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Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

ロスが多かったけれど、楽しめました

2025-03-04 09:07:45 | 旅行・お出かけ

目覚ましが鳴る30分くらい前だったでしょうか、右のふくらはぎがつった激しい痛みで目が覚めました。

昨日の外出で久しぶりに少し長い時間ぶらぶら歩きをしたからだと思います。普段の運動不足を文字通り「痛」感しました。もっと歩かなくては。

右膝の痛みは膝関節だけでなく、裏側や横の筋にも感じています。リハビリやマッサージなど、地道に治療することも大事かな。

 

咳が出ている相方はかかりつけ医でコロフル検査も陰性、熱もその後も出なかったこともあり、予定していたお出かけを決行しました。どこへ行ったかというと、ポートメッセなごやで

今日まで開催しているやきものワールド。

配達してくれている新聞店さんが新聞代の領収書と一緒に入場券を入れてくれたのがきっかけ。そんなイベントがあることすら知らなかったのだけど、ちょうど畑の家で使っている

ごはん茶碗を買い替えたいと思っていたこともあったし、焼き物にも興味があるし、こうしたイベントにほとんど出かけたことがないこともあって、なら行くか、となったわけ。

場所のポートメッセなごやは名古屋港の一番端のほう、金城埠頭にあります。私は子どもたちがまだ小さかった頃に、キャンピングカーのイベントで行ったきりで、多分四半世紀以上ぶり。

相方は何かのイベントで後輩と一緒に出かけたことがあるという話だったので、特に下調べもせずに出かけたのですがこれが間違いの元でした。

場所はわかって到着したのだけれど、駐車場の場所がよくわからない。相方は前に来たときは平地の駐車場に停めたと言うのですが、そういった場所が見当たらないんです。

すぐ近くにあるレゴランドや大型家具店の駐車場の入り口はあるのに、とスマホで検索すると、家具店の隣の立体駐車場に停めなくてはいけないことが判明。

その入り口に向かうまでの道を私が間違えたものだから、かなり大回りをしてようやくたどり着いたという次第。時間とガソリンをかなりロスしました。

到着したのがほぼお昼だったので先に食事を済まそうとしたのだけれど、お店はあってもやっていないところが半分くらい、いやそれ以上かもしれない。マップを見て入ろうと思った

パスタのお店はどうやら土日祝日くらいしか開いていないみたいだし。

到着するまでに既に無駄に時間を費やしていた上にまたぁ?みたいな気分になり、手近にあったパン食べ放題ランチののぼりのあったお店に入りました。イベント会場の中には食べる

ところはないだろうと思ってそうしたけれど、後で会場内に軽食ブースもあったことがわかりました。そんなに慌てなくてもよかったんだなと、ここでも事前の下調べなしで出かけた

ことを後悔。

やきものワールド自体はそこそこ楽しめました。ごはん茶碗を買うという明確な目的があったのでそれ中心に探して回ったけれど、焼き物以外のものもかなり多かったように思えました。

輪島塗のブースもいくつかあったし、全く焼き物と関係なさそうなかごバッグとか箒にたわし、家具や木製品に、客の多くが高齢者と見込んでのことなのか、マッサージ器なども

あったり。

瀬戸や常滑など焼き物産地も近くにあって陶器市も開かれますが、こうしたイベント会場だと全国のいろいろな産地の窯元を見比べられるのがいい。

で、目的のごはん茶碗、買ってきました。私は佐賀の春窯という窯元の、相方は青森の烏城焼の茶碗で、見た目も質感も全く異なるもの。全然「夫婦」じゃない(笑)。

私の選んだものは吾亦紅のような柄が外側と内側にあって、それがとてもかわいらしかったんです。相方のほうはざらっとした手触りでほぼ素焼きに近い感じ。色がもう少し暗めの

ほうが好みだけれど、青森の焼き物ってあまり見かけないし家にもひとつもないのも気に入ったようです。

昨日の晩ごはんから早速使っていますが、なかなかいい感じ。どちらも今どきのものと言いますか、電子レンジも食洗機もOKという話でした。そうでないと今は売れにくいのかも

しれませんね。

たまたま入場券をもらったから出かけたのだけれど、こうしたイベントものって結構楽しめますね。我が家からは車で行く方が簡単だけれど、乗ったことのないあおなみ線がアクセスが

便利なんだなと知りました。

家からだと乗り継ぎするのに一旦名古屋駅まで行かないといけなくて、それだとすごく遠回りになってしまうのですよ。でも敬老パスで料金が後から戻ることでもあるし、一度プチ旅行

代わりに出かけてみてもいいかな。

ちなみに、畑の家で使っているごはん茶碗を買い替えるはず、だったけどせっかくなのでまずは自宅で使うことにしました。これまで家で使っていたものを畑の家で使うつもり。

畑の家でこれまで使っていたものは、間に合わせのようにニトリだったかホームセンターだったかで買った、ひとつ500円もしないような安いもの。割れても惜しくないくらいなのに

そういうのに限ってなかなか割わないんですよね。

 


久しぶりの競馬観戦

2025-01-27 08:53:48 | 旅行・お出かけ

                             

多分10年以上ぶり、だったかと思う中京競馬場。

写真下中央に写っているのが相方。スマホを見つめていますが、多分競馬に関することだと思われます。

駅を降りてから500mほど歩いて(歩かされて?)ようやく競馬場の入り口に到着。昔と違って、椅子席は全部ネット予約となっていて、当日券で入場した私たちは座ってレースを

観戦することは出来ません。

スマホで馬券を買うことは覚えられたのだから、指定席券を購入するための登録なども出来なくはないはず、なんだけれどそこは巨大な壁がそそり立っていて、最初からやろうとも

しないんです。

もっとも昨日は最初から長居はしない予定なので、座る場所がなくてもさほど困りませんでしたけどね。

 

到着するとちょうど第3レースが始まるところだったようで、パドックには人もまばら。日当たりのよいところでお馬さんたちが歩くのを観察。

              

第4レースに出走する馬たちで、写真の馬には私の2番目に推す坂井瑠星騎手が乗り替わりで騎乗しました。

パドックで見ていて、なんだか走りそうだなと感じた馬がいたので、相方に頼んでその6番の馬と2番の馬とでワイド馬券を買ってもらうことに。見るだけのつもりだったのにね。

とそこでイチ推しのジョッキー、松山弘平くんは何に乗るんだっけ?と電光掲示板を見ると7番の馬に騎乗。あまり人気のない馬だったけれど、坂井くんを買って松山くんを買わない

のはどうなの?ということで7番の馬との3頭ボックス買い。300円だもの、御朱印代と同じやん(そこ比べるとこか?)。

その時点で電光掲示板には2頭に赤いランプが点いていました。騎手の乗り替わりを表すもので、まだ3レースめが走っている時点でもう2人も落馬した?なんだか波乱ぶくみだな。

 

第4レースの出走時刻になり、相方とコース前で観戦。まだそのときはあまり人も多くなくてよかったけれど、ダート戦だったのでちょっと距離があるのが残念。

東奥のほうから走ってきた馬が目の前を通り過ぎて、その後は見えにくくなるためターフビジョンで見ていたら、あっ!

なんと一頭から騎手が落馬。これで3人目じゃないの。で、いったい何番の馬?と思ったら、私がいいと思っていた6番の馬じゃないですか!ああ、競争除外・・・・・・

ならばあと2頭、松山くんと坂井くんに望みをつないで見ていましたが、結果は松山くん騎乗の7番が見事勝利!だったものの、坂井くん騎乗の2番は4着、ということで的中ならず。

その4着も3着からかなり離されてしまっていたので、惜しい、とも言えない結果。まあでも松山くんが勝ってよかったわ。

 

競馬に勝っても負けても腹は減る。ということでここでお昼に。

キッチンカーが4台来ていて、レースを見る前から目をつけていたハラミ丼にステーキ屋のクラムチャウダーを相方におごってもらいました。

                      

ハラミ丼はお肉も結構あってよかったですが、クラムチャウダーはクラムの代わりにお肉が入っておりまして。味の方はちょっと残念だったかな。

今回の競馬場行きは相方からの突然の提案でした。今月既に相方は友人と行っていたのだけれど、私がずっと生で馬が見たいと言っていて、膝のこともあるので長居出来ないことも

考えて短時間だけどつき合ってくれたという次第。お昼をごちそうしてくれるのも最初から考えていてくれたようですが、予想していなかったのでちょっとうれしかったですね。

お昼のあと、第5レースを観戦して帰宅しましたが、そんな頃にはかなり混み合ってきました。昨日は重賞レースもあったし、WIN5がキャリーオーバーだったこともあってのこと

でしょうね。

帰宅後はいつものようにスカパーで競馬観戦でしたが、馬は見られたけれど推しジョッキーふたりの姿を間近で見られなかったのがちょっと残念でしたね。ふたりとも騎乗が多くて

パドック周回中に馬にまたがることが出来なかったので。

 

それにしても、毎週のように相方につき合って競馬中継を見てきたせいなのか、生で馬を見たときにかわいいなと思わなくはなかったものの、それ以前に思ったのがその馬が走りそうか

そうでないか、ということ。まるでギャンブラーみたいですよね。

やっぱり生で見ると、馬体って本当に引き締まっていて力強くて美しい。私なんかは目が肥えていないので違いはよくわからないけれど、何度も通ううちに判るようになるのかな。

次の中京競馬場での開催は3月。今回のように短時間だったら、ちょっと遊びに行ってもいいかなと思います。


旅に行きたい。でも場所が

2025-01-26 08:00:00 | 旅行・お出かけ

去年2月に淡路島へ出かけましたが、今年もどこかへ行きたいと漠然と考えています。でもこの「どこか」「漠然」というところが問題で。なかなかここへ行きたい!という場所が

見つからない。

去年はたまたまテレビで瀬戸大橋を見て、瀬戸大橋は遠いからもう少し手前の明石海峡大橋なら、とすんなり行き先が決まりました。普段は畑のある山のほうばかりなので、海の景色は

新鮮に映りましたね。夏に相方と地元知多半島には行ったりするけれど、見える海は伊勢湾で外洋ではないんだもの。

県内でも行ったことのない場所はいくらでもあるけれど、それだと旅行という気分がいまひとつ盛り上がらなくて。やっぱり県境をまたいで出かけたい。

そこでぼんやりと頭に浮かんだのが浜名湖。温泉もあるからいいんじゃないかなとまず宿泊先から探してみたけれど、こちらの予算と合うところがあまりなくて。

公共の宿が割とリーズナブルで好きなんですが、あまりないみたいなんです。国民宿舎はあるけれど温泉じゃないし、露天風呂もない。私はどっちもなくてOKなんですが。

実は私、旅行先でのお風呂って全然楽しみじゃないんです。

のぼせやすい体質なので長く入っていられないのが一番の理由ですが、どうも他人様と一緒にお風呂に入るという行為自体に慣れていないということもあるみたい。

そこまで広くなくていいから、ひとりでゆったり入る、というのがいいんだけどな。露天風呂付き客室、みたいなのならベストかもしれません。

もっとも宿泊先よりも行き先というか、目的地を決めるほうが先なんじゃないか、とも思います。それがなかなか思いつきません。

行きたいと思うところは数々ありますが、車で一泊二日で行けるところとなるとかなり限定的。去年淡路島までのドライブは相方にとってはかなり負担だったはず。

私も運転すればいいのでしょうけど、心配なのかハンドルを渡そうとはしないんです。それに仮に相方が助手席だと、道路標識や看板などを見落とす可能性がかなり高まるのも事実。

視力や識字力が私より悪いので、人ナビに向かないんです。

畑仕事があまりないうちに、なんとか探して出かけられるといいのですが。

 

さて今日、相方と馬を見に競馬場へ行ってきます。レースはどうでもいいんですが、生で馬の姿が見たいとずっと思っていたので。この前競馬場へ行ってから、多分10年くらいは

経っているはず。お目当てのジョッキーもいるので、楽しみです。ただ寒いし、膝のこともあるのであまり長居はしないつもり。ピークを過ぎたとはいえ、まだインフルもコロナも

流行中なので、なるべく人のいない場所でかわいいお馬さんを見られるといいな。


おしゃべりとおいしいものを楽しみ、やかましさと不便にうんざり(長い)

2024-12-13 09:09:23 | 旅行・お出かけ

今朝台所へ行くと、何やらシーン・・・としている。あれ?と思ってよく見ると、いつもなら点いているはずの炊飯ジャーの赤いライトが点いてない!

炊飯ジャーをセットし忘れ、ではなく、それ以前の、米を洗うところからすっかり忘れていたのでした。きゃーっ!やっちまったー!!

まあそこは最近の炊飯ジャーは優秀?なので、お米を洗ってすぐスイッチオンしても全然問題なし。55分後には真っ白なごはんが炊きあがりました。やれやれ。

でもこれで寝坊なんかしていたら大変だったな、とちょっと冷や汗。

 

さて昨日は友人と中日ビルでランチとちょっとした買い物、そしておしゃべり(ここが重要)を楽しみました。

新築されてから初めてということで、まずは各フロアをぶらぶらと眺めながら5階まで。商業施設はこのフロアと、もう少し上にもレストランがあるようですが

そこはパス。5階には前にもあった他県(北海道もあるけど)の観光情報センターがあって、各種パンフレットや特産品の販売も行っています。私は徳島県の

ブースでゆず果汁の小さな瓶詰を購入。あまり大きいと使い切れないのだけど、ちょうどよさそうなサイズのものを売っていたので。すだちの瓶もあったけど

これからの季節はやっぱりゆずかな、と。100mlで432円でした。

友人は長野県のブースで完熟トマトを買っていました。おいしそうだったけど、トマトはやっぱり夏に食べたい。

ここでの買い物は実は一番最後。すこし早めだけどまずはお昼から。

友人は前日もランチだったとかで、そのときはしゃぶしゃぶとのこと。連日のランチで家を出るときには自分の母親や夫の冷たい視線を振り切って?だったらしい。

前の日しゃぶしゃぶだったのなら魚かな、ということで、「うまい魚が食べたくて」へ。11時開店なんだけど、その前から既に列が。もちろん全員女性で

それもほぼ我々のようなシニア世代がほとんど。

案内されたテーブルはゆったりとした4人席。日替わり定食のカキフライにも心が動いたけれど、最初メニューを見てこれ、と思った海鮮丼を注文。

            

前に知多で食べたようなはみ出すほどの具ではないものの、少なめにしてもらったごはんにはちょうどよい分量。種類はわからないものもあったけど、サーモンや

ブリ、白身など。写真にはないけれど味噌汁もおいしかったです。

ここを出てからまたじっくりとフロアを散策。2階にあるサカエルマルシェで友人の購買意欲に火が点いて、そこで少々買い物を。私もいくらか買ったけど

賞味期限切れが迫っていて半額になっていた島豆腐とウインナー、そしておいしそうなあられを発見したので、それを2袋。あられは1袋432円だけど、3袋で

1080円となっていたので、友人が1袋買うことで商談成立。ちょうど割り切れる金額だったし、好みのものがそれぞれ買えて満足。

このサカエルマルシェには、各地の物産が売っていてなかなかの品揃え。あまり見たこと聞いたことのないものもあれば、ちんすこうなど普通売られているより

少量パックのものがあって、手に取りやすい感じがしました。

その後飛騨牛で有名な丸明の精肉コーナーへ。でもそこで私が買ったのは、岐阜県産の豚肩ロース肉。だって近くで買うよりお値打ちだったんだもの。なのでつい。

これでまだお昼を食べて1時間も経っていないのに、フルーツがいっぱいのったケーキがとてもおいしそうだった「ラ・メゾン アンソレイユターブル」へ。

ここでミックスベリーとリコッタチーズクリームのタルトにアールグレイを友人はホット、私はアイスで。

                  

運ばれてきて、ワンカットにすると思っていたよりなんか小さい・・・と感じました。値段からしてももう少し大きいかと思ったけど、フルーツたっぷりだから

こんなものなのかな、とも。

残念だったのがアールグレイで、なんだか薄いんです。友人のホットのほうは茶漉し内臓のポットで出てきましたが、茶漉しの中に茶葉はなくて。それなら

いっそティーバッグにすればいいのにと思いましたね。こちらも薄くて、茶葉がないから濃くなるはずもなく。

おまけに隣の席の若い女の子4人のグループのおしゃべりの声が大きくて。うちひとりの笑い声が辺りを全く憚らないほどの豪快な?ものでうんざり。

それでも友人とおしゃべりは楽しめたけど、ここでランチより高い金額を払うことにはかなり抵抗があったな。多分もう行かないと思います。

 

中日ビルを出て、三越で晩ごはんのおかずをそれぞれ調達してから地下鉄の駅で別れたのですが、事前に構内マップを見ておいたけれど、私が帰る方向の

ホームへエレベーターで行こうとすると、とんでもなく大回りかつ複雑な経路になりそうだったので痛さを我慢して階段で。

駅の構造上それぞれのホームにエレベーターを設置するのが難しいのだろうけど、今後まだ膝の痛みが続くようなら、往きはともかく帰りはルートを変えて

みようかなと思いました。もっとも膝がよくなったらそんなことも忘れてしまうかも、だけど。


ピザも目当ての展覧会と、残念がる出来事

2024-12-04 09:02:58 | 旅行・お出かけ

小春日和と言いたいほどの暖かい晴天の下、相方と岐阜まで出かけてきました。第一目的は展覧会。

名鉄で岐阜まで。隣の県ではあるものの特別快速で早く行くことが出来ます。もっとも通勤時間帯だったので名古屋駅までは立ちっぱなしだったけど。

1時間に1本程度しかない岐阜バスに乗って美術館前まで、途中こんな狭い道を通るのか!?と思うような住宅地をちょっとだけ通るのが面白かったりします。

相方はこのバスに乗るのは初めてだったので、とても驚いていました。

驚いたと言えば、ようやく岐阜バスでも他所の交通系電子マネーが使えるようになっていました。それまではアユカという自社のしか使えなくて、ちょっと不便な

こともあったんです。整理券を取って、おつりのないように両替機で両替するのも停車中にする、というのはなかなか難儀だもの。距離で料金が変わるから

仕方ないのでしょうけどね。

わざわざ小銭を用意して行ったけれど、名古屋市の敬老パスを兼ねたマナカを使ってスムーズな乗車が出来ました。

 

展覧会は山本芳翠展とルドン展と、企画展が2つもある豪華版。共通チケットで2千円。どちらか一方だけでも鑑賞することが出来ますが、せっかく出かけたし

相方はルドンは初めてだったので両方とも。でもどちらかと言えば私たちのメインは芳翠のほうだったので、そちらから先に。

どちらの展覧会も作品数がかなり多くて驚きました。もっとも芳翠のほうは同時代や影響を与えた画家たちの作品もかなり多く、作者名を見ずにいるとうっかり

芳翠の作品と思ってしまうことも。

日本女性を描いた作品はどこかこってりとした雰囲気で、古風な絵柄のものが多かったような。

そして私がいいな、と思ったのは、残念なことにどちらも芳翠の作品ではありませんでした。もちろん芳翠が描いた裸婦など、前から好きなものもあるのだけど

これが本当に芳翠の作品?と思えるようなものも。最後のほうに展示されていた虎の絵の一枚なんか、近くに人がいないことをいいことに?思わず「下手」と

つぶやいてしまったくらい。それともその時期は描く方向性が変わっていたのかな。

いいなと思ったのは合田清の「風景」と、原田直次郎の「靴屋の親爺」。どちらの展覧会もそうだったのですが、作画技法や素材の説明が書いてなくてそこは

少々不満に感じました。「風景」は何で描かれているかその場ではわからなかったのですが、作品リストによると木口木版とのこと。彫師が彫ったのか本人が

彫ったのかはわからないけれど、小品ながらとても趣のあるものでした。「靴屋」のほうはいかにもな職人の面構えで、人柄まで伝わる感じがよかった。

一方ルドンのほうはというとこちらも作品がかなりの数あって。元々岐阜県美術館が持っているコレクションも多く、かなり前に息子と観に来たこともあって

かなり飛ばして鑑賞。リトグラフなどのモノトーンの作品が多く、作風も暗くて、観ていると気持ちがどよ~んとしてきます。こういうところはムンクと同じ。

花を描いた油彩画などは優しい作風で、同じ人が描いたのか?と信じがたいところもありましたね。

息子はちょっと変わった?ものが好きなので、ルドンも好み。でも今回は時間がないことと、彼が好きな作品がなかったので観に行くことはなさそうです。

 

鑑賞を終えてバスで岐阜駅前近くまで移動し、お昼は2年前にも訪れたナポリピザのお店へ。今回何かと写真を撮り忘れてしまって、おいしかったピザも話だけで

おしまい。Mサイズのピザ2種類とドリンクにしましたが、ちょっと量が多かったかも。次行くことがあったら、オーダーを少し工夫しなくてはいけないなと

思いました。それに隣のテーブルに運ばれたボンゴレビアンコがものすごくおいしそうで!殻付きのアサリがどっさりのっていました。石窯焼きのピザが

おいしくてその店に行くのだけれど、次はパスタも試してみたい。

食後歩いて5分ほどのところにある金(こがね)神社へ。私の朱印帳によると前回は令和元年で、コロナ前だったんですね。昨日もまた御朱印をいただいて

きました。

                  

この写真も家に帰ってから。朱印帳は持って行かなかったので、いただいたものを貼り付けたところです。

本当はここで駅に戻って帰宅、の予定でしたが、相方が数年前「鶴瓶の家族に乾杯」で放送したところへ行ってみたいと言い出したので、行けるかどうか

わからないけれどとにかくそっち方面へ行くことにしました。

放送された場所にはかなり前に娘と通りがかったことがあったんです。確か伊奈波神社へ行った帰りに通ったような気がしたので、なんとなく伊奈波神社方面へ

向かって歩き出しました。

でも金神社からは結構距離、あるんですよ。膝はそれほど痛くなかったのだけど、駅まで戻ることを考えるとあまり遠くまでは行きたくない。

などと考えながら歩いていたら、鳥居を見つけたのでちょっと寄ってみることに。

橿森神社というお社で、御祭神のお父さんは伊奈波神社、お母さんは金神社の御祭神なんだそうですが、全然知らなかったな。金華山のある岐阜公園の南の

端あたりになるみたいです。

ここを参拝して駅に戻ることにしました。大通りばかり歩いていると景色も単調だけど、少し入ったところを歩くのはなかなか面白い。

 

と、ここまで書いて以前書いていた別のブログの記事を探していたら、ありました!その放送で映った場所。しかもそのとき、橿森神社にも参拝していたんです。

全然覚えていなかった私・・・・・・14年前の10月のある日のことで、放送の場所は御鮨街道に面している、とブログに書いていたのだけれど、その御鮨街道と

いう道標を昨日も見たのに!忘れるって、悲しい・・・・・・

マップのストリートビューで見てみると、なんだ、昨日かなり近くまで行っていたんじゃないか!とわかって愕然。まあ仕方ない。伊奈波神社の御朱印をまだ

いただいていないし、そのとき以来ずっと行っていないので参拝しに出かけたあとで行ってみることにしましょう。相方が帰ってきたら事情を話して、ふたりで

残念がることにします。