「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。
読書が大好きで、という訳でもないのですが、
はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです
1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。
シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、
ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず有難く読んでいます。
今回はどちらも図書館で借りた本です。
一冊目は石田純郎著「世界の美しい病院ーその歴史」
写真もたくさん載っていて、それを見るのも楽しいと思って借りました。
石田純郎著「世界の美しい病院ーその歴史」
観光客も滅多に行かない、ガイドブックにも載らないけれど、
世界には歴史ある美しい建物の病院がたくさんあるようです。
今も現役だったり、文化財として見学できる施設もあるのですね。
え~、病棟の本?って思われるかもしれませんが、
バルセロナに行った時に、とても見事な建築の美しい病院を見かけました。
しかも現役で市民の皆さんが通われていたのに驚きました。
あまりの美しさに、お見舞いのふりして入って行って見学したいくらいでした。
まわりは、ガウディの建築群がいっぱいで街中博物館のような煌びやかな中、
病院なのですが、そこにしっくり収まっているのです。
そのことが印象に残っていて、この本を見た時に借りてみたいと即座に思ったのです。
世界の美しい病院は、それこそ世界中にあるのですが、
せっかく行ったことのある都市でも、ガイドブックにも載っていなければ素人は素通りしているだけです。
カンボジアのアンコール・ワットへの王道沿いにあったようですし、
ローテンブルクにもニュルンベルクにも、ザルツブルクにもあるようです。
行ったことのある都市なのですが、全然気付かなくて残念です。
でも、唯一写真に撮っていた所がありました。
ローテンブルク シュピタール門とシュピタール棟
シュピタールとは困窮者収容所という意味なのだそうです。
私は両脇の棟が病院とは知る由もなく、関心は門の中へ入って行くことでした。
中は城壁に通じていて、要塞(シュピタール・バスタイ)の様子が残っていました。
大砲もありました。
日本国内にも、美しい病院が数か所残っているそうです。
和歌山にある華岡青洲の春林軒や、他に津山、倉敷にもあるようで、これらは近い方なので行けそうです。
台湾の台中にある宮原眼科は、とても行ってみたかったカフェ。
友人は行ったことがあって、ステキだったそうです。
お嬢さんが台湾在住の友人もいるので、海外へ行けるようになれば一緒に行きたいのですが、
まだ当分ムリですね。
だから、本を借りて、世界の美しい病院の写真を夢見心地で眺めています。
学術的なことはさっぱりわかりませんから、著者の先生には申し訳ないのですが、
でも、自分の写真を探したり、旅行ブックを見たりして楽しませていただきました。
2冊目は、ついに5巻まできました吉川英治著「三国志」
吉川英治著「三国志ー五、孔明の巻」
ついに諸葛亮孔明が登場する巻まで読み進めることができました。
馴染み深い話がたくさん出てきます。
五巻なのに、この本、結構傷んでいます。
それほど皆さんが借りられて人気だったのでしょう。
でも、今さら読もうという人が少ないのか、待ち人数は全くないですし、延長もできます。
どの巻も楽々借りられます
が、
話が長すぎて、ちょっと読むのがしんどくなってきました。
そろそろ限界かな?
今回も読破ならず、になりそうな予感。
それではまた~