鮎太郎のラストファイト

 鮎釣りを始めてから36年が過ぎました。
北は新潟、南は熊本まで機会がある度に遠征しています。
今期も行くぞー!!

2017 9月30日(土) 納竿の日に今期最高の釣果

2017-09-30 21:46:29 | 釣り

  釣行回数  13日目
 場所  和歌山県 有田川 粟生 & オオセ

 時間     10時30分~15時30分 (実釣時間=4時間30分)
 仕掛      竿   がま鮎 FINE SPECIAL Ⅲ 引抜急瀬 9m
              (ソリッド穂先 中調)
 水中糸     ナイロン 0.175 & メタブリッド 0.1 
 針        一角 6.0 & 7.0 & バレン 7.0 4本錨 
 天候        晴れ 温度 25℃ 水温 ?℃ 
 水況     粟生 濁りなし オオセ 濃い笹濁り 平水
 釣果     12cm~20cm 26尾 (時速 5.8尾) 累計 183尾

 昨日の日置川のヤナを見て、今期も終盤まじかになった模様を強く感じました。
8時前に殿の館を訪れ、1時間余りを鮎談義(その他 よもやま話)で過ごさせてもらいました。
「お世話になりました。来期もよろしくお願いします。」と、挨拶を済ませて『国魚王国』
へと向かいました。
店主や顔見知りの釣り師にも挨拶して、オトリ鮎を持って『粟生』のGSへと走りました。
ここでも又々よもやま話。 10時過ぎに店の下に入り30分余りを費やした後に、ガガーッ
キューン と粟生では珍しい引きに合いました。岩場の多い場所で 0.175の糸は
こすれば切れる細さです。慎重に追いかけ玉網に引きずり寄せました。20㎝の良型。
ここで続けるか迷ったあげく、200m上流の今日の目的地へ移動しました。
20㎝に鼻カンを通して送り出すと、竿分を行く間 キラっと光った後にクルクルと下り
出しました。玉網に収まると16㎝の小型。 これからが入れ掛かりの始まりです。
本日の釣り場は、いつもなら左岸から岩の密集している右岸を狙って釣る場所ですが、
岩の間に立って左岸にオトリを送りました。砂地の多い左岸ですが大岩が沈んで、いつもは
立っている場所へ次々に向かわせました。 適度なスピードで上って行くとたちまちキューン
と、又 掛からずに上り詰めてオトリ鮎を止めるとたちまちキューンの連続でした。
花園で釣っている鮎友から電話があり、「下へ降りるなら何処?」 「12時からオオセ」
しかし、粟生ではペースは止まず、12時半を過ぎていました。
ペースが止まった様子なので『オオセ』にと向かいました。

 『オオセ』は、東川橋のすぐ下流の分流している左岸の細い短い瀬。瀬は長いのですが
取り込むのは100m程追いかけねばなりません。 結局、竿を出せるのは30mほどです。
竿抜けの様子で、小型ながら8尾の入れ掛かり。 流心の向こう側を泳がせるとガーン・・
しかし、向かい岸の枝に掛かるのは時間の問題です。 ここで下流のトロ場へ移動しました。
が、これが間違い。3時を過ぎると ピターッ! 30分余りが徒労におわりました。

 このあたりで良いだろう。自覚してEND。 今期の竿収めとなりました。
ちなみに、粟生での釣果は2時間で18尾。オオセで2時間半で8尾の結果でした。

       
  粟生GS前から下流を望む     上流部の岩倉橋を望む       オオセの吊り橋跡

       
  釣り人はいなくなった        今日の釣果           今日一 20㎝



2017 9月29日(金) あの引き(日置)をもう一度

2017-09-30 21:36:48 | 釣り

  釣行回数  12日目
 場所  和歌山県 日置川 ワルゴケ & 安居

 時間     8時00分~17時00分 (実釣時間=8時間)
 仕掛      竿   がま鮎 FINE SPECIAL Ⅲ 引抜急瀬 9m
              (ソリッド穂先 中調)
 水中糸     メタブリッド 0.1 & ナイロン 0.3
 針        一角 7.0 & Ⅴ5 7.0 4本錨 
 天候        晴れ 温度 26℃ 水温 ?℃ 
 水況     濁りなし 減水 (先日よりー10㎝)
 釣果     17cm~21cm 20尾 (時速 2.5尾) 累計 157尾

 後 何日釣行出来るかと言う処ですが、日置川の下流部ではヤナを張っているのが
見えました。この日曜日あたりにはあちこちで張られる事でしょう。

 午前8時前、何年かぶりで『ワルゴケ』に入りました。上流部の『高瀬』からの
流れ込みが少ない様に思えました。
先行者の2名の下流部に入った瀬肩のトロ場でオトリ鮎はグングン泳いでいるものの
1時間も音沙汰は有りません。業を煮やして右岸の深場に向かいました。角張った
岩が沈んでいる間にオトリが入ると、間もなくキューンと1尾目がやっと来ました。
下手から別のお2人さんが寄って来られて下がれなくなり、ここだけで2時間ほどで
8尾が掛かりました。元の瀬肩に戻って2尾を掛けて昼食タイム。
監視員が回って来られて 「昼からは追い出しますよ!」との言葉で1時半まで
頑張ったものの追い気は全く有りませんでした。

 『安居』に移動し、竿を出しますが、先日より 10㎝は減水していました。
前回、舟を掛けていた岩が顔を出していたのです。
同じ左岸のへチに狙いを定めてオトリを近づけると、ガーン キューンと待望の
当りです。元気な18㎝。4尾程で掛かりが無くなると下流部へ移動して3尾を追加。
この時点で4時近くになって山の影が近づいて来ました。
瀬の中に立ち込んで19尾まで来ました。後 1尾で20尾・・・
最後の1尾が来たのは5時少し前。 後、元気なオトリでも続きませんでした。
今回も安居の左岸で楽しい引きを味わあせてもらいました。

       
   ワルゴケのメイン釣り場       上流部は高瀬           安居の夕暮れ

       
  釣果                太平洋の夕暮れ          日置川温泉リバージュ


 日置川のボウズハゼに思いました。 ちょっと動かないな?? と感じると必ず
ゴリ(ボウズハゼ)が掛かっているのです。その都度、食い込んだ針を外すのに
どれだけ時間が掛かることやら・・・
以前、年寄りの釣り師がへたり込んで中々釣り出さない光景を見て 「どんくさい!」
と腹の中で思っていました。しかし、わが身がその年になって思いました。
ゴリが絡まって直そうとすると、外すか鼻カン周りを取り換えるかである。
いずれにしても、糸が見えないのです。老眼鏡もポケットに入っているのですが、
出すまでもないと、ついついそのままで時間ばかり過ぎるのです。
今まで 「どんくさい!」と思っていてごめんなさい。

 20数尾の鮎は、宅急便の事務所で友達に送って、国道を田辺方面へ・・
間もなく道の駅『志原海岸』を過ぎて、『日置川温泉 リバージュ』に到着。太平洋の
夕焼けを見ながらの入浴は珠玉のひと時であります。
気持ちの良いアユの引きを思い出しながらの温泉。 幸せ!!