石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

BRUTUS「なにしろラジオ好きなもので」

2009-02-24 | Weblog
「BRUTUS」3月1日号の特集が
「なにしろラジオ好きなもので」

これ、おすすめ。

Bんさんに
特集のことを教えてもらって買いました。
いろんなかたの「ラジオ愛」がつまってます。

ああ、こういうかたも
ラジオを愛してくださっていたのね~。
そうそう、わかるわかる!

そして
僕が「尊敬&ライバル視(勝手に)」している
「ハワード・スタン」についても1ページまるごと載ってる!

ニューヨークで彼の番組に出させていただいた思い出が
僕の誇り(勝手に)なのだ。

僕の中で永久保存版に決定しました。
わーぱちぱち。

次号がまもなく出るから
早目の購入を。

浜松町の貿易センタービルの書店「談」には
山盛りで平積みになってたけど
これはやはりQR関係者がターゲットか?

美人のOLさんが立ち読みしていて
「おお、ラジオ愛!」と
握手をもとめたかったが

どうにかこらえました。

てへ。

「のんちゃんの靴下」

2009-02-19 | Weblog
ちょっと先ですが。

2009年3月31日(火曜日)の
21:00~22:00

文化放送報道スペシャル
「のんちゃんの靴下
~誰の記憶にも残れなかった子供たち」

・・・が放送されます。

皆さんの協力を得て
取材、制作をさせていただいた
報道特別番組です。

終戦間際の満州、

旧ソ連軍の侵攻から逃げる中、
親とはぐれたり
死に別れた孤児たちが集められた「ある施設」。

零下数十度の風が吹き込むこの「施設」で
孤児たちは
次々に息絶えていきました。

この施設の存在は
公式な記録に殆ど残っていません。


そこに連れられてきた
3歳の女の子。

「クリスマスになれば
天国のお母さんとした大切な約束が叶う」

それを信じて
クリスマスを待ち続けました。

この施設で暮らした
数少ない「生き残り」のかたの証言を柱に
神戸大学、厚生労働省などに取材を重ね

孤児たちの真実、また
なぜ
誰も助けてくれなかったのか、などに迫りました。


詳細は改めて
ご紹介しますが

これに先立ちまして、
出演者のひとり、声優の
富沢美智恵さんが、

今度の日曜、朝6時からの
「志の輔ラジオ 落語DEデート」のゲストに登場、
「のんちゃんの靴下」の紹介もしてくださいます。

この番組は志の輔師匠と
女性ゲストが、楽しいトークをし、
一緒に落語の名人芸を楽しむというもの。

そちらもお楽しみに。


「志の輔ラジオ 落語DEデート」(文化放送、日曜日朝6時)
http://www.joqr.co.jp/blog/rakugo/



ロックの聖地にさよならを。

2009-02-08 | Weblog
僕にとって
初めての「東京」は
高田馬場だった。

この街は新宿区にあり
坂道を下れば高層ビルも見えたが

同時に、時代の風が吹きだまったような
怪しく不思議な店がたくさんあった。

駅の、すぐそばにある
「F1ビル」(現存)にも
当時は不思議なジャンルの店がたくさん入っていた。
寂しくなると出かける大好きな場所だった。

そこに入っていた店のひとつが
「ラブミーテンダー」という名前の店。

これは日本で唯一のエルビス・プレスリーの専門店。

かなりマニアックな店で
レアモノのレコードがぎっしりと並び
いつもあの声が流れていた。

当時、僕はエルビスは
「太った派手な甘ったるい声の腰振りおっさん」
(ほんとごめんだわ、後に好きになるんだけどね)
・・・ぐらいの認識だったのだが

そのバタ臭く、カビ臭い一角が
不思議にかっこよくて魅力的だった。

いつのまにか無くなってしまったのだが
後に原宿の竹下どおりに
移転しているのを見つけた。

店の前には若き日の「プレスリーの像」が建っていたが
これは確か、小泉元総理らが寄贈したものだったと思う。





一方、ジョン・レノンが好きな僕は
学生時代、よく「ビートルズ専門店」に足を運んだ。
原宿の「ゲット・バック」である。

ここには貴重な当時のレコードだけでなく
店長らが買い付けてきたノベルティやらサインやら、
グッズ店、というより博物館の様相だった。

好きな人ならご存知だろうが
あの残酷な「ブッチャー・・・」ジャケットの
「サイン入りの本物」に触れたのもここだった。

ただ、決して古いものばかりがあるのではなく
ステーショナリーや、アクセサリー、
それにTシャツも豊富で
学生の僕にも手を出しやすいものも多かった。

つーか、
ただいるだけで
あの時代にいるような気がしたものだ。

のちに僕がFMラジオのDJになり
何度がビートルズ特集をしたときにも
この店の、当時の店長さんには協力していただいた。

その当時の店長さんというのが
現在は「何でも鑑定団」にもよく出られている
ホンダさんである。

ホンダさんは
決して広くない店の片隅で
挑発に髭、丸いめがね

まさに一時期のジョン・レノンそっくりで
観光で訪れた外国人のオバチャンは
「OH!」とおったまげていた。

サラリーマン生活をやめて
好きなビートルズに没頭し、
店長に上り詰めたホンダさんは

「ゲット・バック」から離れて
「ビートルズ研究所」を立ち上げて所長になり
ファンの間ではカリスマ的存在である。

でも、あの頃と同じように
ビートルズが絡む番組作りの相談には
気さくにのってくださるのだ。

話が
とまらなくなるけど(笑)

この2つの店はそれぞれ移転を繰り返していたが
現在は原宿の竹下どおりの近くで
同じビルの中に入っていた。

さらにこのビルには
ローリングストーンズの専門店、
「ギミーシェルター」も入っていた。

実はオアシスやベンチャーズのメンバーも
来日すると
ここを「ロックファンとして」訪れているのだ。





・・・ところが。
この3つの公式専門店は
全て来年1月に閉店してしまった。

表参道ヒルズオープン以来、
付近の家賃が急騰しているためだそうだ。

もう、
すっごおおおおおく残念。

最近「ゲット・バック」に行ったら
中学生や高校生の姿が多いのに驚いた。

「新たなファン」である。

音楽を愛する心は
螺旋階段のように世代を何度も巡り
その魅力が伝えられていく。

原宿にあったこれらの店は
こうした様々な世代の
出会いの場でもあったのに。

ネットショップもいいけど
あの熱狂の残り火を感じさせる「実物」を
目の当たりにできる興奮は
とっても大事なものなのに。
(ま、高くて買えないけどさ)

かつてのバンド少年として

あの店で
楽しそうにグッズを手に取っている
あどけない後輩たちに伝えたい。

どんなに時代が変わってしまっても
君たちの心を突き動かす衝動と




ROCKは死なない。


包んでほしい。

2009-02-08 | Weblog
今、すげえ

「焼き餃子」食いてー。


酢醤油に
ラー油をチョイとたらし、

ぷりぷりの
「おなか」のほうを

白いどんぶりのご飯に
ちょんちょんと乗せてから

はふはふ食べて。

たれのしみたご飯も
ほおばって。


どっちかってゆーと
肉餃子というよりも

野菜の歯ざわりが
ざくざくした感じのやつで

胸につまりそうなら
中華スープを
蓮華でひとくち。


んふー。


つけあわせは
ゆでた白いもやし。
これ浜松風。

餃子のたれでいただくと
口がさっぱりして

餃子との
歯ざわりの対比がいい。





・・・でも、
当面食うチャンスがない。


しかも
あすの朝には

この情熱は
醒めているだろう。


まるで
行きずりの恋のようである。

でも今夜だけ包んでほしい。



そのぷりぷりの
餃子の皮で。

仮面ライダーになりたかった。

2009-02-08 | Weblog
言っとくけど
「チェインジ!」って最初に言ったのは
「キカイダー」(石ノ森章太郎先生)だからな。


ところで、
「石森」一族の一員としては
仮面ライダーには思い入れがある。

大学のころのニックネームは
「しょーちゃん」だったしな。
(石森章太郎先生の「しょう」からとったらしい)

ちょうど世代的にも合致。
1号2号も好きだったけど 「ストロンガー」がかっこよかった。
女性ライダー「タックル」も出てたんだぜ。

それから時が流れて・・・

FMの局アナからフリーになり、数年が過ぎたころ、
バンダイさんから玩具業界向けオリエンテーションの
生MCの仕事をいただいた。

そこに未発表の
「新平成ライダー」が登場するという。

未発表のライダーがステージに登場し、
悪者と戦うストーリーを演じることで
コンセプトを解説したり、
発売予定の玩具をプレゼンテーションするのである。

まる2日、10ステージ近くが展開されるのであるが
まだ、誰も知らないライダーを
目の当たりにできるということで
すっかりオトナになってライダーから遠ざかっていた僕も
「わくわく」してきた。

台本を読むと「音楽」を武器に戦うという。

相手は「ショッカー」ではなく
「日本の民話や神話」に出てくる妖怪だ。
僕の好きなテーマが盛り込まれている。
どんなんかなー?

そしてリハーサルが始まる。

怪人が、毒づきながら登場。
スーツ姿のバイヤーたちも楽しんでいる。

そこに裸の男が登場し、
大きな和太鼓を打ち鳴らすと・・・

もうもうたるスモークの中、
のっそりと立ち上がった
マジョーラ・カラーのライダーには

「顔が無かった」

いや、歌舞伎の隈取のようなものがあり
2本のたくましい角が突き出ていた。

そこに僕の声。
「仮面ライダー・・・・(ためて~)・・・響鬼!(ひびき)」

じ~ん、
か・い・か・ん(←?)

この響鬼は
少年と、「鬼」として長年妖怪と戦ってきた一族の出会いの話。

あどけない少年が
「鬼」のひとり「響鬼」(細川茂樹さん)と触れ合ううちに
独りの男として成長していくというもの。

「イケメンライダー」で
お母さんがたをしびれさせていた前作とは
一線を画していた。

僕はNHKの「少年ドラマシリーズ」などの
SFジュブナイル的なものを感じ、
珍しく録画してまで見てた。

2、3日「一緒にいた」ので
親近感もあったし。

ただ、途中で制作者の交代があったり、
異色の世界観であったためか
平成ライダーらが紹介される機会があっても
いまいち前に出てこなかったり
省略(涙)されてたり・・・

ああ、いい作品だったのに
残念、もう新しい「響鬼」には会えないの。

そのあと、「カブト」「電王」「キバ」と続いて
はるか過去のライダーに・・・

と、思っていたら。

なんと!新ライダーに登場するというでは
あーりまおんせん。

平成ライダー10周年にして10作目の新ライダーは
「仮面ライダー ディケイド」
「ディケイド」とは
10周年という意味です(そのまんまだな)

そしてなんと
これまで並行に存在していたクウガやキバ、
電王の世界が1つに融合し、それぞれの悪が同時に現れるという
リサイク・・・いや、アニバーサリー的な展開らしい。

このままではすべての世界が崩壊するという状況下で
「ディケイド」は
「過去のライダーの世界」をめぐる旅にでる。

ところがディケイドこそが
過去のライダーを破壊する存在かもしれないのだ。




わーはっはっは。



何がおかしい。

つまりこの番組には
平成ライダーの一員として
「響鬼」も登場する。たぶん。

仕事としては関わっていなかったが
「仮面ライダー電王」も(途中まで)見た。

こちらも良くできたストーリーであったし
若い役者や声優さんたちの演技が冴えていた。
電王の再登場も楽しみだ。

しかし。
そこには
予想だにしなかった、
真に恐ろしい事実が身を潜めていたのである。


ショッカーの襲来であろうか。

否!


うち。
今、ビデオ壊れてるの。


がびーん。

いつか
見られますように。


今の僕らならどんな音を奏でるのだろう。

2009-02-08 | Weblog
夢の話ですまんのう。
自分で忘れないように書いとくのさ。

どこか懐かしい、木造の講堂なんだ。
体育館かもしれない。
でも、それが母校の中学なのか、高校なのかは曖昧。

2階の窓から射す光に、ほこりが巻き上がる。
バスケットボールのゴールに、ボールが挟まってる。

客席にたくさんの生徒がいる気配。
オールスタンディングでざわめいてる。

逆行の中、目を凝らすと
ステージにバンドの仲間がいた。

「おい、早くベース持って来いよ!」

あ、高校だ!
キーボードの先輩が笑ってる。
あれ?でも、ギターは大学のときのバンドの先輩だ?

僕は息を切らして校舎の階段をかけあがり、
教室のロッカーに立てかけてあった
フェンダーのジャズベースを掴み取った。

また、
皆と一緒に
音楽がやれるんだ!


急がなきゃ、でも足がもつれて。

それに
体育館に降りていく階段が見つからない。

やっとの思いで体育館にたどり着き、
上履きを蹴っ飛ばして
ステージに駆け上がったのに。

ステージには誰もいなくって
客席にはバスケットボールが転がっているだけ。

2階の窓からは
西日が差してた。

床から立ち上る
かすかなワックスのにおい。


夢の中の僕は
ベースを抱いたまま、
これが夢であることに気づき、


「どうせ夢なら
もう一度みんなに会わせて」と祈った。

目を閉じても
黄昏がまぶたを焼いた。




・・・で、
あっさり目が覚めた(苦笑)



みんな元気か。



いっくら探しても
iTunesでも、
中古CDでも見つけられなかった曲がある。

僕が生涯2度目に組んだバンドで
学園祭でカバーした曲。

レッドウォーリアーズの
「アウトサイダー」

やっと今日、
見つけられたのは偶然なのかな。

あの頃の僕らに、
ぴったりな曲だった。


記者の基本は「ねばり」だが・・・

2009-02-08 | Weblog
会社で
妙なものが
はやっている。



「ペヤングwith納豆」


ちょっと前のことだが。

正月勤務のときに
提唱者の アイコ記者に
買ってきてもらい初挑戦。

作り方のアドバイスを聞いて
ペヤングに
かき回した納豆を
トッピング。


うん
なかなか。

部長もデスクで
すすっているが
表情は見えない。




しばらく仕事をしていると
深刻な表情の部長に
肩をたたかれ



「ちょっとこっちへ」と

呼ばれた。


ただならぬ様子に
何事かと思い
ついていくと

「なあ。

…あれ
旨かったか?」



好みは
ひとそれぞれの
ようである。