「WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助VSポンサクレック」のVTRを
初めてちゃんと見た。
このTV中継では
控え室やリングサイドからのレポート、
・・・そして
試合直後の内藤大助新チャンピオンに
リング上で勝利者インタビューを
担当させていただいた。
これは本当に貴重な体験で
一生の思い出になった。
しかし
そのあとVTRを見る気持ちになれなかったのは
放送終了後、
「その勝利者インタビューの音声が
きちんと放送に乗っていなかった」
・・・と聞かされたためだ。
手元のマイクのスイッチもチェックしたし
自分のミスでないことは
わかっていたが
「熱い声援を送り続けた皆に
内藤選手の、あの
涙ながらの感謝のコメントは届いていなかったのか?」
・・・と気になっていた。
テレビの放送上は、それでもどうにか
ボリュームを上げられるかもしれないが
会場で生で聞いている人には
そうはいかない。
あの日、圧倒的に
ポンサクレック前チャンピオンが有利と見られたのに
観客の熱い声援が、内藤選手の背中を確実に後押しした。
会場の空気が震えるような声援だった。
宮田ジムの宮田会長の
「みんながついてるぞ!」という声を
リングサイドで
僕は確かに聞いた。
だから、せめて
内藤選手が観衆に向けて言った「感謝の言葉」は
届いていて欲しかった。
しかし。
きょう、勝利者インタビューのシーンを見て
少しだけ救われる想いがした。
会場のスピーカーからは確実に僕と内藤選手の声が流れて
客席に響き渡っているのが聴こえている。
テレビの前のかたにはオンレベルではないので
聞きづらくて申し訳ないが
なんとか聴けるようだ。
あの瞬間、
「新チャンピオンの誕生です!」
その一言で
会場が地響きのように揺れたことが蘇った。
リングの上から
沢山の泣き笑いが見えたもの。
僕も涙がこぼれそうだったけど。
勝利者インタビューについても
実況の宇野アナも褒めてくださった。
・・・ってことは
会場のPAからは、やはり音が流れていたのだ。
放送に乗らなかったのは
何かTV局サイドに技術的な問題が発生したのだろう。
さて。
内藤選手の初防衛戦が間近に迫っている。
相手は亀田兄弟の二男で
WBCフライ級15位の亀田大毅選手。
ファイトマネー総額3億円のビッグマッチだという。
亀田陣営はチャンピオンを「ゴキブリ」よばわりしたり
逆に「ほめ殺し」たりと「ゆさぶり」をかけ
今月23日には
お台場の「パレットタウン」で野外公開スパーリングを行い
チャンピオンを「招待する」発言をしたりしている。
そのほか、ここまでには「なんだかんだ」あったけど、
めんどうなので割愛する。
こうした「わかりやすい演出」には、
あんまり心が揺さぶられない。
ボクシングのことをあまり知らないかたが
変な誤解をしたらやだなあ、と思う。
そーゆーの
全部とっぱらって見たときに、
「WBC世界フライ級14位」の大毅選手が
「チャンピオンに対して、どこまで戦えるのか?」
(ちなみにタイトルマッチのときの内藤選手は6位)
「内藤選手がどこまでチャンピオンらしい試合を見せてくれるのか? 」
・・・そこに注目したい。
周りの喧騒に惑わされず
両者にプロ選手として
見ごたえのある試合を期待したいと思う。
内藤大助VSポンサクレック」のVTRを
初めてちゃんと見た。
このTV中継では
控え室やリングサイドからのレポート、
・・・そして
試合直後の内藤大助新チャンピオンに
リング上で勝利者インタビューを
担当させていただいた。
これは本当に貴重な体験で
一生の思い出になった。
しかし
そのあとVTRを見る気持ちになれなかったのは
放送終了後、
「その勝利者インタビューの音声が
きちんと放送に乗っていなかった」
・・・と聞かされたためだ。
手元のマイクのスイッチもチェックしたし
自分のミスでないことは
わかっていたが
「熱い声援を送り続けた皆に
内藤選手の、あの
涙ながらの感謝のコメントは届いていなかったのか?」
・・・と気になっていた。
テレビの放送上は、それでもどうにか
ボリュームを上げられるかもしれないが
会場で生で聞いている人には
そうはいかない。
あの日、圧倒的に
ポンサクレック前チャンピオンが有利と見られたのに
観客の熱い声援が、内藤選手の背中を確実に後押しした。
会場の空気が震えるような声援だった。
宮田ジムの宮田会長の
「みんながついてるぞ!」という声を
リングサイドで
僕は確かに聞いた。
だから、せめて
内藤選手が観衆に向けて言った「感謝の言葉」は
届いていて欲しかった。
しかし。
きょう、勝利者インタビューのシーンを見て
少しだけ救われる想いがした。
会場のスピーカーからは確実に僕と内藤選手の声が流れて
客席に響き渡っているのが聴こえている。
テレビの前のかたにはオンレベルではないので
聞きづらくて申し訳ないが
なんとか聴けるようだ。
あの瞬間、
「新チャンピオンの誕生です!」
その一言で
会場が地響きのように揺れたことが蘇った。
リングの上から
沢山の泣き笑いが見えたもの。
僕も涙がこぼれそうだったけど。
勝利者インタビューについても
実況の宇野アナも褒めてくださった。
・・・ってことは
会場のPAからは、やはり音が流れていたのだ。
放送に乗らなかったのは
何かTV局サイドに技術的な問題が発生したのだろう。
さて。
内藤選手の初防衛戦が間近に迫っている。
相手は亀田兄弟の二男で
WBCフライ級15位の亀田大毅選手。
ファイトマネー総額3億円のビッグマッチだという。
亀田陣営はチャンピオンを「ゴキブリ」よばわりしたり
逆に「ほめ殺し」たりと「ゆさぶり」をかけ
今月23日には
お台場の「パレットタウン」で野外公開スパーリングを行い
チャンピオンを「招待する」発言をしたりしている。
そのほか、ここまでには「なんだかんだ」あったけど、
めんどうなので割愛する。
こうした「わかりやすい演出」には、
あんまり心が揺さぶられない。
ボクシングのことをあまり知らないかたが
変な誤解をしたらやだなあ、と思う。
そーゆーの
全部とっぱらって見たときに、
「WBC世界フライ級14位」の大毅選手が
「チャンピオンに対して、どこまで戦えるのか?」
(ちなみにタイトルマッチのときの内藤選手は6位)
「内藤選手がどこまでチャンピオンらしい試合を見せてくれるのか? 」
・・・そこに注目したい。
周りの喧騒に惑わされず
両者にプロ選手として
見ごたえのある試合を期待したいと思う。