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le quinze février automne

2014-10-13 | Weblog

~ 光田健一 秋のスペシャル・カルテットコンサート ~
《le quinze février automne》
- ル・キャーンズ・フェブリエ 秋-@東京・永福町sonorium

演奏:- le quinze février Quatuor 2014 –
光田健一(Vocal & Piano) / CHICA(Violin)
篠崎由紀(Cello) / 山田智之(Percussion)

二度目の永福町ソノリウム。
駅を降りて北口の商店街を歩いているときから
この町の空気感におだやかな気持ちになる。

一度目に来た時には
その天才的なピアノを主に楽しめるライブだったけれど
今回は、ピアノも歌も弦楽器もパーカッションも、
たっぷり楽しめる贅沢なコンサート。

初めて聞いたときは甘い声だなと感じたけれど、
コロコロしたピアノの音符の玉の中を
軽やかに伸びていくのが、光田さんの歌声。

ピアノの延長線上に歌声があって、ほかの楽器とも良くからむ。
各楽器の演奏が「伴奏」ではなくて、
ボーカルも含めて、音が互いに喜び響き合っているのがわかる。

今回、特にぐっときたのが
この楽器編成での「My Treasure」という曲。

10代の頃(光田さんと僕は同い年)に作ったという
ジャズ・フュージョンを意識したインストのナンバー。
それを今回はピアノ、バイオリン、チェロ、パーカッションで演奏。
聴いているうちに、
音楽をカテゴライズすることに意味なんかあるのかな?と思えてくる。
頭をからっぽにして、心のすべてを曲に任せられる楽しさ。
演奏に交じるアドリブはとてもスリリングで
じっと座っていられなくなるグルーヴ感。

終盤では「誕生日」をテーマにした歌が演奏されたんだけど
実はこの日は僕の誕生日いぶ。。
ケーキと蝋燭が灯されたバックのスクリーンを見ながら
ちとハッピーバースデーな気持ちになったとさ。

~~~
光田さんは
ライブ活動も活発なので
生でお楽しみになることをお勧めします。

光田健一さんのプロフィールはこちら
http://www.kenichi-m.com/profile11.html
今後のスケジュールはこちら。
http://www.kenichi-m.com/schedule.html#now

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