あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

サーロー節子さんのドキュメンタリー映画を見てきました~

2021-04-25 16:20:43 | 大阪支部

まだ緊急事態宣言が発令されていない先週、

京都シネマにて上映中のサーロー節子さんのドキュメンタリー映画を見てきました。

サーロー節子さんは、長年、核兵器廃絶運動に尽くしてこられた広島女学院の同窓生、大先輩です。

2017年12月、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞の際には、

受賞スピーチをされました。

この映画は、サーローさんの生い立ち、そして壮絶な被爆体験、

そこからカナダへ渡っての反核運動、ICANのノーベル平和賞受賞までの道のりを描いています。

プロデューサーの竹内道さんも同じく広島女学院の同窓生で、被爆2世です。

竹内さんのおじい様が、原爆投下当時、日赤病院の院長先生であったことや、

お母様との関係をオーバーラップしながら映画は進んでいきます。

 

ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに

 

 

広島では、核兵器禁止条約が発効する1月22日から八丁座で先行上映されました。

関西でも上映されることを願っていましたら、

全国上映が決定し、順次公開されることになりました。

しかし、なんと公開1週間で緊急事態宣言が出されてしまいました。

単館映画館、ミニシアターでの上映ですので、休業はされていませんが、

自粛、自粛と言われていては行きにくいと思います。

でも、少しでもたくさんの方に見ていただきたいです。

 

被爆のこと、核兵器廃絶のことなど、知ってはいるけれど、なんの力にもなってこなかった…

私も含めて、そう話される方は多いです。

でも、サーローさんはおっしゃいました。

「少しでもいいのです、知って、そして伝える、それだけでいいのです。」と。

先日、ミャンマーの知人と話す機会があって、情勢を心配していると、

「現状を知ってもらいたい。それだけでいいのです。」

同じように言われていました。

大きなことはできませんが、知ることならできます。

小さな砂粒も、集まれば砂漠になりますものね。

 

それではまた~


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