あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

長岡天満宮を参拝して、満開の「令和5年キリシマツツジ」を見てきました~

2023-05-10 16:26:35 | 京都へのお出かけ

今年は、久しぶりに長岡天満宮のキリシマツツジを楽しもうと思って、開花情報を時々チェックしていました。

やはり桜と同じく、例年よりも早い開花のようです。

4月中旬の満開の時を待って、ランチもティータイムも無し、

身軽なおひとり様は、さっと行ってお花だけ鑑賞してさっと帰ってきました。

 

阪急長岡天神駅から歩くこと数分、迷うことなく長岡天満宮に到着できます。

 

長岡天満宮 正面大鳥居

真っ赤なキリシマツツジが咲いています

圧巻

 

キリシマツツジ

樹高2.5mの深紅の花はちょうど人の背丈の上くらいまであり、

まさに満開の中を通って行きます。

 

正面大鳥居とキリシマツツジの参道

 

左右にも参道があります。

どこも見事なまでに咲き誇っています。

 

あまりの美しさに行ったり来たり何度したことか。

 

参道でずいぶん時間を取られてしまいました。

では、お参りに行きましょう。

社殿

菅原道真公が在原業平らと共に、詩歌管弦を楽しまれた地であり、

太宰府へ左遷される時に立ち寄られ、名残惜しまれた地でもあるそうです。

 

 

紅葉庭園「錦景苑」

平成19年に完成した紅葉庭園。

 

見事な青もみじがたくさん茂っていました。

勢いのある新緑もきれいですが、秋には紅葉が見たいものです。

 

下って行きましょう。

 

八条が池

 

会席料理 「錦水亭」

長岡市は筍が名産の地で、こちらの料亭も筍料理で有名です。

お部屋から八条が池とキリシマツツジを眺めながらの会食は素晴らしいです。

ずいぶん前に行って以来、もう一度訪れたいと願いながらもかなわず。

会席料理ですので、少々エクスペンシブです。

だから、めったに行けませんし、行くとなると勇気が要ります。

 

 

錦水亭前の藤棚

 

対岸からの「錦水亭」

 

もう一度満開のキリシマツツジを愛でてから帰りましょう。

 

それではまた~

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京町屋フレンチ「epice(エピス)」でランチ、御所見学&映画「わたしの幸せな結婚」を見ました~

2023-05-07 16:07:54 | 京都へのお出かけ

またまた広島へ帰省していてブログをお留守していました

最近は、月末から月初にかけて帰省することが多くなってきました。

実家に帰ると溜まっていた雑用を一気に済ますので、疲れがどっと出てしまいます。

おまけに今回は、岡山駅まで順調に運行していた新幹線に乗っていたのですが、

ちょうど広島駅での不審物発見の騒ぎにあい、岡山駅で2時間も足止め

帰省する前からお疲れでした。

そんなこんなでブログ記事が遅れた言い訳はこれくらいにして、

では~、溜まっていた記事UP、頑張ります。

 

先月、GW前のことです。

定例会などと呼んでいる数十年来の友人たちとの月一回のお出かけ日、

今回は京都御所の近くへランチに伺いました。

 

町屋フレンチ「epice(エピス)」

フルコースでもそんなにお高くなくコスパgood

それで美味しいのだから人気なのはうなずけます。

 

奥庭をぬけて離れへ

 

離れの個室

 

 

前菜

滋賀と大原の農家さんから仕入れる有機野菜だそうで、ほんと美味しいです。

 

新玉ねぎのスープ

 

パン

外はカリッ、中はしっとりして美味~

「お替りいかがですか?」

「はい」と全員即答しました。

 

フルコースですので、メインは二皿、お肉料理とお魚料理が出ますが、

お肉の苦手な私はどちらもお魚でお願いしました。

メイン一皿目 鯛のポワレ

 

メイン二皿目 海老

お味が一皿目とは打って変わって和風テイストでしたので、どちらも楽しめました。

 

コーヒー

 

ランチ後は、今出川御門から京都御苑へと入りました。

ずいぶん前は、御所を見学しようと思えば春と秋の公開日に行くか、

あるいは事前に見学申し込みをしないと行けなかったのですが、

予約も何もすることなく。御所内へと入ることができるようになっています。

そんな簡単に御所見学ができるようになってからは、まだ一度も行ったことがないので、

今回はぜひ行ってみようということになりました。

昔、あれだけ必死で大勢の見学者に混じって行っていたのに、

簡単に行けるようになったら、いつでも行けると思うのか、機会を逃してしまうのは世の常でしょうかね?

 

 

笹屋伊織 京都御苑店

ランチコースにはデザートを付けないで、こちらでスィーツをいただこうと予定していました。

が、残念。

お腹いっぱいで、とても入りません。

ちょっと前までは喜んで食べていたのに、お腹までシニア仕様になってしまいました。

次回、絶対リベンジします。

 

御所見学入口 清所門へ

 

新御車寄

大正天皇の即位の礼の折に、馬車に対応するために新設された玄関。

 

承明門から望む紫宸殿

 

建礼門

御所の正門。

かつて天皇はここから紫宸殿へ一度も土を踏まずに上がられたそうです。

 

それにしても、ほんとに外国人の方が多く訪れていました。

日本人の方が圧倒的に少ない。

 

紫宸殿

最も格式の高い正殿で、即位の礼など重要な儀式が行われます。

左近の桜、右近の橘が見えます。

 

清涼殿

天皇の日常のお住まい。

 

御池庭

州浜があり、そして飛石から舟に乗ります。

 

御池庭

欅橋が右手奥に見えます。

 

小御所、御学問所と蹴鞠の庭

 

御内庭へ

この門からの景色が絵画のようで美しいそうです。

新緑の時もそうですが、紅葉の頃はいかほどかと想像していました。

 

御内庭 土橋

 

それでは、バスに乗って河原町三条へ。

本日最後のイベント、映画鑑賞に向かいましょう。

 

映画「わたしの幸せな結婚」 MOVIX京都にて

ちょっと気恥ずかしいのですが、設定が大好きで2回目の鑑賞です。

(写真は、1回目に行った別の映画館にて撮影)

目黒連くん演じる清霞のシルバーロングヘアが風にたなびく様は、それはそれはステキでした

 

映画鑑賞後は軽めの夕食へ。

何しろ今日はおやつをいただいておりませんので、少々お腹がすきました。

映画館からすぐ近くのお店へ直行

サートーマスリプトン三条本店

海老と帆立のパスタグラタン

変わらず美味しい

 

ここも外国人の方が多かったです。

と言うよりも、もしかして私たち以外はすべて外国からのお客様

 

今回の定例会は、一日でも見どころ満載で二日分楽しんだ感じです。

皆が、そして家族が元気で何事もなく毎月会えますように。

 

それではまた~

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「神々の島、国境の島、はじめての壱岐・対馬」のツアーへ行ってきました~6,

2023-04-25 00:47:44 | 旅行

まだ寒さが残る早春の頃、対馬と壱岐へ行ってきました、の続きです。

 

3日目 午後

壱岐は麦焼酎発祥の地。

観光の途中で『壱岐の蔵酒蔵』へ寄って、試飲とお買い物をしました。

とってもキツイのかしら?そうだったら試飲でもムリだわと思っていたのですが、

ちょこっと試してみたら、なかなかマイルドでグッドでした。

 

次は、原の辻遺跡国王都復元公園へと向かいました。

とても楽しみにして来たところの一つです。

ここは、弥生時代の環濠集落で、「魏志倭人伝」に記された「一支国(いきこく)」の王都です。

弥生時代の遺跡は登呂遺跡や吉野ケ里遺跡が有名ですが、原の辻の知名度はもっと上がるように願います。

 

原の辻遺跡

広大な地に復元された建物が点在しています。

 

 

家の内部

ここは外国からの使節団の長の従者が寝泊まりする施設で、

内部を覗き込むと、遥か昔その当時を妄想して楽しい。

 

入口の門

古代、鳥は神の使いとされていて悪霊を払うと思われていました。

鳥居の原形ではないかと言われています。

「鳥が居る」→鳥居、なるほど~。

 

 

内部

 

 

使節団の倉

 

高床式倉庫

 

高床式倉庫

 

見張り台と竪穴式住居

 

ここがクニとして栄えていた弥生時代中期から後期というと、えっと~、いつ頃なのでしょう?

調べてみると、紀元前2世紀から紀元後3世紀のようですね。

「魏志倭人伝」は3世紀末に書かれています。

そんな大昔に、船着き場を造り、大陸と交流があり使節団を迎えているなんて、

実際に見渡してみると反対に信じられない気がします。

それほど集落は広大で立派なのです。

 

対馬・壱岐旅行の最後の立ち寄り先は、岳の辻展望台です。

 

岳の辻展望台

島内最高峰213メートルからの景色です。

壱岐は高い山がないので、ここは絶景スポット。

 

 

 

ここにも、のろし台(復元)

 

初めての対馬と壱岐でしたが、

たくさんの歴史を知り、胸が痛みそして感動した旅行でした。

今回は主要な地を駆け足でまわったツアーでしたが、

いつかゆっくりと来たいですね。

 

それではまた~

 

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「神々の島、国境の島、はじめての壱岐・対馬」のツアーへ行ってきました~5,壱岐、左京鼻、はらほげ地蔵、壱岐神社、少弐公園

2023-04-24 15:56:05 | 旅行

まだ寒さが残る早春の頃、対馬と壱岐へ行ってきました、の続きです。

 

3日目 朝

名残惜しいですが、対馬・厳原港から壱岐へと渡ります。

フェリーで2時間15分。

対馬と壱岐間でも思っていた以上に距離があるのですね、驚きました。

 

壱岐・芦辺港

壱岐の主な港は3港で、芦辺港は島の中央に位置します。

 

この日の夜には大阪へ戻るので、壱岐観光は南側を駆け足で廻ります。

フェリーターミナルからツアーバスに乗り、東側の海岸線を南へと向かいました

壱岐を代表する景勝地「左京鼻」は、断崖絶壁が約1㎞続きます。

 

左京鼻 観音柱

 

左京鼻

 

左京鼻・龍神神社

青い空、青い海に赤い鳥居の景色が美しい。

 

次に向かったのは、「はらほげ地蔵」

向かう前にガイドさんが言われたのは、

「大きなお地蔵様を想像して来られると思いますが、壱岐は小さな島、お地蔵さんも小さいです。」

そう言われて行ったので、思ったよりも大きかったです。

 

はらほげ地蔵

満潮になると胸まで浸かるお地蔵さん。

ここは海女の町、遭難した海女さんの供養のために祀られていると伝わっています。

 

ツアーバスはさらに東海岸線を南へ走ります

 

「日本のモンサンミッシェル」小島神社

干潮になると歩いて行ける神社で、小さく鳥居が写っています。

神秘のパワースポット、恋愛成就として人気なのだそうです。

 

3日目 お昼

少弐公園の近くのお店でランチです。

 

割烹 豊月

 

海鮮丼

何種類もの新鮮なお刺身が、こぼれんばかりのてんこ盛り。

壱岐の海の幸、堪能しました~

 

食後は、壱岐神社少弐公園を散策しました。

壱岐神社

 

本殿

元寇の弘安の役にわずか19歳で壱岐を守るため奮戦された少弐資時(しょうにすけとき)公

そして部下とともに祀られています。

 

裏手の少弐公園へ

元寇、弘安の役古戦場

壊滅的な打撃を受け、生き残った島民はわずか2桁の人数だったそうです。

 

この海が壮烈な戦いの場となったのですね。

軍船4,400艘、14万人の軍隊で襲ってきました。

凄まじい。

 

時代はぐっとさかのぼり、大和時代へ。

のろし台 復元

大和朝廷が百済を助けるために戦った白村江の戦の敗戦後、

新羅と唐の侵略を恐れ防人とのろし台を置きました。

 

対馬で少しは頭に入った歴史ですが、まだまだ知らないことばかりです。

学校の歴史の時間に年号も習いました、名前も言葉も知っています。

でも、それだけではわからない壮絶な歴史がありました。

 

次回へ続く

それではまた~

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「神々の島、国境の島、はじめての壱岐・対馬」のツアーへ行ってきました~4,上見坂公園、椎根の石屋根、小茂田浜神社、対玄

2023-04-22 18:36:12 | 旅行

まだ寒さが残る早春の頃、対馬と壱岐へ行ってきました、の続きです。

 

2日目 午後

島の中央の方まで行ったのですが、ランチ後はまた南へとツアーバスは走ります。

最初に島に到着した対馬一の繫華街、厳原の近くへと戻ってきました。

 

上見坂公園(堡塁跡)

白嶽や浅茅湾を一望できる公園と、

奥には、明治時代に日露戦争に備えて建造された堡塁跡があります。

 

展望台から

 

白嶽

遠くからでもひと際雄姿が目に留まるこの山は、九州百名山の一つだそうです。

 

遊歩道を奥へと進んで行きましょう。

堡塁跡が現れます。

砲兵詰所跡

明治時代中頃、対馬の山々には日本艦隊の砲台が築かれたそうです。

ここ一帯は、元寇の古戦場小茂田浜からのロシア兵侵入を想定しての堡塁。

しかし、詰所と言われても想像がつかなくて、ここでいったいどのように詰めていたのでしょう?

 

 

兵舎跡

まるでジブリの世界です。

軍事遺産は見たいのですが、覗いてみましたが少し怖い。

 

砲台跡

 

練兵場跡

 

大陸に近く、侵略があればまず最初に対馬にやってきます。

太古の昔からずっと国防最前線なんだと実感できた場所でした。

 

もう少し明治期のお話を聞きました。

東郷平八郎がいわゆる『東郷ターン』で世界最強のバルチック艦隊を破った有名な戦い、

日本海海戦ですね、知っています。

でも、英語表記だと Battle of Tsushima  なのだそうです。

そうですか、対馬沖で行われた海戦だったのですか。 あ~、知らないことだらけ

 

次に向かったのは、明治からさかのぼること数百年、

鎌倉末期の元寇が襲来した海岸線です。

元寇?…「神風」が吹いて撃退できたはずでは?

対馬にも壱岐にも「神風」は吹かなくて、吹いたのは九州本土、太宰府だけだったそうです。

知りませんでした

今まで知らなくて、ほんとうに申し訳ない気がしました。

案内してくださった方曰く、

「元寇によってまず対馬がぼっこぼこ、次に壱岐がまたぼっこぼこにされ、

そして次に向かった九州でやっと神風が吹いたのです。

きっと皆さまは『元寇は神風が吹いて退散した』としか習われてないでしょう?」

そうです、その通りです。

「ぼっこぼこ」という言葉が胸に突き刺さってきました。

 

やっと知った歴史の真実を思いながら、その古戦場へと行きました。

 

小茂田浜神社 一の鳥居

この神社は、1274年の蒙古襲来の時に戦死した宗助国(そうすけくに)と将兵が祀られています。

 

守護代 宗助国公

蒙古軍3万、軍船900艘。

対して宗助国は将兵わずか80余騎。

なんと惨い…

 

小茂田浜神社

 

 

元寇700年の碑がありました。

島民にとって、何百年経っても忘れることはできないでしょう。

 

小茂田浜海浜公園

今は静かで穏やかな浜辺ですが、

ここの海に、900艘もの蒙古船が押し寄せて来たと想像するだけで恐ろしい。

 

ツアーバスに戻り、次に向かったのは、椎根の石屋根倉庫。

対馬でしか見られない板状の石で屋根を葺いた高床式の建物です。

 

石屋根倉庫

石屋根は倉庫にだけ使い、人が住む主屋にはこの石屋根は用いられていません。

大切な米や麦、食料などを火災の火の粉から守るためではないか言われています。

対馬は人口に対して平野が少なく、食料を確保するのが難しかったようです。

これも先人の知恵からでしょうね。

 

石屋根

ほんと、石ですね。

 

2日目 夕食

連泊ですので、厳原の東横インに帰ってきました。

歩いていけるところに、たくさん居酒屋や料理屋さんがありました。

 

対玄(たいげん)

ご主人自らが釣った魚を提供されるお店のようです。

フラッと寄ってみたら、観光客だけでなく地元の人もいっぱいで満席でした。

帰ろうとしたら、お席のある同じツアーの方のご厚意で同席させていただきました。

 

お刺身舟盛り

プリプリ、新鮮、とっても美味しいです

 

他のお料理も美味しかったのですが、同席の方がいらしたので写真は遠慮しました。

 

昨日今日と対馬の歴史を教えていただき、

なんて知らないことが多かったのかと反省しつつ、もう一度思い出していました。

古に思いを馳せながら眠りにつきます。

 

次回へ続く

それではまた~

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