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顔になにか出来たりして、今ひとつ「元気ハツラツ!」とは言えませんが、今週ラジオで、健康における笑いの効能についてやっています。
去年のPTAの講演会も、現役のお医者様が同じような内容で、笑いの必要性を語っていらっしゃいました。
ラジオでお話しているのは脳神経科のお医者様。患者さんは脳梗塞などで言語などに障害が出ている方など。
そのお医者様、毎月病院で「寄席」をやっているそうです。
先生自身も落語をするそうですが、プロ(かなり高名な面々)の噺家さんなどにもボランティアで出てもらっているそうです。
でも、患者さんだけだとなかなか笑わないんですって。
そりゃそうでしょうね。病気で入院していれば誰だって鬱になりますもの。
「笑う」ということには、脳の正常な働きが必要なのだそうで、先生の患者さんは
「笑うことができたら退院」なんだそうです。ふ~ん、ナルホド。
そういえば、意外な光景に遭遇したことがありました。
それは、義父ががんで県がんセンターに入院していたときのこと。
当たり前ですが、患者さんはすべて「がん患者」なわけです。
義父や私たち家族もそうでしたけれど、「がん」と宣告されたときのショックと言ったら、たとえようがありません。
「余命何ヶ月」とか言われたわけではありませんが、そこが「がん」という病名の持つイメージなんですね。
入院中は私と義母と交替で毎日のようにセンターに行っていましたが、あるとき、売店へ行くときだったか戻るときだったか、エレベーターに乗ったときのことです。
オバサマ患者さんの「団体」と乗り合わせました。
そのオバサマたち、パジャマを着ていなければ患者だと思えないほど、「普通」に、楽しそうにおしゃべりしていたのです。
とてもいい光景でしたね。
「がん」になったこと自体はうれしくもなんともないわけですけど、あんなふうに笑いながら話していたオバサマたち、きっと元気になっているような気がします。
笑うって、ナチュラルキラー細胞を活性化させたり、生活習慣病にもいい効果があるんだそうですよ。
下がった口角には「福の神」はやって来ない!
さぁ、みんなでもっと笑いましょ~!
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