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箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」㉝ 自分は、誰かの人生にお役に立っただろうか。
コメント
未成年とは、奪う愛に生きる時期である。食事を与えられ、衣服を与えられ、知識を与えられ、人間同士の付き合い方=相手への思いやりを教えられる時期である。社会人になっても自分作りで精一杯であろう。
つまり初心者が与える愛に生きるには、まず人の役に立つことから始めるのがよかろう。結果が良ければ、相手の喜ぶ顔が見られるでしょう。よかろうと思ってした行為でも、迷惑そうな顔をしたら、自己中の自分を発見するでしょう。
相手の欲を満たす行動は、親切なようで悪の助長になります。相手の欲ではなく、相手の仏性を光らす行動は損得抜きの与える愛の行動になります。
相手の仏性を光らすには、愛を基本とする仏法真理を学ばなければなりません。親切心が仇になっても、本当の幸福を知ってもらうための伝道は、神様の教えであり、魂の本当の目覚めを進める最大の与える愛になります。この世では損をしたり嫌われる行動であっても、執着を捨てる行為であり、仏法真理を伝えるのは魂の修行となって、魂の最大の幸福を味わうことになります。
こんな物差しで、誰かの人生にお役に立っただろうか。と反省することは大切なことですね。