月一回の数十年来の友人たちとのお出かけ日、
今月は南禅寺界隈へやって来ました。
本来の目的地は南禅寺塔頭、金地院の拝観です。
でも、その前にランチランチ
一休.comでお得プランをget出来た 湯豆腐 料庭 八千代へ行きました。
旅館 八千代
格式ある立派な門構えです が、料庭の玄関はお隣です。
湯豆腐 料庭 八千代
趣のある日本庭園を眺めながらのお食事。
ラッキーにも、ちょうどこちらの前のお席を取ってありました。
店内
湯豆腐 竹の膳
この写真は2人前で、思ったよりボリューミーでしたよ。
そして、本日のメインイベント、金地院へ
地下鉄の蹴上駅から南禅寺の方へ歩いていると、「東照宮」と目に留まるお寺がありました。
長い間、フシギだなぁ~と思いながらも、横目に見て通り過ぎていましたが、
少し前にやっと理由がわかりました。 と言うか、結び付きました。
今更? はい、知らないことが多くって
徳川家康のブレーン、「黒衣の宰相」と呼ばれた金地院崇伝の住まう寺。
武家諸法度や禁中並公家諸法度を立案、さらにさらに方広寺の鐘銘事件を考えた人とか。
金地院へ
小雨降る真冬の寒さの中での拝観です。
拝観受付を通り中へ。
ね、「拝観」の字の上に「東照宮」とあるでしょ。
ずっと気になっていましたが…
明智門を通り東照宮の方へ。
明智光秀が母の菩提のために大徳寺に寄進したものを移す。
こんな所に明智門~?さらに疑惑が深まる~
光秀=天海説が頭の中をぐるぐる
東照宮への参道
遠くに鳥居が見えます。
小雨が降っていたのですが、1つ良いことがありました。
苔がビロードのように輝いてとても美しかったのです
雨上がりの苔は一段と美しく
東照宮の門
大小瓦という瓦に葵の御紋が、それはそれはたくさんありました。
創建当時は、黒漆に極彩色の彫刻で、
日光東照宮に比すべきものであったそうです。
開山堂
徳川家康のブレーン、金地院崇伝を祀っています。
方丈
家光公が来られることを想定して建てられた立派なお部屋もあります。
ただし、願い敵わず。
方丈の鶴亀庭園
鶴と遥拝石があり、奥には微かに東照宮が見えます。
鶴と亀が一度に撮れないほど広いです。
徳川家の繁栄を願い、常緑樹だけの庭。
こちらは亀、鶴と向き合っています。
昨年、仲良し同期生Iちゃんから借りて読んだ「花と火の帝」で金地院崇伝が出てきます。
後水尾天皇方が主役なので、つまりは敵方です。
境内を歩きながら、あれこれと妄想モードに突入です。
崇伝のみならず、明智門が出てきたために天海までが頭の中で入り乱れ、
ほとんどミステリー小説状態。
ほんとに素人なので、知らない事、間違って覚えている事など多々ありますが、
こういう時ってとっても楽しい
そろそろおやつタイム、食欲に妄想は打ち破られました。
京都市バス一日乗車券で茶寮宝泉へ行きましょう。
それではまた~