『スターダスト☆レビュー 40周年 ライブツアー 「年中模索」 ~しばらくは、コール&ノーレスポンスで~』@中野サンプラザ
先日、文化放送斉藤一美ニュースワイドサキドリに根本要さんをお招きした時、
要さんに、いたずらっ子のような表情で
「今回のライブは、できれば最初から見てね」と言われた。
実は、これまでにはあまり無い驚きの演出が用意されている。
「配信ライブをしたことで、確かに可能性は広がったけれど、お客さんの前で演奏するのとはやはり違うよね」と語る要さん。
配信を楽しみはしたが、確かに、拍手がないことがこんなにも寂しいとは。
一方、今回のツアーは
これでもかというぐらいの感染対策が施され、万全の体制、
お客さんの数も必然的に半分になってしまうのだが、演奏に対する拍手や熱気は通常のライブと変わらない。曲によってはそれ以上の圧を感じるほど。
100箇所以上にのぼるツアーのまだ序盤なので詳しくは書かないが、今回のライブは観光もままならない日常を忘れ「壮大な冒険旅行」に連れていってくれる。荒波を乗り越え、暗い空を突き抜ける。そして、まさかの結末が!
音楽の演奏を「不要不急」と言う人がいる。でもそれは違う。
説明のできない不安や、のしかかるような苦しみの中で、どんな文字の羅列よりも心を救うのが、音楽だ。
今すぐにでも必要とする人がいる。
40周年を迎えたライブバンド、スターダストレビューは
誰よりもそれを知っている。
その決意にも似た強い思いは、それぞれの曲のブレイクや
エンディングの音の処理にも感じられる。
ニューアルバム「年中模索」からの曲も豊富に演奏されるが、それぞれのファンが大切にしている歌もたくさん。まさにスタレビらしいライブ。
この歌詞が、皆んなの心に残ることだろう。
「僕らの歌は君を、守るから」
(画像のアップロードは承諾済)