スターダスト☆レビュー
『ブギウギ ワンダー☆レビュー』ツアー!
いやあ、現代人に不足しがちなのは、血の通った音楽だね。
スタレビの東京公演といえば、中野サンプラザ。
40回以上にわたって、ここでライブが行われてきたけれど、
今回が最後。
ファンとしても思い出がたくさんある会場だけに
寂しい。
個人的には少し早く来て、ライブを楽しみにしながら、中野の街を歩くのも好きだった。
中野サンプラザは、確かに設備が新しくは無いけれど、客席で聞いていると、音がいい。きちんと届くし、二階席からも、よく見える。
このツアーは10月19日にリリースしたミニアルバム「ブギウギ ワンダー☆レビュー」の楽曲も紹介される。
初期のレトロでジャジーなナンバーをリテイク、
ホーンセクションを重ねて
もともと厚みのあるサウンドが、あぁ数さらに華やかに。
ライブでもそれが十分再現されていた。
ステージ後に要さんにそうお伝えすると
でしょー!と笑っていらっししゃった。
それから病気療養のため、ツアーに参加していないはずのパーカッション
VOH林さんの存在も、
さまざまな工夫できっちり感じられて嬉しかった。
メンバーの皆さんのVOHさんへのエールも
きっちり伝わって来た。いたよ、そこにVOHさん。
さて、今回の演出は、まさに『レビュー』そのもの。
古き良き時代のエンターテイメントを
思いおこさせる。
そして、うーん、
これ詳しく言わない方がいいだろうなあ。
ひとことだけいうと、
アンコール前に席をたたないほうがいい。
とびきりの音楽のプレゼントが待ってる。
満足感倍増。
ステージ後、要さんは
このようなことを話してくださった。
『スタレビは、すごいヒット曲は無いけれど
(えー、いっぱいあるよねえ)
長年、多くの方に愛していただいてきたのは
いろんなかたちで
伝えて来てくださったかたがたのおかげ。
【スターダストレビュー】という
柔らかな名前の響きをきいて、
僕たちの音楽を思い出してくれたら嬉しい』
うん、改めて、その音楽性を表した、いいバンド名だと思う。
このツアーは、2024年まで100公演以上続きます。
公演後、要さんご本人もおっしゃっていたけど、おそらく長期間のツアー中、色々内容も変化するはず。
何度見ても楽しいライブになるに違いない。
おすすめですよ!
あと、VOHさんのご快復を信じています。
(使用している画像は承諾済)