日米の兵士の遺品を
ガダルカナル島で今も守っているのは 地元のひとたちです。
ウィリーさんもそのひとり。
鉄兜や飯盒などを大切に保管しています。 ビニール袋に入っているのは日本兵の遺骨ですが 誰も迎えにこないといいます。
この島では約2万人の日本兵らが亡くなりました。
激戦のガダルカナル。
日本にとって太平洋戦争の転機のひとつとなりました。
短歌にこめられらた
文化放送報道スペシャル「がダルカナルのうた」
放送は20時から。1134
日米の兵士の遺品を
ガダルカナル島で今も守っているのは 地元のひとたちです。
ウィリーさんもそのひとり。
鉄兜や飯盒などを大切に保管しています。 ビニール袋に入っているのは日本兵の遺骨ですが 誰も迎えにこないといいます。
この島では約2万人の日本兵らが亡くなりました。
激戦のガダルカナル。
日本にとって太平洋戦争の転機のひとつとなりました。
短歌にこめられらた
文化放送報道スペシャル「がダルカナルのうた」
放送は20時から。1134
ガダルカナル島内に 墓標のように残された戦車の残骸です。
(今回の番組の取材でアーサービナードさんが撮影)
こうした日米の激戦を物語る戦蹟が あちらこちらにあります。
いつか朽ち果ててしまう残骸がある一方
軍人らが戦場で短歌にこめた想いは今も鮮やかです。
戦争の素顔を「詩歌」として残したのは
日本の軍人だけではありませんでした。
ガダルカナルにまつわるいくつかの「うた」で
戦争の真実を浮き彫りにしていきます。
文化放送報道スペシャル「ガダルカナルのうた」
放送は30日木曜日20時からです。
激戦の記憶を今も伝える
ソロモン諸島「ガダルカナル島」
美しい南の島の海岸。 しかし海底を鋼鉄の残骸が埋め尽くしていることから、 アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)と呼ばれています。
島で攻防が始まって約3カ月後の1942年11月15日未明 鬼怒川丸を含む輸送船4隻は、 駆逐艦4隻の護衛で海岸に突っ込みました。 補給が断たれ餓死するものも少なくなかった日本軍に なんとか物資を届けようと 猛烈な米軍の攻撃にあいながら 敢えて海岸に乗り上げた「鬼怒川丸」の残骸です。
これは今回の番組の取材で
詩人のアーサービナードさんが撮影したもの。 昔の資料には錆びた船体を乗せた鬼怒川丸の写真も残っていますが 現在ではすでに原型をとどめず、 あと10年もすれば姿を消してしまうかもしれません。
自分たちが建設した飛行場をアメリカ軍から奪回しようと
4度の大きな失敗のあとで送り込まれた馬場大佐は
当時別の島にいた上官に、
報告書には書けない現状を「短歌」で伝えようとしました。
そこには何が書かれていたのか?
ふたりの関係は?
なぜ撤退寸前の激戦地で短歌が詠まれたのか?
彼らの消息を追いかけながら
ガダルカナルの戦いに関わる「声」を探し
遠い日のパズルのピースを埋めるように番組は進行します。
その中には
奇跡としか言えないような出会いもありました。
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文化放送報道スペシャル
「ガダルカナルのうた」
放送は30日木曜日 夜8時から90分
出演:
アーサー・ビナードさん
ガダルカナル・タカさん
平塚柾緒さん
葛原和三さん
ほか、関係者のみなさん
ナレーション:湯浅真由美さん
二万人もの日本軍関係者が命を捧げたガダルカナル。撤退間近の激戦地で、上官にあてた「短歌」を書いていた者がいた。
愛媛県松山市の民家で
母親の遺品から見つかった短歌は
果たして本物なのか。
絶対服従の軍隊の中で、
上官に短歌を渡すようなことが本当にあったのか。
この、二人の関係は?
死に急ぎ、狂信的であると敵に見られていた日本兵だが、
短歌には生きることを諦めず、
部下などを思いやる真の強さと優しさがあらわれていた。
それは、現代を生きるわたしたちと、なんら変わらない人間の姿だった。
ふたりの軍人の消息を追って松山へ、
そして今のガダルカナル島へ。
関係者の証言や、専門家のお話、
今回の取材で発見された貴重な音源などをもとに、
短歌の謎と、ガダルカナルの戦いとは何だったのかを追求します。
放送は今月30日木曜日夜8時から。
特番『文化放送報道スペシャル ガダルカナルのうた』
文化放送は、8月30日(木)午後8時00分より、
90分の報道特番『ガダルカナルのうた』を放送します。
今回この、番組の取材、PDを担当させていただきました。
今回焦点を当てるのは、太平洋戦争の激戦地として知られる
西太平洋ソロモン諸島・ガダルカナル島です。
ガダルカナル島は、「ガダルカナル島の戦い」(1942-43年)で
日米あわせて3万人近い戦死者を出した激戦地。
昨年12月に、当時この地から軍人が別の島に駐留していた上官へ宛てた短歌が、
愛媛県内で発見されました。
「なぜ、送り主の工兵部隊・馬場大佐は、
あの激戦の最中に戦時報告とは別に短歌を送ったのか?」
「二人の軍人の人物像、関係性は?」
「短歌にだけ詠まれた“報告書に書けなかった戦場の真の姿”とは?」
これらをガダルカナル島と
短歌を受け取った軍人の故郷・愛媛県松山市への取材で明らかにするほか、
ガダルカナル島から帰還した人々の肉声、
そして関係者・専門家の証言によって、悲惨な戦いの真実を伝えます。
番組後半の座談会では、
芸名がこの「ガダルカナル」に由来しているガダルカナル・タカさんと、
短歌発見のきっかけとなった記事を書いた毎日新聞社の広瀬登記者、
そして今回取材にあたった私、石森則和の3人で取材を振り返り
今こそ、そこから学ぶべきことについて
あなたとともに考えます。
■タイトル: 『文化放送報道スペシャル ガダルカナルのうた』
■放送日時: 2018年8月30日(木) 午後8時00分~9時30分
■出演: アーサー・ビナード(詩人)、ガダルカナル・タカ(タレント)、広瀬登(毎日新聞記者)、平塚柾緒(戦史家)ほか
※FM91.6/AM1134
またはradiko.jp (スマホアプリ・PC)でお聴きいただけます。
スターダストレビュー楽園音楽祭2018@日比谷野音。
直前までのどしゃ降りが止み、
鮮やかな夕焼けを借景に
薄暮の空を涼しい風が吹き抜けました。
6月に脳梗塞が報じられたボーカルの根本要さんは、元気そう。
自慢のハイトーンと、ギターテクを披露してくれました。
本人曰く「脳を全摘したから大丈夫」とのこと。唇の痺れに気がつき、早く病院に行ったのがよかったそうです。
メンバー全員が水を飲みつつ、健康状態に留意しつつ、それまた笑にしつつ
相変わらずの「高い音楽性と低い腰」。
ライブ後にお話した要さん。
「夏のライブでやりたいことはみんなできた」と満足そう。
雨のため、半数の選曲を入れ替えるための会議をしているところに、雨が上がったとの情報。
予定通りのセットリストとなったそうで、それだけひとつひとつのライブを大切にしているのですね。
お元気そうで安心しました、と言うと
「大々的に報じられたからねー。
元気なさそうに振舞わなければいけないのかと思っちゃった」と笑っていました。事務所のかたによれば入院中もお元気だったそうです。
今後については、新しいアルバム「還暦少年」のタイトルチューン通り
まだまだ続けると、頼もしい限り。
まだ、これから別会場で楽しむかたもいらっしゃるでしょうから詳しくは書きませんが、あなたのなかの最高のスタレビライブを更新できると思います。
この夏、自分のラジオの仕事が、色々重なり6月にリリースされた「還暦少年」のレビューを書いておりませんが、ギタリスト佐橋佳幸さんをプロデューサーに迎えたこのアルバム
ギタリスト同士が作ったっぽい!
そして、洋楽のコアなマニア同士が作ったっぽい!噛めば噛むほど味わい深い作品。
この夏のお供に
今からでもおすすめです。