スターダストレビューのライブツアー
『B.O.N.D.』は
神奈川県民ホールで
60公演以上のツアーの半ばを迎えた。
去年のクリスマスには
中野サンプラザで聴かせていただいたが
内容が全く一緒というわけではなく
今月ならではの企画もあって新鮮な気持ちで聴けた。
2月にちなんだ
『ある曲』が演奏…されるのだが
これが滅多にライブではやらない珍しいナンバー。
往年のファンは大喜び。
要さんは『知らないかたもいらっしゃるでしょうが』と前フリしたが
この曲には『ある仕掛け』が用意されているので
『知らないほうがある意味では楽しめる』かも。
ヒント…渋&かっこいいロッカバラード。
ちなみに
12月のときには
クリスマスにちなんだ
ハンドベルでの演奏だった。
つまり
どこで何度楽しんでも
その時だけの体験ができる。
ボーカル&ギターの根本要さんのMCは
例によってアドリブ満載だし
たまに歌詞もアドリブだし(笑)
メンバー皆さんの演奏や歌も
前回とは違っていたりするみたい。
皆さん超ベテランなのだが、
お一人お一人がとても幸せそうに楽しんでいるのが伝わる。
ベストアルバム的なライブとは違い、
同名のニューアルバムをひっさげて(←慣用句)のツアーであり、
その一方で懐かしいナンバーも披露されるため
耳慣れない曲が多いと感じるかたもいそうだが
でも
『知ってる曲が好きな曲』ってだけの考えかたはモッタイナイ。
新たな曲との出逢いこそ幸せなことなのだ。
これはラジオ番組にも言えることだに。
また
スタレビのライブでは観客参加企画もあるが
今回はちょいとハイブロウ。
あの美しいアカペラに参加できる企画。
これを各会場でやって記録しているので
めちゃくちゃデカイ規模のアカペラ・クワイヤが誕生することになる。
因みに
12月のときには
なんとかコーラスについていく感じだったのだが
今回は気持ちよく歌えた。
あの歌、歌ってみたかったんだよね。
ツアーも半ばを向かえ
ギアがガッチリ噛み合い
要さんらメンバーが
アクセルを踏めば踏むだけ加速しているような印象だった。
メンバーから見えているかどうかはわからないが
客席には色んな世代の笑顔とワクワク感が溢れてる。
30年のキャリアが生んだ宝物だ。
要さんは
『ライブバンドと呼ばれるのは誇りであり、
それは多くのオーディエンスとともにここまできた証だ』と語る。
それもあってか
要さんは
最後に照れくさそうに
『一緒に年老いていきましょう』と呼びかけた。
これは
「これからも同じ時代を
ともに歩いていこうぜ」
…ということ。
ファンは幸せだね。
4月20日、21日には
また中野サンプラザでライブがあるし
ツアーはまだまだ続きく。
まだ参加してないかたにはお薦めです。
ライブ修了後、
翌日の飲酒運転撲滅のための10000人のライブ
『LIVE SDD 2013』のために大急ぎで大阪に向かった
メンバー&スタッフのみなさん、
貴重なお時間をいただきありがとうございました。
御疲れさまでした。
(o^-')b