ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

メロンのはずが

2012-06-28 13:14:23 | 歳時記・行事
夏野菜やカンモ(さつまいも)の植え付け、またジャガイモ収穫などに慌ただしかった5月と比べ、6月は梅雨の天候もあってなんとなくゆったりして、わりと好きな季節。
しかし、メロンとキウリを取り違えて植えていたと気づいてがっかり。
竹組の下に植えたキウリ(じつはメロン)が早々とだめになったのも道理。
「今年の夏の果物はキウリ、キウリを甘く食べる方法がないかなぁ」とあきらめる。
そして、一本だけかろうじて生きているメロンに敷き藁をおいて、はかない希望をたくす。
半分やけになって、まだ小さい一番成りのキウリをかじる・・・味も歯触りも最高!

午後のフリージア

2011-04-24 19:49:05 | 歳時記・行事

4月も下旬にはいり、そろそろフリージアも終わり。
球根の世話の準備を始める畑を通ったとき、たくさんいただいてきた。

旬が終わるころには、旬のものが飛び交う。
いまは、トビの塩干や白子、きぬさや、キャベツなど。
もうすぐジャガイモがとんでくるはず。

トビの白子は、苦手な人が多いのか、
「焼いて食べたらおいしい」と口走ったら、
あちこちからどっさり飛んできた。
味噌で煮込んでビンに詰め、食べていただける方を探してまわっている。

山村の人が、春の山に野草摘みに入るように、
島の人は、5月初めは、貝や海藻取りに海へ入る。
亀の手やブドがやってくるのを楽しみに待っている。

清明節:わたしの天安門事件

2009-04-12 12:13:50 | 歳時記・行事
清明節連休のあとの上海に来ています。
樹々が新緑に輝いてすっかり初夏の感じ。
清明節というのは春分から半月後で、日本のお盆のように祖先の墓参をするならわしがあります。

「墓参り」をは中国語で「掃墓」というそうで、青ヶ島の「墓がり」を思い出しました。
年に一度、島民総出でお墓の草取りをする日がありました。

清明節は、わたしには1976年の 第一次天安門事件の日です。
ニュースを聞いたときの感動はいまも覚えています。
次の「詩詞世界」というサイトに写真がのっています。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/gezhao3.htm
 天安門広場の烈士碑は、周恩来を追悼する花束とそれを守ろうとする人々に囲まれた・・・

3月半ばに街のいたるところに登場した「青団」(草餅と同じ)は清明節の食べものだとか。
 右は比較用:「さつき」さんの草餅


テーマと関係ないですが、島で日本一おいしい和菓子をいただける幸せは「さつき」さんのおかげ。
桜・栗・柿のみごとさは私のへたな写真では出せません。





島の花ことば

2008-08-18 22:28:17 | 歳時記・行事
数日前の朝、すぐ近くに虹が、それも二重の虹がかかりました。

 ***
 
商工会館で「八丈島花ごよみ」というのを見つけた。
その花言葉をおもしろく読んだのは、島の人たちの気性に神経質になっているせいか。すこし抜粋してみる。

ストレリチア  「おおらかな心」 夏を除いて年中開花:極楽鳥花
ハイビスカス  「恋の歓喜」 5月から11月まで開花:紅花
フリージア  「清香・純情」
ハマユウ  「どこか遠くへ」
アジサイ  「移り気」
ガクアジサイ  「未熟な人」
マツバボタン  「無邪気」
アガパンサス  「恋のおとずれ」 梅雨時に開花:紫君子蘭
アマリリス  「華美・おしゃべり」 5月に開花、野生になっているのがすごい。
ツワブキ  「愛よ、よみがえれ」

作成は八丈町商工会、資料提供は<東京都中央農業改良普及所八丈支所>、かなり古そう。
以下の<花ことば>欄が空白、つけてみたくなる。

アロエ・シンビジウム・ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉:ジャスミンの一種かと思ったけど<ナス科>とのこと)・サクユリ・イソギク・ゲットウ(月桃)




お茶会

2007-12-12 14:56:36 | 歳時記・行事
太極拳の練功仲間のお茶会。一年前の会があまりに楽しかったので、忘年会をお茶会にしていただきました。

中学生も指導されながら点ててみました。

御点前を披露するのは、やはり前回の茶会に感動して末吉の仙女さまに弟子入りした方。
美しい手さばきに見とれていましたが、写真を見たら後ろの仙女さまの御手のおかれようもきれい!



抹茶を点てる「技術は?」とお尋ねしたら、仙女さまはちょっと間をおかれて
「技術なんてものはありません、すべて心です」
とお答えになりました。あきれた愚問だったようです。

たった1-2時間のあいだに仙女語録が一冊できてしまいそうな会話でした。
そのなかのひとつ。

 「感謝は、ことばに出すと消えてしまいますよ」

指導へのお礼をしきりと言われた際のひとことです。

 
今回も、心身が芯からあたたまる楽しいお茶会でした。
生活から生まれる「お茶」のような日本の文化を、もっと若いときから学びたかったものです。 
観光ビジネスで「おもてなしの心」と言われるけれど、ビジネスの心と両立するものでしょうか。
ホンモノの「心」を学ばなければ、商売にも活きないのではないかと思います。




春雷?

2007-02-28 11:56:29 | 歳時記・行事
ピカッと輝く光に目を覚ました。
そしてドカンときて「雷だ!」と家中のコンセントをはずしてまわり、ベッドに入ってまた眠りこんだ。

朝になって、窓のカーテンは閉まっていたのに稲光を感じたのだろうかと疑問になる。
ものすごい雷鳴に飛び起きた人がたくさんいるが、稲光で目を覚ましたという人はいない。
でも、いきなりまじかに照明を当てられたような感覚を確かに覚えている。

「春雷」は「遠雷」と思っていたのは山岡荘八や立松和平の小説題のせいか・・・。

小雨の8時半ころ、富士山に太く大きな虹がかかっていた。カメラを持っていなかったのが残念。

シロアリが飛んだ日

2006-06-13 08:55:46 | 歳時記・行事
トンネルを出て下り坂。ライトにちらちら白いものが・・・シロアリだ!
7時過ぎ、道に降った春の薄雪のように羽根が舞う。
湿気と気温の上がり方から、そろそろかなと思っていた。
でも、ちょっと気温が低めだからと、門灯をつけて出てしまったのを悔やんだが、おそい。

今朝、雨戸を開けてみたら案の定たくさんの羽が落ちている。
家の中にも、ちょこまかと動いているのが数匹。
閉め切っていても、換気扇やらどこかからはいりこんでくる シロアリ
どうか住みつきませんように。

「羽蟻!」とご近所の方に電話したら
「羽アリは黒アリ、これはシロアリ」と直された。

新じゃが

2006-06-01 15:53:35 | 歳時記・行事
こちらにきて3回目のジャガイモ収穫。
泥を払って選り分けし、ダンボール箱で保存。
8月ころから毎月芽を摘んでいけば来春まで食べられる。
初回も2回目もつくりすぎて、メンテナンスに苦労したから、
今年の種芋は5つだけ。
新ジャガは、皮がおいしい!

6月にはいったらカンモ(サツマイモ)の植え付け。
おいしさに感動した安納イモの苗がほしい!