ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

ジョコビッチの黄帝内経

2016-05-18 10:12:32 | 引用
ジョコビッチの生まれ変わる食事』に中国の古典「黄帝内経」の内容を発見。
ヨガと太極拳を組みあわせたストレッチ運動を毎朝20分おこなうというジョコビッチ。
「東洋医学でいちばん参考になったのは体内時計の概念であった」と述べているが、
東洋医学もヨガも根本的なところを学んでいて表面的なまねではないのがすばらしい。

ことさらに話題にされる「グルテン・フリー」というのも、
現在の世界の小麦が品種改良(生産量をあげるため)を繰り返して
もはや昔の天然の小麦ではないことしっかり指摘している。

「テニスが与えてくれた一番の贈り物は、海外を旅する機会」
「他の文化を目にする機会を与えられることにより、さらに開かれた思考を手にする」

「オープンマインド」「マインドフルネス」ということばがたびたび出てくる。
「あまりにも膨大な死と破壊を目の当たりにして、私たちはもう隠れて暮らすことをやめた。本当に自分たちが無力だと実感したら、そこにある種の自由ができあがる」
「自らの無力感を本当に受け入れると、本当の意味で自由になれる」

ロンドンにある異色のレストランも紹介している。
ダン・ル・ノワール


世界一のテニス選手の、技術や体力以上に深く大きな人間のことばを表せていない翻訳が気になって訳者のブログを見たが、外国語ができるというだけの下司。実にもったいない。