石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

どんな一年でしたか?

2005-12-25 | Weblog
今年もわずか。
応援ありがとうございました。

おかげさまで
充実した年になりました。

ゆっくりだけど
ちゃんと僕は歩いています。

来年も精一杯がんばります。

来年1月17日には
文化放送の防災特別番組に出演します。
災害に関することで
疑問のあるかたはどうぞ聞いてね。

あなたにはどんな年でしたか?
どうぞ、風邪や事故に気をつけてください。

もりもり食え!ケーキ喰え!

2005-12-24 | Weblog
メリ-クリストファ-クロス。

子供のころ、
ケ-キを箸で食っていた思い出がある。
海苔巻も作ってもらったぞ。
カレーもだ。

そのころのツリーには
いまよりももっと
いろんなオーナメントが下がっていて
モールでできたサンタが
頼りなげで好きだった。

変かもしれないけどな、
バブルの頃青春をおくった僕でも
そーゆークリスマスこそ
幸せだと思っていた。

クリスマスツリーには
サンタさんへの
願い事書いて短冊をつるすのだ!

あとサンタに
足を踏まれたことがある。

皆さん、よいクリスマスを。

シンデレラになれなくて。

2005-12-21 | Weblog

東海道線はね。

東京駅に到着すると、折り返す前に
数分間、車内清掃するのです。

その間、下りに乗る乗客は
ホームで清掃が終わるのを
並んで待つのです。
(BGM:世界の車窓から)

いや、別に「鉄道まめ知識」ではありません。

その日は「ニュースパレード」終わりで
横浜の我が豪邸(軽量鉄骨)に帰るべく
スーツ姿で東海道線のホームに
並んでいたのでした。

僕は一番前、このままなら絶対に座れます。

清掃が終わって扉が開く、
・・・と同時に
後ろの人は座れる保障がないから
わーって押してくる。

車内に踏み込んだとき、
違和感を感じました。

あれ。
なんで僕ちん、右足だけ
靴を履いていないの?

あわてて車内の床を見渡す僕、
しかし椅子のしたにも
靴はどこにもありません。

あんまり
きょろきょろしていたら
向かいのサラリーマンが怪訝な顔をして
見ています。


片足が靴下の
長髪メガネの男が
人の足元を必死で凝視しているわけですから。
きょどってるように見えまさあね。


でもね
車内のどこかに
蹴り飛ばされた可能性大なわけですわ、
ここで見つけないと
僕の靴(右)は

おそらく小田原あたりまでいっちゃうのよ。
あっ!沼津行きだ!

しかし無常にもベルがなる・・・

あわててプラットホームに戻る僕。
それでも外から車内の床を見つめてしまいます。

ぷしゅー。

ドアは閉まり、列車はすべりだしていきました。

「今、万感の想いを込めて汽笛がなる・・・」
(注:銀河鉄道999より抜粋)
「メーテルーっ!


・・・じゃなくて靴―っ!(右)」


君が去ったホームに残り・・・
(歌詞ではありません)

取り残された僕は途方にくれながら
線路を見下ろすと

「いた」


どうやら
電車とホームの隙間から
落ちたようで
奇跡的に怪我もない様子。

どうしよう。


そうだ、コメヒョーへ(中部地方限定ギャグ)
・・・じゃなくて
駅員さんに頼んで
マジックハンドで取ってもらおう!

見渡すと
駅員なんていやしねえ。


掃除のおじさんに聞くと
ホームの端っこに事務所があるとのこと。


走りましたよ。
片足靴下なのに。


長げえよ、東京駅のホーム。

駅員呼んで引き返すのも一苦労だよ。
まあ、右足は
駅員さんが貸してくれた
便所スリッパを履いているので
歩きやすくはなったがな。

「何号車あたりですか?」
「ええと9号車」

そのとき




再び列車がホームに滑り込んできたのである。


東海道線はね。

東京駅に到着すると、折り返す前に
数分間、車内清掃するのです。

その間、下りに乗る乗客は
ホームで清掃が終わるのを
並んで待つのです。
(BGM:世界の車窓から)


その間、待つのかよ!

しかし駅員さんはプロだね。
その細―い隙間に
器用にマジックハンドを突っ込んだ!


はっ!
並んでいる人々の視線に気がついた。
みんなが考えていることは手にとるようにわかる。

「何が落ちたのだろう」


マジックハンドの先と
傍らに立ち尽くす僕を見比べる目、目、目。


「取れましたよ!」

ああ、今は、
いっそ取れなければいいのに。

見慣れた靴が姿をあらわすと
一瞬、オーディエンスの目は僕の右足に注がれ
「ポン」と手を打ったかと思うと
皆、後ろを向いて
震え出した。



ぼくは
「いやー」とかいいつつ
靴をはいて
駅員にお礼をいい、

その電車に乗れば帰れるのに
喝采を浴びながら
ホームをいったん離れたのであった。

数分後。
ほっとぼりさめたかにゃー?と
再びホームに上がった僕は
「やれやれ」と
いとしい靴(右)に目をやりながら
なるべく9号車乗り場から離れて
ホームの端から乗ることにした。


「まもなく、ホームに列車がまいります」

駅のアナウンスが響く。

「黄色い線の内側まで・・・お、お、ぷぷ」


振り返れば。

マイクを握り笑いを堪える
あの駅員さんの瞳に
僕の姿が揺れていました。


25年間の奇跡~スターダストレビュー~

2005-12-21 | ラジオ 音楽
つーわけで、12月17日、神奈川県民ホールで行われた
STARDUST REVUE 25th Anniversary
Xmas Premium Live Tourに行ってまいりました。
(野音から2ヶ月しかたってないけど)

弦楽四重奏と
メンバーによるハンドベルでの
クリスマスソングの演奏から始まった
スターダストレビューのステージ。

いつもながら期待以上の楽しさ&迫力でした。

今回はバイオリンとの競演もあり
要さんのギターとの「バトル」は
しびれるものが!
昔からのファンには涙ちょちょギレの
ナンバーもあり、
まさに夢のひと時です。

25周年を迎えるスタレビですが
ここ数年は実はインディーズとしての活動。

でもこの度
メジャーである「インペリアルレコード」への
移籍が決定し
移籍第一弾の新曲も
このステージで披露されたのです。
曲名は「いのちのこたえ」1月25日発売。

一緒に作り上げた作詞家の松井五郎さんは
「自分が幸せでないときにも
誰かが幸せなんだ・・という心でいたいね」と
言ったとか。

バラエティ番組のエンディングテーマですが
ニュース番組の最後にも流したいよい曲ですね!
・・・と楽屋で要さんに言ったら
「歌ってるうちにいい曲だなーって
しみじみ思うようになった」だって。


さらにベストアルバムに連動した
STARDUST REVUE
25th Anniversary Tour '06
「HOT MENU」
も予定されています。

3月4日の伊勢原市民文化会館からスタート。
すでに発売されてます。
(KMミュージック045-201-9999)

HOT MENUはスタレビを支持する
みんなが選ぶ25曲で構成されるアルバム!
いいなあ、参加したいなあ。
こちらもちゃっく、もといチェックすべし。

スタレビは
メンバーの皆さんの実力は
もちろんのこと
所属事務所「ラプソディ」(鬼木代表)の
マネージャーの川本さんや
スタッフの皆さんの熱い思いが
僕らに素敵な時間を届けてくれています。

25年もやってんのに、
まだ触れたことのないかた、
一度スタレビの世界に
足を踏み入れてみてはいかがでしょう?

「オレンジ色の稲妻」

2005-12-15 | Weblog
「オレンジ色の稲妻」
それは文化放送、報道部の中継車だ。
僕が勝手に呼んでいるだけだけど。

中継車は現場に駆けつけ、電波を発信するのが主な役割だが、それだけではない。

時に車内は電話やFAXを駆使しての
「小さな報道部」になる。

現場に到着するまでの間にも各方面に取材したり
アポイントメントをとったり、
原稿を書くこともある。
(ただし揺れるから字はよれよれ)


また、ある時は
現場にとどまり、その中に何日か泊り込むこともある。

場合によっては
記者だけが身ひとつで先に現場に飛び、
あとから電波を送るために
中継車が到着することもある。

テレビの取材クルーは数人、NHKなんかもっと多いが、ラジオは基本的に1人だ。

時に修羅場と化す現場にいるとき
遠くから「オレンジの稲妻」が近づいてくると
これほど頼もしいことはない。

BGMは「ヨーロッパ」の
「ファイナルカウントダウン」だ。
でも時々


「笑点」のテーマが頭に流れてきてしまう・・・

しかし、
この「オレンジの稲妻」、
来年の春にお別れなのだと聞いた。

ショックだ。

もし町で見かけたら
どうぞ手を振ってください。

スモークガラスで見えないけど、
中で手を振かえしているから。


こら。
そこ、
親指隠すな。



WAR IS OVER、IF YOU WANT IT

2005-12-08 | Weblog
1980年12月8日、
ニューヨークの自宅ダコタハウスの前で
ビートルズのメンバー、ジョンが凶弾に倒れてから
きょうで25年。

今年は、ジョンの曲ベストアルバムが初めて
ネット配信されたり、
暗殺事件をテーマにした映画の製作が決まるなど
世界的にもジョンを偲ぶ動きがありますが
埼玉県さいたま市にあるジョンレノンミュージアムでも
命日の12月8日
「ジョンレノンメモリアルデイズ25」と題された
追悼イベントが行われました。

あの寒い朝。
音楽活動を休止しての育児中
息子のショーン君に「パパはビートルズだったの?」という言葉から
この年アルバムダブルファンタジーでシーンに復帰したばかりでした。
あれから25年。

会場には献花台が設けられ、
沢山のファンが花を手向けていました。

幼いころ母と離れたジョンにとって
妻のヨーコさんは母のような存在でもありました。

ジョンは、そのヨーコさんの祖国、日本を愛し、何度も訪れています。
夫妻がよく訪れた軽井沢万平ホテルの小澤孝道さんに、
思い出話を伺いました。

カフェの担当だった小澤さんは、ある日
ジョンからロイヤルミルクティーを頼まれます。
しかし、メニューにそれはなく
ジョンが作り方を教えてくれたそうです。
それ以来、カフェのメニューに加わった

このロイヤルミルクティ。
ミュージアムのカフェで飲めるのですが、
ほんっとうにおいしかった。
これがロイヤルミルクティなら
今までのはなんだったの?って感じ。


放送には乗らなかったエピソードはまだあります。
ここのホテルは木造なのですが
ある日壁の隙間から「にゃー」と声がする。
外出から帰ってきたジョンが「あれはにゃに?」と聞くので
小澤さんが「子猫が隙間に落ちてしまったようなんです。
明日にでも助けますから」と答えると
「子猫だから助からないかもしれないよ、
僕の隣にいる彼はカーペンターだから(真偽不明)
今、助け出そう。
もし壁を壊してしまったら
責任を持つよ」
・・・釘を一本一本抜く作業が続き、
ジョンも小澤さんもそれに立ち会う・・・
長い時間をかけて助け出すと
子猫は3匹いたそうな。

「なんかあのかたの人柄を見たようです」と
小澤さんはにっこり。

ニューヨークのセントラルパークにオノヨーコさんが寄贈した
「イマジンのモザイク」を模したスペースには
100本のキャンドルが灯され
その火が消えるまで、ライブが行われました。

とかく平和を歌うカリスマのイメージが先行しますが
GODという曲でジョンは「僕は神もビートルズも信じない、
自分の信念だけを信じる」僕にはそれが現実だから、と歌っています。
決して理想を夢見るばかりではなく、

本気で歌が世界を変えると信じた強さが、
彼の想像した平和がまだ訪れないこの時代の人々にも
メッセージを届け続けています。

DOGS OF THE BAY

2005-12-07 | Weblog
成田空港第2駐車場ビルの地下1階フロアに下りると、
視界が明るく開ける。
ここに国内最大級のペットショップがオープンした。
フロアの広さは、500㎡。
およそ170に及ぶ客室に最大で250匹の犬や猫、ハムスターにフェレットにうさぎなどが宿泊できるぞ。

駐車場直結は海外へ旅立つ間際、
ぎりぎりまで一緒にいられるというメリットがあるという。
なんてったって(巨○風)
ご主人の出発前に、そっとペットとのシバシの別れの時間をかみ締める、「ひと時ルーム」も備えられている。

・・・ぷぷ。

その様子を見てみたい!

客室?を除くと、いるわいるわ、セレブ犬。
ほぼ全員が、なんらかの服を着ている。
サンタの格好のもいた。
珍しい毛並みのもいて、
まず「ぺす」とか
「ぽち」とか
「まさお」なんつう名前のはいそうもない。
たぶん「エカテリーナ」とか
「べてぃー」とかいうんじゃないの?

6畳のスィートなんざロフトつきで快適なんで、
ソファーに座ってみたらそのソファー、10万円だって!

思わずとびのいちゃったよ。

ちなみに1泊2万円。
無料のウェブカメラでパソコンや携帯でリアルタイムのペットの様子が見られる。
それ、どっかの国で見て涙したりするんだろうか?