ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

温泉効果

2009-07-29 17:35:46 | 雑感
温泉でよく会うおばあさんからグレープフルーツをいただく。

「オメはいくつ?まだ嫁に行けるとしだじゃ!80過ぎたら買い手もないが」

温泉そのものより、婆さまたちの元気な会話に励まされる。

疲弊?それとも腐敗

2009-07-29 14:14:57 | 世の中
文庫で浅田次郎の『シェエラザード』を読んだ。

悲劇の程度は人数であらわされるものではないが、タイタニックの悲劇を大きく上回る2003名の乗員が犠牲になった 阿波丸 の史実をえがいた小説。
この悲惨な史実が、あまり知られていない、記憶されようとしていないことが悲しい。
子どもたちには、架空の物語ではなく身に刻む歴史として読んでほしいと思う。

文庫版なので解説がある。
その解説に大変な誤植があった。重要な登場人物の名前で字がまちがっている。
「9刷」とあるが、そのあとで直されたろうか。

本に誤植が多くなったように感じる。
ほかのいろいろな仕事に「緻密さ」が失われているように思う。

社会全体が疲れてきているのか、それとも、腐ってきているのか、
疲労なら回復できるけれど、腐敗は、切り離すしか、止めようがない。


PC守から解放

2009-07-27 17:44:55 | 雑感
ずっと考えていたパソコン置き、やっと実行。
大工さんがつくってくれた棚に置いて、
PC操作は立って行うことにしました。
2日たっての感想は・・・大正解!

だいたいPCは起動したとたんに、お守り仕事ばかりでうんざりする。
待つ時間がとても多いけれど、座り込むとPCから離れられない。

立っての操作だと、ほんの数十秒でも、すぐに離れてほかのことができるし、
眼が疲れても、画面を見続けることがなくなる。
足を動かしながら操作できるし(青竹を足元に置こう)、
必要な本などもすぐに取りに動けて、Net情報だけに頼ることがなくなる。
熟考が必要なときは、場所を変えて気分も変えて集中できる。

息子のPC台を見たときから考えていたことだけど、
決定的だったのは、ヘミングウェイのタイプライター。
書斎ではなく、寝室の棚に、さらに本を重ねて、ちょうど立って打つ位置にあった。
「彼は痔を病んでいたらしい」というのがガイドの説明だったけれど、
そうではないと思う。
立って原稿をタイプするほうが機能的だったのだと思う。

すでに会社の改革策の中に入れている企業もTVで報道していた。