日常の何気ない話で「藤」の話がでました。
特に野性の藤は、他の木に巻きつきながら四方八方に
光を求めて上へ上へと伸びてゆくのだそうです。
時には巻き付いた大木をへし折ってしまうくらいに。
あの優雅な藤の花からは想像もできないくらいのワイルドだぜ~。 ちょっと古い
藤の花がとても美しいので、そちらばかりに気を取られていたのですが、
ひぇ~~~、なかなか恐ろしいのですね。
今回、奈良での講演会へ行くこともあり、その前に春日大社で藤の木と枝を見ることになりました。
ラッキーなことに、その講演会の講師をされる先輩の案内で巡ります。
春日大社へは表参道からではなく、水谷九社の方から行きます。
こちらから行くのは初めてで、
何度となく行っている春日大社も、実は全然知らないのだと知りました
水谷神社へ
水谷神社
檜皮葺きからも、格式が高いのだとわかります。
イブキの巨木の中から杉の木が…不思議
さてさて、藤です藤
確かに、グルグル巻き付いて伸びています。
いったん藤は置いといて、美しい春日大社を堪能。
春日大社 参拝所
本殿は4つ、4柱の神様がおわします。
三殿、四殿のお子様である若宮様は若宮に。
杉の巨木
藤浪之屋
右手を入ると、万燈籠が再現されています。
御葢山浮雲峰遥拝所
御葢山の頂上に鹿島から白い鹿に乗って、タケミカヅチの尊さまがこられたそうです。
少しずつ分かってきました…きたような…そうでもないような
春日大社が斜めに建っているのは、神の領域なので、
山の稜線のまま、自然のまま建てたからだそうです。
フジ、藤も見なくてはいけません。
人の手を加えて、美しい花を咲かす藤へ。
野性の藤の方は、さらにグルグル巻き付いて。
へ~、
なるほど~
そんな言葉ばかり発していた春日大社の藤巡りでした。
そろそろお腹も空いてきました。
ランチタイムは次回へ続く
それではまた~