ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

上海のちょっといい人たち(2)

2008-10-24 19:03:50 | できごと

入国審査官  「辺境警備」つまり出入国管理は国境警備なのだと気づかせられるところで、入国審査官から「ニィハオ」とにこやかに迎えられてびっくり。パスポートを受け取って「謝謝」と言ったら「不客気」(どういたしまして)とまたにっこり。入国管理官は頬をぴくりともさせない硬い顔にしか出会ったことがな。初めて笑顔が上海とは・・・

警備員  両替をしに、初めて街中の銀行にはいってみた。(ホテルのほうが時間もかからない)
だれが案内係りかわからず、とりあえず入り口近くに2人でいた警備員に尋ねる。
すると「パスポートを持っているか」と確認しながら、素早く順番カードを引き出してから、書類を整えるよう係りの行員にいっしょに渡してくれた。銀行の窓口でけっこう待たされるのは日本と同じ。「書類に記入してから順番カードを取ってお待ちください」ではなく、何より先に順番カードを取ってくれるなんて、うれしい警備員。

公安=警官  次の写真は去年のものだけど、撮ってくれた友だちが送ってくれた。

乗っていたタクシーが追突されて、その事故処理を終えたときのものです。
交通事故が急増する上海で警官は大忙し・・・この方はもう3日も半徹夜状態で事故処理に当たっているというのに丁寧に対応してくれ、思わず記念写真を撮りたくなったのでした。
両側の方が警官とタクシー運転手。運転手さんもいい笑顔になっています。


上海のちょっといい人たち(1)

2008-10-23 19:01:14 | できごと
どういう風の吹き回しか「上海タイフーン」 やってます。
中国に仕事できたことは何回かあるものの、こんなに年取ってから、しかも起業にかかわって独りでやってくるとは、思ってもみませんでした。
北京とちがって上海には畏れをもっていましたが、来るたびに「ちょっといい思い」を経験しています。


北京オリンピックの次は、2010年上海EXPO。カウントダウンが始まっています。
写真は「人民広場」地下鉄駅構内。東京の銀座、大阪の梅田みたいなところでしょうか。若い人だらけです。
たまに見る高齢者は、たいてい夫婦連れで、いたわりあって行動しています。
ひとりで動いているこの変な年寄りは、いろんな人に助けられています。
・ 混雑した車内に乗り込むと、下から手が伸びて「座ってください」と席を譲ってくる十代(に見える)の男の子、女の子。
・ 切符売り場でもたついているのを、じっと見ていて操作をまちがえるとさっと直してくれたビジネスマン風の人。
・ 案内所で尋ねていると、職員の答えに「こうもできるはずよ」とアドバイスを入れて交渉してくれた若い女性。


朝の通勤時に、後姿がかっこいい2人と、バス停の若いお母さん。
女性たちはみんな、モデルみたいな姿勢でさっそうと歩いています。
日本の女の子に多い内股・がに股歩きは見かけません。
靴音も快く、スタイルがいいのは<所作>のせいだと思わざるを得ません。

堂々として声も大きいから、ちょっと怖い印象をもちがちですが、
(上海風に)細やかな気配りをすることに、わたしは気が付き始めています。
(続く予定)