ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

歳暮と御歳暮

2014-12-11 18:24:02 | 言語の表現
かつて草柳大蔵が
「お歳暮」「お中元」ほどきたならしい言葉はない
という意味のことを書いていた(はず)。

「歳暮のごあいさつ」「中元のごあいさつ」であり、
季節・時節に「お」をつけて、贈答品の代名詞にしてしまう、
それはまちがった用法と云う以上に、商人の悪知恵と、
それにのせられる愚かさを象徴するような言葉、ではある。

以上とはちょっとちがうけれど、
「久米書店」で『カネを積まれても使いたくない日本語』内館牧子を紹介していた。

国家哀悼日

2014-12-11 11:22:42 | 世の中
南京虐殺などをめぐる日本の動向がもたらしたもの。
「ヒロシマで何十万人も死んだ、なんて嘘だよ。数千人にすぎない」
たとえば、こんなふうに言っているのと同じ、
日本の(当然、日本人の)感覚が、世界から危険視されている。

 【北京時事】中国の国営新華社通信は11日、旧日本軍による1937年の南京事件が起きた13日を「国家哀悼日」に制定したことに合わせ、江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で13日午前、式典を開催し、共産党・国家指導者が出席すると伝えた。国営中央テレビなどが生中継する予定で、習近平国家主席が出席するとみられる。
 国会に相当する全国人民代表大会常務委員会は2月、抗日戦争勝利記念日を9月3日、国家哀悼日を12月13日にそれぞれ制定。今月13日は制定後、初の国家哀悼日となり、歴史公文書を扱う国家档案局はウェブサイトで、南京事件を扱った動画を1週間連続で配信するなど、南京事件をめぐる宣伝活動を本格化している。 
 また、日中戦争をめぐる賠償請求活動を展開する民間団体「中国民間対日賠償請求連合会」は今月上旬、犠牲者に謝罪と賠償を求める書簡を、北京の日本大使館に送付した。
 11月に日中首脳会談が実現し、両国の政府対話や交流事業の再開が相次ぐ中、習指導部は安倍政権の歴史認識について警戒しており、歴史問題をめぐる行事を通じて対日けん制を強めたい狙い。習主席は今年、7月7日の盧溝橋事件77年、抗日戦勝69年に続き、国家哀悼日でも講話を行うとみられる。(2014/12/11-10:26)