いつも魅力的な企画展が開催される美術館「えき」
今回も招待券を頂いて行ってきました。
婦人画報創刊115周年記念特別展
婦人画報と京都
つなぎ、つたえる「人」と「家」
「代々が守り、代々が手掛けてきた、美しきもの」
伝統を受け継いできた名家の作品を見られます。
ほ~
気後れしそうな名前がすら~っと並んでいます。
代々の樂家の黒樂、赤樂の茶碗が並んでいます。
初心者の域から出ませんが、茶道を習っているので茶道具は興味深いです。
塗師の中村宗哲さんのお棗も拝見しました。
お稽古の拝見の時の問答で、「当代宗哲でございます」と言わせて頂いているので、
出会えてなんだか嬉しくなりました。
千家の茶杓も、同じく。
「坐忘斎お家元でございます」って、いつも返答しております。
また、都おどりや温習会へ行かせて頂いていますし、能をされている友人もいるので、
井上家もじっくりと拝見。
温習会の時、井上八千代さんが入り口でお客様を出迎えてらしたな~、
などど思いながら。
冷泉家の前はよく通ったな~と懐かしみ、絹の百人一首かるたを拝見。
ん?絹のかるた
紙ではないのもあるのですね。
上村家の日本画は松柏美術館へ行ったな~、近くの和菓子屋さんが美味しかったな~。
いろいろと想像しながら見て回っていました。
しかし、婦人画報、凄いですね~
創刊115年も立派ですが、
戦時中も廃刊することなく続いていたなんて驚きです
編集者の努力はどれほどのものだったのでしょうか、想像もつきません。
美術館へのアプローチには歴代表紙展がありました。
創刊号から現在に至るまでの婦人画報の表紙がずらり
圧巻です
創刊から大正期
ミュシャっぽい絵が創刊号ですね。
大正後期~昭和初期
昭和初期~昭和10年代前半
昭和10年代前半~終戦
戦争中はやはり暗い感じですね。
紙質も良くないようです。
少しとばして…
昭和36年~平成21年
馴染みのある表紙になってきました。
懐かしい、若かりし頃の有名女優さんばかり
そして現在へ
脈々と続いている伝統の美、技、人々の思い。
感動しました
それではまた~