あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

本当の指揮官がいない!

2011-04-05 09:23:37 | 日記
「東日本大震災対処で指揮官が1人必要だ!」…NY市長
 =今の指揮官は不適格ということ!!
(2011年4月3日00時49分 読売新聞)
指揮官が1人必要…東日本大震災対処でNY市長
読売新聞と会見するジュリアーニ前ニューヨーク市長(1日、ニューヨークで)
【ニューヨーク=吉形祐司】2001年の米同時テロの際、ニューヨークで陣頭指揮を執ったルドルフ・ジュリアーニ前市長(66)は1日、読売新聞と会見し、東日本大震災への対処について、「指揮官が1人必要だ。すべての指令はその人が出し、情報も1か所に集まるべきだ」と述べ、国家的危機を乗り切る強力な指導力が重要だとの考えを強調した。
 指揮官については、「首相でもいいが、首相が任命してもいい。有能な人材をすぐ集められる官僚機構から選ぶべきだ」と指摘。その上で、「私なら、『被災者対応』と『(放射能汚染などの)被害拡大防止』を担う二つの指揮系統を作る」と語った。
 ジュリアーニ氏はまた、「被災を通じ、日本人は、より素晴らしく、強くなると信じている」と、被災地復興への期待を表明した。
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 指揮官が一言「全責任は自分が取る」があれば、部下達はどれだけ元気が出て対応を積極的にできるかです。
これが指揮官の本当の意味です。
この一言がないのは、責任のなすり合いが始まり対応は不調になり、不安・不信が増大します。
想定はあくまで人間がすることです。絶対安全の絶対を使うのはうそになります。
津波で浸水した地下!の発電機が使えなくなり、外部の非常電源が必要なのに、首相の現場視察で対応が遅れたみたいだ。
冷却が遅れたために、大量の水素が発生し、なんらかの原因で爆発したようです。
また、発生した水素を処理する構造にもなっていません。
冷やせば必要ないから、外部に水素を排出する機能はないと思われます。
いやあるはずですが、放出すれば、放射能をまき散らしますから、出せません。
(絶対安全と宣言していたから外部に出せません。非常事態だから出しますといえるのは総理です。)
放出していたら小さな被害で終わっていた。これが、初動ミス。
設計の不備があったとしても、冷却ポンプを動かす電源の対応をすれば、被害拡大はなかったと思います。
最初の対応の遅れで、2次3次と被害が拡大してきました。
全ては、責任を取りたくない姿勢が被害を拡大するのです。
責任をとらないトップの下で働くのは悲劇です。特に国のトップにその資質がないと、
国民は悲劇です。マスコミはそういう人を選んだのだから、悲しいことです。
国難である理由の一つが、「トップが無責任体質である」ことから容易に推定できるのです。
総理の履歴をみれば、市民(小さな被害=家計の赤字)には責任をとるが、国民(大規模被害=放射能汚染)には取らない姿勢でしたね。
悲しいかな、痛い目に合わなければわからないことです。
これで国民は目覚めるでしょう。
しかし、市民のままの人は、まだ支持しています。
コメント
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