紫陽花記

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別館★写真と俳句「めいちゃところ」

★13 発達障害の友

2023-07-22 07:19:46 | 「とある日のこと」2023年度


発達障害という言葉は知っていたが、友の一人がそれに当てはまるかもしれないと思うようになった。
「対人コミュニケーション」が上手くできない感じ。ある瞬間に攻撃的になるスイッチが入ってしまう。本人はその障害に振り回され、その場にいた私などは、恐怖と悲しみと辛さで、その場を離れたくなる。以前から、感じていたコトだが、本人は勿論、付き合っていた私たちにも理解できないコトだった。

このコトは、生まれながらの障害であるようだが、本人も、また育てた両親も、兄や妹も理解できないまま大人になって、老年期になった現在でも苦しんでいる様子。

もう少し早いうちにそのコトに気づいていたら、カウンセリングなどを受けて、少しでも楽に、暮らせるようになったかもしれない。

私は、それに気づき、その障害の「対人コミュニケーション」不足に、恐れをなしてしまっている。何とかしたいと思いながら、電話する気力もなく、安らぎの時間を持たせてやりたいと思いながら、ここ二年近く、顔を見ないで過ごしてしまった。心残りの一つになっている。この友に、今一度会い、今一度、笑顔を見たいと思っている。

「発達障害」には、様々な症状があるようだ。
以下は、あるネット上の記事からお借りした情報には、
「発達障害とは、生まれつきの脳の障害のために言葉の発達が遅い、対人関係をうまく築くことができない、特定分野の勉学が極端に苦手、落ち着きがない、集団生活が苦手、といった症状が現れる精神障害の総称です。症状の現れ方は発達障害のタイプによって大きく異なり、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害、などさまざまな障害が含まれます。」
とある。



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