自粛解除になってから、毎月一回「大人の遠足」と名付けまして、
同窓会の有志数人の方々と各地の寺社へ赴いております。
今回は北摂、茨木市立キリシタン遺物博物館へ行ってきました。
日本に初めてキリスト教を伝えたのは誰でしょうか?
はい、もちろん答えられます。
宣教師フランシスコ・ザビエルです。
そして、ほとんどの人がザビエルの顔を思い浮かべることができるのではないでしょうか
教科書に載っていた、あの肖像画、強烈に覚えています。
では、
その肖像画はどこで発見されたでしょうか?
な、なんと、茨木市の山あいの千提寺地区の民家で、1920年に発見されました。
そこに小さな博物館があります。
肖像画が見つかって100年になるのを記念して精密なレプリカを市が制作し、
その企画展「ザビエル・ストーリー」で公開されているので行ってきました。
JR茨木から、1時間に1本しかないバスに乗って約45分で最寄りのバス停に着きます
ちょっとアクセスが悪いけど、なんのその。
千提寺地区に着きました~
最寄りのバス停「千提寺口」
のどかな田園風景が広がります。
バス停横のMAPをしっかり確認
が、ここからショートカットの山道を進みます
薄暗いんですが大丈夫かなぁ~、年取ってるけど女性なんですが~
うん、天気もいいし大丈夫
うん、数人で行くから大丈夫
この道、「ギッソ道」と言うそうです。
ギッソ道…ポルトガル語で隠れ道、信者の道との意味のようです。
いよいよ隠れキリシタンの里へ入っていく感が増してきましたね。
ちょっと細い道だけど、大丈夫、たぶん
下りになりました。前方にはお連れさん。
ほっ、ほぼ到着
舗装された道路もあるのですが、あえて山道「ギッソ道」を選びました。
近道だから、と言う理由もあるのですが、
隠れキリシタンの里へ行くのですから、
かつて通ったかもしれない隠れ里への山道を歩いて、当時を想像してみたかったのです。
到着~
石碑には「北摂キリシタン遺物発見最初の家」
肖像画が見つかった東さんのお家
1920年、こちらのお家にある「開けずの櫃」を開封し発見。
茨木市立キリシタン遺物博物館
「ザビエル・ストーリー」ポスター
博物館内は写真禁止
実物の「開けずの櫃」や関連資料などが展示されていました。
小さな博物館ですし、コロナの影響で滞在は短時間です。
帰りのバスまで、まだ時間があるので、
隠れキリシタンの里だった地区を少し散策しました
「愛と光の家」と高山右近像
カトリックの施設のようです。
帰りはバス停まで舗装道路の方を歩いてみました
田畑は実り、彼岸花がたくさん咲いていました。
収穫も間近です。
遅くなりましたが、JR茨木へ下りてきてランチです。
カフェ「ぶいえいと」
駅徒歩1分
休憩なしでずっとお食事の提供がある有り難いカフェ
カツサンド
サーモンサンド
ごぼうサラダサンド
たまごサンド
これで終わりじゃ~ありません。
食後にはデザートが必須です
チーズケーキ
行ってみたかった所へ行くことができて、嬉しかったです。
それではまた~