石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24 「ブギウギ ワンダー☆レビュー」 野外編 with んなアホなホーンズ

2023-09-24 | Weblog

祝・日比谷野音100周年スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24

「ブギウギ ワンダー☆レビュー」 野外編 with んなアホなホーンズ
2023年9月24日

良いライブだったね。

涼しい風が吹き抜ける100周年の野音
のっけから声を合わせ身体を動かす一体感。

ホーンセクションである
んなアホなホーンズは三人組だけど
それぞれの演奏レベルの高いこと!

それだけにスタレビとの掛け合いが素晴らしい。良いもの聴いた!

中野サンプラザのライブも良かったけど
屋内編とはまた違った雰囲気。

選曲も
1994年「楽団」収録の「The Best Of My Life」を珍しくライブでやるなど
「聴いてよかった」という満足感あり。

「The Best Of My Life」は会場ごとに変わる選曲のひとつで
最初のメンバーチェンジのときの心情が反映されている。

この曲の他にも
スタレビの歴史に大きく影響した人への想いが込められた歌も披露され(まだツアーは続くから曲名は内緒ね)とても胸に沁みた。

だから、ライブの後、要さんたちに
「今回は祭りがテーマだけど、まさに『収穫祭』かなと思った」ことを伝えた。

「観客の皆さんの笑顔を見て、皆さんもそう感じているかもと思った」とも。

それを聴いて
要さんやメンバーの皆さんは
「一番嬉しいね」と喜んでくださった。

アルバム「楽団」をもう一度聴いてみようと思ったことを伝えたら
要さんは「あの頃よりは上手になってると思うよ」と笑ってくださった。

要さんはライブのあとこう話してくれた。

「野外ライブということで、昼間やっていて、お客さんがよく見えるんですけど、ありがたいことに良いお客さんに恵まれたなって気がしてます。しあわせだと思います。まだまだ大きくなるために日々練習してます。」

ツアーはまだ半ばです。

まだ行ったことがないかたは要チェック。
公式サイトはこちら。

 

STARDUST REVUE - スターダスト☆レビュー オフィシャルサイト

STARDUST REVUE - スターダスト☆レビュー オフィシャルサイト

1981年アルバム「STARDUST REVUE」でデビューした埼玉県出身の4人組ロックバンドのスターダスト☆レビュー。これまでにリリースしたアルバムは40枚を超え、エンターテイメン...

スターダスト☆レビュー オフィシャルサイト

 

追伸、くまきち&うさきちが夢にでそうだ。

 

 

 

 

 


ニュースパレード夏企画2023

2023-08-07 | Weblog

文化放送は1952年に開局したが
「ニュースパレード」は7年後の1959年から始まった超長寿番組。


今ではネット局が33局に増え、月曜日から金曜日までの夕方5時から、
ニュースの最前線から記者らが生々しい音で伝えている。

毎年夏に全てのネット局(33局)が、ひとつのテーマに沿って、
地元ならではの話題をお届けしている恒例企画が
「ニュースパレード夏企画」。

ひとたび事件や事故、災害などが起きれば、
通常でも各局とつないでお送りしているが、
この時期は各局の記者から、
地元ならではの3分間のミニ・ドキュメンタリーが毎日届く。

各地方で暮らしながら、様々な人とのつながりを持ち
定点観測とでもいうような取材を続ける地方局のレポートは
他では聞くことのできない血の通った情報だ。
「その町の住民でないとわからないようなユニークなネタ」を聞くことができる。


今年のテーマは「アフターコロナの時代へ」。
新型コロナが5類に移行して歓迎の声が上がる一方、
不安や葛藤を抱えている人もいる。


ひとりひとりの生活の場で何が変わったのか。
地元に密着して、自分もそこで生活をしながら取材を続ける地元局の記者ならではの視点でお伝えする。

夏企画のスタート前に予想していたのは
「地元恒例の祭りなどが4年ぶりに復活して盛り上がっている」というような話題だったが、
そんなに簡単な話ではなかった。

コロナで祭事を休止している間に後継者を失ってしまったり、
ノウハウが継承されなくなったりして復活がままならない。

また、大規模な祭りの復活で観光客の増加が期待されるが、その客を運ぶタクシーのドライバーがこの期間に減ってしまい、混乱が懸念されていたりする。これらは、実際にその町で地元密着の取材をしていないとなかなかわからないことだ。文字通り足で稼いだ記事である。

お聴きになれば、その町に行って、その町の人に出会ったような気持ちになると思う。
ラジオはヘッドフォンで聴くなど、ひとりで聴いている人が多い。
たくさんの「ひとり」に語り掛けるメディアがラジオであり
それだけに取材対象とリスナーさんの感覚的な距離が近いのだ。

アフターコロナと言ってもコロナがなくなったわけではなくて
むしろ増加していたりもする。もうコロナ流行の前には戻れない。
そんな中で、各地で市井の人々がどう暮らしていこうとしてるのかを知ってほしい。

そこには地方の事情もあれば県民性もある。自分の暮らしにとって
これまで気が付かなかったヒントが見つかるかもしれない。
それ以前に、お国言葉で、今や未来を語る人々の言葉は良いものだよん。


文化放送『民放ラジオの黎明 ~Count Basie(カウント・ベイシー) が聞こえる』

2023-07-29 | Weblog

戦後プロパガンダ放送の史実に迫るシリーズ
特別番組 
『民放ラジオの黎明
~Count Basie(カウント・ベイシー) が聞こえる』 

日本各地への空襲が激化しているさなか、日本に向けてジャズや交響曲を紹介し、ダンスに誘うラジオ番組がアメリカより届いていました。

これは、戦意を喪失させるためというより、終戦後まで見越して、反米感情を抑えることが主な目的でした。

さらに戦後、そして民間放送が生まれた頃、多くの日本人が知らないうちに、アメリカ政府による「ラジオ番組等を通じた対日心理作戦」が展開されていきます。一種の反共政策でもありました。

番組ソフトが不足していた黎明期の民間放送には、大量の『番組』が、アメリカ側の制作であることを伏せたまま無償提供されていきます。

そもそも民間放送の誕生そのものに、アメリカ側の思惑が深く関係しているのですが。

しかしそれに関わった人々は重く口を閉ざし、実態はなかなか明らかになってきませんでした。

それでも取材に応じてくれた当時の日本人ディレクターは、意外な日本人女性でした。貴重な証言を得ることができました。

また、ジャズを純粋に愛していた人々も、こうした番組に携わっていきます。
そのなかで、謎を解くキーワードとなる番組が浮かびあがってきます。

長期間の取材で、多くのジャズ界の関係者(僕にとってはレジェンドのみなさん)音楽研究者、国際関係のジャーナリスト、アメリカ政府関係者、ほかの放送局のみなさんと出会い、お世話になりました。

取材者のひとりとして、心より感謝申し上げます。

8月3日木曜日夜8時文化放送です。

 

<出演>
堂本曉子氏(元千葉県知事/かつて米大使館でラジオ番組を制作)
磯野史雄氏(JAZZ CLUBパーソナリティであった、いソノてルヲさんのご長男)
北村英治氏(ジャズ・クラリネットプレイヤー)
井川充雄氏(立教大社会学教授/戦後メディア史を研究)
春名幹男氏(元共同通信社ワシントン支局長、国際ジャーナリスト) 他


『東日本大震災から12年 浜を照らす光であれ~いわきFCの戦い』

2023-03-03 | Weblog

文化放送では、3月10日(金)午後7時から、報道特別番組を放送します。今季からJ2で活躍するいわきFC関係者の皆さん、チームを支えチームに支えられてきた被災者でもあるサポーターの皆さんの想いを伝えます。進行はスポーツライターの二宮寿朗さん。文化放送水谷加奈アナ 取材、制作は報道特番や『ラジぽこ』を担当するチーム。ぜひお聴きください。 #いわきFC #文化放送 #radiko


スターダスト☆レビュー 『ブギウギ ワンダー☆レビュー』ツアー@中野サンプラザ

2023-01-20 | Weblog

スターダスト☆レビュー
『ブギウギ ワンダー☆レビュー』ツアー!

いやあ、現代人に不足しがちなのは、血の通った音楽だね。

スタレビの東京公演といえば、中野サンプラザ。
40回以上にわたって、ここでライブが行われてきたけれど、
今回が最後。

ファンとしても思い出がたくさんある会場だけに
寂しい。

個人的には少し早く来て、ライブを楽しみにしながら、中野の街を歩くのも好きだった。

中野サンプラザは、確かに設備が新しくは無いけれど、客席で聞いていると、音がいい。きちんと届くし、二階席からも、よく見える。

このツアーは10月19日にリリースしたミニアルバム「ブギウギ ワンダー☆レビュー」の楽曲も紹介される。

初期のレトロでジャジーなナンバーをリテイク、
ホーンセクションを重ねて
もともと厚みのあるサウンドが、あぁ数さらに華やかに。

ライブでもそれが十分再現されていた。

ステージ後に要さんにそうお伝えすると
でしょー!と笑っていらっししゃった。


それから病気療養のため、ツアーに参加していないはずのパーカッション
VOH林さんの存在も、
さまざまな工夫できっちり感じられて嬉しかった。

メンバーの皆さんのVOHさんへのエールも
きっちり伝わって来た。いたよ、そこにVOHさん。

さて、今回の演出は、まさに『レビュー』そのもの。

古き良き時代のエンターテイメントを
思いおこさせる。

そして、うーん、

これ詳しく言わない方がいいだろうなあ。
ひとことだけいうと、

アンコール前に席をたたないほうがいい。
とびきりの音楽のプレゼントが待ってる。
満足感倍増。

ステージ後、要さんは
このようなことを話してくださった。

『スタレビは、すごいヒット曲は無いけれど
(えー、いっぱいあるよねえ)
長年、多くの方に愛していただいてきたのは
いろんなかたちで
伝えて来てくださったかたがたのおかげ。

【スターダストレビュー】という
柔らかな名前の響きをきいて、
僕たちの音楽を思い出してくれたら嬉しい』

うん、改めて、その音楽性を表した、いいバンド名だと思う。

このツアーは、2024年まで100公演以上続きます。

公演後、要さんご本人もおっしゃっていたけど、おそらく長期間のツアー中、色々内容も変化するはず。

何度見ても楽しいライブになるに違いない。

おすすめですよ!

あと、VOHさんのご快復を信じています。

 

(使用している画像は承諾済)