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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

自己肯定感を高めるヒント(抜粋1)

2014-07-10 | セミナー体験
先日書いたセミナー体験(奈良大学臨床心理クリニック主催)
「自己肯定感を高めるヒント」の続きをご紹介します。

お話は臨床心理士の竹内健児氏によるものです。

セミナー当日にいただいたレジメの中から、それに添って
私の心に響いたものを下記抜粋してご紹介します。
(以下は私の感じたことですので、先生のお話そのものではありません)

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1)自己評価(自分に対する評価)は常に波打っている


一番最初にこの話を聴いた時、目からウロコでした。

「自己評価」というのはずっと一定では無く、
人によってそのパターン(波形)も違い、
常に変化しているという、言わば当たり前のことですが、

「ずっと同じ気分でいるわけでは無い」ことを知って、何だかほっとしました。
そこから抜け出ることが必ず出来るということだからです。

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2)有能感と自己肯定感

ヒント② すでにできている部分を見る

方法1. 自分にえこひいきする。

ウツの人と健康な人とを比較すると、何と驚いたことに
ウツの人の方が公平に自分を見ている!そうなのです。

この話にはびっくり!!!しました。


つまり健康な人はノーテンキ!?ということで、自分を「ひいき目に見ている」のです。
ですから、人は大いに「自分をよく見る」(出来るだけひいき目に肯定する)方が
むしろ健康的でいられるようです。

これは例えば「舩井幸雄さん」など、この典型だったのではないでしょうか!?

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方法2. 例外を見つける(思い込みを外す)

正論では無く、「気持ち好くなることだけを聴く」というのも好いらしいです。

例えば竹内先生は、このような講義の後、みんなに書いてもらったアンケートを後日
係の人から送ってもらう時に「好い評価のアンケートだけを送ってもらう」そうです!


人は「いつでも出来ている」わけでは無く、
また逆に言うと「いつでもできていないわけでもない」のです。

そこで「意外と出来ていたこともありませんか?」と尋ねると、
「考えてみれば、できたときもありますね」ということで、
人は例外もあることを思い出すのです。

この方法は(私の思うには)「なんでも仙人さん」
「ゆるむ」という方法にも通じるものがある氣がしました。


そして、人は他者と比べて有能でないと「自己肯定感」を持てないのではなく、
例えば「自分は7割出来てもダメだと思うのに、
あの人は3割しか出来ていなくても満足している」ということがあるので、

有能であること=自己肯定感 とは関係無い(イコールでは無い)のです。

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3)理想の高さと自己肯定感

人は他者との比較だけではなく、
「自分の理想との比較」をしているということ。

「こんな程度ではだめだ」と自分に厳しいのです。

そこで・・・

ヒント③ 自分の理想そのものを下げる

という方法もあります。

例えば、「友だちなら何と言うか」を考えると
「そこまでやらなくてもいいのでは?」という言葉かけが浮かんで来たら、
それを自分自身に向かって言ってあげるのです。


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以上の方法はある意味で「向上パターン」ですが、
ここからはまた違ったパターンになります。

「向上心を持たないといけないのでは?」と思うことは無いのですから。

ヒント④ ありのままの自分を受け容れる(自己受容)

諦めを含む → 痛みを伴う ことですが、

例えば下記のような痛みを受け容れるための言葉があります。(抜粋)

「精一杯やった結果だから」
「出来ている部分もあるから」
「人よりは劣っているかもしれないけど、
以前の自分に比べればできるようになったから」

「今回はできなかったが、いつかできるようになるから」
「断念することで道が開けることもあるから」(断念する強さ)

「できる ↔ できない だけで判断されるわけじゃないから」
「こんな自分でも受け容れてくれる人がいるから」
「他にできることがあるから」
「上を見ればきりがないから」

まっ、いいかっ。

例えば「できてもできなくてもあんたはええ子やよ♪」
と言ってもらえたら(自分に言えたら)ほっとしますよね。

竹内先生はとってもやわらかい「京都弁」?を交えて話されるので、
聞いているだけで、リラックスして笑顔になれました。

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謙遜は時にはヒクツになる場合もあるので、美徳とは限らないのです。

過大評価も過小評価もしない(等身大の自分を認める)ということですが、
ほんの少しだけ、先述したように、自分を甘やかすというか、
「ほんの少々自分をひいき目に見てあげる」方が、
自己肯定感が高まり易いのかもしれません。


向上心は大切ですが、いつもではないのです。

できること・できないことは必ずあるから
ともかく自分ができることをやる

ということです。

私だったらどう言うかな?(自分自身や友だちにどう言ってあげられるかな?)
と考えてみたり、あとで言えたりすることもあるのです。


それでもやっぱり「自己受容」は難しいという場合は・・・

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ヒント⑤ 理想がそこまで高くなった背景を振り返る

過去が過去になっていないで、ずっと~~~~~と引き摺っている
という場合

❖ 過去の事実そのものは変えられないが、
過去の出来事から自由にはなれる

⇒ 一人では難しい。周囲の人の力を借りる。
⇒それが難しい時は専門家や「カウンセリング」の力を借りる。

ここで、例えば「テレパスアート」もそのお手伝いの
お役に立てるかもしれません。

(すみません、自己宣伝です♪)

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4)プライドを守る

1. うまくいかなかった原因にはどんなのがある?
  能力が低い、努力が足りなかった、体調が悪かった、環境が悪かった、
  相手が悪かった、運が悪かった etc...

ヒント⑥ うまくいかなかったことは他人や運のせいにする

この考え方は、いわゆるスピリチュアル系ではタブー!?で
全てが「自己責任」とされていますが、
例えば「アドラー心理学」でも同じような見解のようです。


ただし、このセミナーでは(竹内先生は臨床心理士としての豊富な経験から)
時にはこのような考え方も、人の心の健康に役立ち、
「自己肯定感を高めるヒントの一つになる」と考えておられるようです。

私自身の見解は、
どちらでもそれがその人の役に立つなら、各自が最も楽になる
好い方を取ればいいと考えます。
(どういう考え方もその人自身の「選択」であり「自由」だと思います)


けれども、このセミナーを受講してもっともよかったことは、

えこひいきしていい!!!

と知ったことです。

自分に優しくすることは、精神衛生上、必要なことなのです。

ですから、上記のヒント⑥ の考え方は
「あえて」と言ってもいいかもしれません。

つまり、いつも、いつも人のせいや、何かのせいにして
自分を誤摩化すということではなく、
真面目過ぎて(自分を公平に見過ぎて!?)自分に厳しくし過ぎて
苦しくなり、「自己肯定感」が下がっている場合などは、


時にはあえて
他のせいにして転化してみることも「悪いことでは無い」と知ることで、
他人や何かを責めていた自分をゆるし、
「自分の気持ちをゆるめる」ことが出来るということではないでしょうか。


私にとってびっくり!だったのは、
そのような考え方を心理学の専門家の先生が
「自己肯定感を高めるヒント」の一つとして
提唱しておられるということでした。


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さて、ここから先がさらに面白い話になります。

2. 悪意を持って攻撃してくる人がいる場合 


という話ですが、これがかなり私には衝撃的、刺激的でした!!!


あまりにも長文になりますので、
(ここまでで、まだ半分にもなっていませんので)
一旦ここで止めて

続きはまた後日書きます♪


ここまで読んで下さった方ありがとうございます。

続編もどうぞお楽しみに~♡




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