お客様

2011年07月21日 | Weblog
台風の日、電車が止まったので仕事を休んで家にいました。

お昼過ぎ、本でも読もうとクッションに寄りかかったら
呪文をかけられたように睡魔に襲われました。

私は本を読みたいのよ、しかもこのまま寝たらお腹が冷えちゃう、と睡魔に抵抗しながらも
うとうと寝るか寝ないかの境目を彷徨っていたら。。。

誰もいない家の中に人の気配

玄関は鍵かかってるから入れないはず。

でも間違いなく家の中を歩いてる。
足摺の音と何かが床を滑る音がするし!

誰よ~

と思って振り返ろうとしたら、金縛りで動かず

足音は近づいてきて、頭の上で止まりました。

絶対に誰かいる
座敷童か?!

目は半開きだったのに体が動かなくて見られない。

しばらく黙って頭の上にいたその人はたった一言、
ひらがな三文字の言葉を言ってすっと気配を消しました。

いなくなった瞬間に金縛りは解けて、すぐに振り返ってみたけど誰もいるはずもなく・・・。
座敷童かと思ったけど、子供じゃなかった。声が低かったから。

いったい誰が何を言いにきたのか?
言い残した言葉が何だったのかすごく気になる

しばらく泥のように体が重くて頭はぼーっとしてました。

でもお客様は悪い人じゃなかったです。怖くなかったから。

もしかしたら朝からいたのかもしれない。
台所に向かっているとき、窓方面から後ろをかすめて通り過ぎた何かがいました。
目の端っこにも何かの残像が映ったし。

夕方までお香を焚いてみましたが、何の変化もありませんでした。

何だったんだろう。

しばらくはその意味を考えながら、注意して生活しようと思います。

夜寝る時も、大勢の話し声が聞こえたんだよねー。
ざわざわとうるさいくらいに。

何かが動き出しているのかな。。。