,沖縄県民だけが米軍基地への直接的な負担を強いられている現状について,
「『当たり前』じゃないだろ?」と,鳩山さんは涙目で訴えていましたよね…
これが,「政治家 鳩山由紀夫」の原点なのだろうなと感じました。
民主党が野党第一党であった,福田政権時代から,ずっと鳩山さんは「民主党の代表者」として
「政権批判」の正面に立っておられた訳ですが,今回の普天間問題の土壇場に臨んでは,やっと
「政治家」でもなく,「民主党党首」でもない,「日本国首相 鳩山由紀夫」としての「決断」をした
のだと思います。私が評価したいのは「この点」に尽きます。


今回の普天間問題の結論に対する評価としては,この論説も参照してみて下さい。

米国から負担軽減策を引き出した,普天間問題の悪くない決着

> Broには,鳩山首相の声が届いた訳ですかねぇ…今回の辞意表明演説で?

考えてみれば,我々が普天間の結論の是非について騒いでいた,ここ数日間にも,鳩山首相は,
韓国に飛び,中国の首相と会談し,宮崎県に行き,そして小沢さんと民主党の今後を調整していた
訳ですからね…
本当に「お疲れ様でした!」と言いたいです。今では…!



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