石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

「ソコダイジナトコ・ニュースデリバリー」に復帰しました。

2012-01-19 | Weblog

今週から「吉田照美ソコダイジナトコ」の
「ニュースデリバリー」(月曜朝6時すぎ)に
復帰させていただいている。

2010年12月いっぱいで担当を交代して以来だから
随分久しぶりになる。

この時間を初めて担当したのは10年以上前。
小西克哉さんの番組で
「木曜事件ファイル」というコーナーを
持たせていただき
早朝の事件現場から
生でレポートするようになった。

それ以来、医療をテーマにしたり
体験モノにチャレンジするなど、
番組が変わっても、形を変えながらこの時間に
取材した内容やニュース解説などをしてきた。

だから今回の復帰は
文化放送においての
自分の原点に戻った気がする。

もともとFMのDJ(アナウンサー)
兼、記者だった自分は
その両方の経験から
今のスタイルになった。

でも、
朝の番組から離れているこの期間に
土曜日の番組をやらせていただいたり、
また、
被災地レポートに取り組む中で

自分のしゃべりの課題もたくさん見つけたし
心のありようも、変化した気がする。

解説というよりも、
「いかにこのニュースが
僕らの生活と関わりがあるのか」
また、
「現場では実際どうなのか」に重きを置いて
ご紹介したい。

そして
照美さんや、唐橋さん、
リスナーさんとの4人で
朝のテーブルを囲む感覚で
お話しできればと思っている。

☆☆☆☆
このほか直近では26日(木曜日)の
「セットアップ☆ニュース最前線」(19時過ぎ)や
28日朝の「ハピリー☆ニュース玉手箱」などでも
お話させていただく予定です。
よろしかったらどうぞ。



Happiness Is A Warm Puppy

2012-01-09 | Weblog
昔買っていた犬の夢を見た。

温もりや香りや
息遣いまで覚えている。

天国に行ってしまったが、
今でも僕の大切な友達だ。



Happiness Is A Warm Puppy


1960年4月25日のコミックで、
ルーシーはスヌーピーを優しく撫で、
ギュッと抱きしめてつぶやく。

2年後、この台詞は
Charles M Schulzが発表した絵本のタイトルになる。

ページをめくるたびに「幸せとは・・・」のささやかな答えが、
チャーリーブラウンの仲間達とともに登場する。

日本語訳も出版されているからお勧め。

ちなみにビートルズのナンバーにジョンが歌う
「Happiness Is A Warm Gun」というのがあるが、

これは
プロデューサーのジョージマーティンが呼んでいた雑誌の
記事の見出しを拝借したもの。

見出しは
言うまでも無くルーシーの台詞のパロディだ。

とても高度なアレンジで、かっこよく
ジョンの最後を考えると
意味深にも聴こえる。

ただ、
僕にはこの曲のジョンの歌詞が、
どうしても
「Happiness Is 大宮シティ」に聴こえてしまう。

機会があったら聴いてみて。

倉敷からの「たより」

2012-01-08 | Weblog
倉敷にある真言宗のお寺、高蔵寺のご住職&画家で、
ラジオパーソナリティーの天野こうゆうさんから
「高蔵寺だより瑠璃光」を送っていただいた。

これまでの「高蔵寺だより」をカラー化してリニューアルしたものだ。

こうゆうさんは僕とほぼ同じ年で
こどものための寺子屋を開くなど
地域とのつながりを大切にされている。

だから「高蔵寺だより」には
地域の皆さんの生き生きした笑顔が
そのまま掲載されている。

実は、
僕は少し驚いている。

こうゆうさんは、地元密着のお寺としては随分早くから
ホームページを立ち上げた人で、
しかも最近リニューアルしたばかりだ。

それでも敢えて
紙媒体に力を入れたのかと。

でも、
僕は、これは正しい判断だと思う。

思い出したことがあるのだ。

今、「被災地とメディア」をテーマに
チームを組んで取材&放送を進めているが
被災地で話を聞いて気付いたことがある。

「ラジオを聴いていて、
津波の情報を知り命拾いをした。感謝している」
「いつものパーソナリティーが喋ってくれていることで
安心感を持った」
「停電していても、電池がなくても
車のエンジンがかかればラジオが聴けた」

これらの声をありがたく思ったし
誇りに感じた。

しかしその一方で、
こんな声もあった。

「ラジオで聞く死者数には驚いたが現実として受け止められなかった。
新聞を見て初めて被害の大きさを実感できた」
「息子の安否をこの目で確認したくて新聞を買った」
「避難所では取材しにきた記者が持っていた朝刊にみんなが群がった」


ラジオマンとしてはハッとさせられた。

ただし、地元の河北新報は命がけで被災直後から配達されたが
全国紙の配達は難しかった。

また、ネットメディアに関しては・・・
「停電した状況ではインターネットは役に立たなかった」
「地域によってはネット環境が不備だったり、
高齢者世帯にはそもそもネット環境が無かった」という。

ただ、ラジオ福島では電話が通じない中、
辛うじてつながっていた「Gメール」(フリーメール)によって
リスナーから情報を集めたり、
スタッフ同士で連絡を取り合っていた。

何が言いたいかというと。

どんなにネット社会になっても、
活字離れが進んだといっても、

紙媒体でなければ届かない相手がいるし、
ラジオだからこそ救える人たちがいるし、
ネットじゃなくては得られない情報もあるのだ。

それぞれのメディアに関わるひとたちは
それを考え、誇りと責任感を持つべきだと思う。

自分達のメディアは時代に遅れているとか
逆に先端をいっているとか、
空しい話はやめないか。

財界トップに聞く

2012-01-06 | Weblog
きょうの
『ニュースパレード』(文化放送をキーステーションに31局ネット)から始まった
シリーズ
『財界トップに聞く』

石森とヤギ記者が
それぞれ
多彩な経済人に
インタビューしました。

『経済難しい』ってかたにもわかりやすく
面白いと思います。

ぜひお楽しみに。

放送は夕方5時から。