石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

ALWAYS~なにかいいことあるかもよ~

2008-11-18 | Weblog
スターダストレビューのアルバム
「ALWAYS 」が、
(TECI-1237)
いよいよ明日(2008.11.19)発売されます。

「CHARMING」(1986年)、
「DEVOTION」(1999年)に続く、
スターダスト・レビュー
コーラス・スペシャル・アルバム第3弾!!

高い音楽性と低い腰。
この秋のお勧めです。


先日、
吉田照美さんのピンチヒッターとして
担当させていただいた
「石森則和 ソコダイジナトコ」で
スタレビの特集をやらせて頂いたところ、

新たにファンになったという声もいただき、
DJ冥利につきるなあと思った次第であります。

ボーカルの要さんにも
コメントをいただき、嬉しかったなあ。


さて、
ここからは独りごとなんだけど・・・

今度の月曜日(11月24日・休日)の
文化放送
「吉田照美 ソコダイジナトコ」
(朝6:00~8:30)を
最初から聴いてると

何かいいこと
あるかもよ。

でも、
そんな気がするだけかもよ(笑)

うすっぺら。

2008-11-18 | Weblog
今朝のTVキャスターのコメント
「うすっぺらっ!」

大阪で相次ぐ「ひき逃げ&引きずり」の動機が
「飲酒運転の発覚を恐れて」だということについて

各局のキャスターやコメンテーターが
「飲酒運転の厳罰化が裏目に出たかたち」なんて、
「いいコメント思いついちゃった的」に言ってたけどさ。




余りにも一面的で
思いついたことを簡単に言いすぎ。

厳罰化のために奔走してきた
被害者や遺族はどう受け止めただろう。


たとえばさ、

「もはや厳罰化だけでは不十分、
飲酒運転を防止するための
職場や家庭での仕組みづくりが必要」

「厳罰化が進むにも関わらず
この地域に、飲酒ひき逃げが集中しているのは何故か。
警察施設の配置や、公共交通機関の不備を含め検証すべき」

・・・とかなら、
まだわかるけどさ。

なんだか
言いっぱなしで
逃げるような
ずるさを感じたんだ。

ROCKの聖地

2008-11-14 | Weblog
僕にとって
初めての「東京」は高田馬場だった。

この街は新宿区にあり
坂道を下れば高層ビルも見えたが
同時に、時代の風が吹きだまったような
怪しく不思議な店がたくさんあった。

駅の、すぐそばにある
「F1ビル」(現存)にも
当時は不思議なジャンルの店がたくさん入っていた。
寂しくなると出かける大好きな場所だった。

そこに入っていた店のひとつが
「ラブミーテンダー」という名前の店。

これは日本で唯一のエルビス・プレスリーの専門店。
かなりマニアックな店で
レアモノのレコードがぎっしりと並び
いつもあの声が流れていた。

当時、僕はエルビスは
「太った派手な甘ったるい声の腰振りおっさん」
(ほんとごめんだわ、後に好きになるんだけどね)
・ ・・ぐらいの認識だったのだが
そのバタ臭く、カビ臭い一角が
不思議に魅力的だった。

いつのまにか無くなってしまったのだが
後に原宿の竹下どおりに移転しているのを見つけた。

店の前には若き日の「プレスリーの像」が建っているが
これは確か、小泉元総理らが寄贈したものだったと思う。

一方、ジョン・レノンが好きな僕は
学生時代、よく「ビートルズ専門店」に足を運んだ。
原宿の「ゲット・バック」である。

ここには貴重な当時のレコードだけでなく
店長らが買い付けてきたノベルティやらサインやら、
グッズ店、というより博物館の様相だった。

好きな人ならご存知だろうが
あの残酷なイメージの「ブッチャー・・・」ジャケットの
本物に触れたのもここだった。



ただ、決して古いものばかりがあるのではなく
ステーショナリーや、アクセサリー
それにTシャツも豊富で
学生の僕にも手を出しやすいものも多かった。

つーか、
ただいるだけで
あの時代にいるような気がしたものだ。

のちに僕がFMラジオのDJになり
何度がビートルズ特集をしたときにも
この店の、当時の店長さんには協力していただいた。

その当時の店長さんというのが
現在は「何でも鑑定団」にもよく出られている
ホンダさんである。

ホンダさんは
決して広くない店の片隅で
挑発に髭、丸いめがね

まさに一時期のジョン・レノンそっくりで
観光で訪れた外国人のオバチャンは
「OH!」とおったまげていた。

サラリーマン生活をやめて
好きなビートルズに没頭し、
店長に上り詰めたホンダさんは

「ゲット・バック」から離れて
「ビートルズ研究所」を立ち上げて所長になり
ファンの間ではカリスマ的存在である。

でも、あの頃と同じように
ビートルズが絡む番組作りの相談には
気さくにのってくださるのだ。
話がとまらなくなるけど(笑)

この2つの店はそれぞれ移転を繰り返していたが
現在は原宿の竹下どおりの近くで
同じビルの中に入っている。

さらにこのビルには
ローリングストーンズの専門店、
「ギミーシェルター」も入っている。


あの頃みたいに
場末の古本屋とも共通する怪しさは消えたけど
今でも「ロックの聖地」

実はオアシスやベンチャーズのメンバーも
来日すると
ここを「ロックファンとして」訪れているのだ。

ところが
先日の新聞に載った小さな記事を見て驚いた。

この3つの公式専門店は
全て来年1月に閉店してしまうのだという。
やだー。

表参道ヒルズオープン以来、
付近の家賃が急騰しているためだそうだ。

もう、
すっごおおおおおく残念。

最近「ゲット・バック」に行ったら
中学生や高校生の姿が多いのに驚いた。

音楽を愛する心は
螺旋階段のように世代を何度も巡り
その魅力が伝えられていく。

原宿にあったこれらの店は
様々な世代の
出会いの場でもあったのに。

ネットショップもいいけど
あの熱狂の残り火を感じさせる「実物」を
目の当たりにできる興奮は
とっても大事なものなのに。
(高くて買えないけどさ)

かつてのバンド少年として

あの店で
楽しそうにグッズを手に取っている
あどけない後輩たちに伝えたい。

どんなに時代が変わってしまっても
君たちの心を突き動かす衝動と


ROCKは死なない。

スターダストレビュー「ALWAYS」!

2008-11-04 | Weblog
 
空が見える場所で聴いて欲しいと思う。

できれば最初は
収録曲を知らないままで。

きっと、そこには
優しい驚きがあるはず。

知らない曲があっても
メロディーのほうから
あなたに手を差し伸べてくれるだろう。

僕がスタレビが好きになったきっかけは
10代のときに出かけた
文化放送の公開番組でのアカペラコーラスだった。
(・・・まさかそこで働くことになろうとは)

その頃出たアカペラ・アルバムが
「CHARMING」(1986年)

ツイード柄の
おしゃれなジャケットだった。

その後13年後(!)には(1999年)
光田健一さんがメンバーとして参加した
アカペラ・アルバム第2弾
「DEVOTION」がリリースされた。

これも名盤!
とくにこれからのクリスマスシーズンにはお勧め。

そして2008年。

アカペラアルバムの第3弾として
「ALWAYS」がリリースされる。

これには知る人ぞ知る
ニューミュージックの名曲も収録された。

要さんのボーカルと
安定して美しく溶け合ったコーラスが
そのメロディーが本来持っている魅力を際立たせている。

装う華やかさではなく
あるがままの裸の美しさだ。

それから
今回、通して聴いて思うのは
「出会えたことの喜び」がつまっているということ。

その意味は
このアルバムを手にしたときに
きっとわかると思う。

全部聴き終わったあと
高い空に向かって
背伸びをしたくなるはずだ。

「ALWAYS」 STARDUST REVUE 
2008.11.19発売
TECI-1237

今月から
ツアーもスタート。
STARDUST REVUE LIVE TOUR
「暮れの元気なご挨拶~お歳暮付き~」

↑またあ(笑)
詳しくは公式HPで!