ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

9条ー輝く死刑判決

2016-01-30 07:37:45 | 雑感
---憲法9条は日本への死刑判決---
やっと腑に落ちる視点に出逢った。


「勝った者が負けた者を無残にさばいた、日本という国への死刑判決」
「交戦権をもつことで一人前の国家となる・・・それを頭から否定している
・・・日本国憲法と言いながら日本という国の存在を認めていない」


むのたけじと「たいまつ」は知っていても読んだことがなかった。
『日本で100年、生きてきて』が初めてだが、食わず嫌いをせず、もっと早く読んでいるべきだった。


「同時に、軍国日本への死刑判決でもあった。人類が生き残れるとすればこれしかない、という太陽の輝きがあった」
「連合国から受けた最大の侮辱と太陽の輝きの中で、・・・私たちは死にものぐるいで」もがき考えなければならなかった。
「その上で憲法9条に光を見たら」「与えられたものではなく」「本物として根付いていったはず」
「そういうことをせず、最初から美しいと言って、仏つくって魂入れずだった」

真に美しいと思うなら、ほかの国の憲法にも交戦権の否定がはいるはずなのに、どこにもない。


日本の300万人とアジアの2000万人が犠牲になった戦争のあとで生まれた憲法9条、
「悲しみと怒りと決意」が入り交じったその憲法を70年守ってきた日本人。
戦勝国どうし、中国とアメリカの対立が危険な状況に進む中で、
一方のアメリカに従うのか、9条をもって中立をつらぬけるのか、問われていると思う。

    「 」は『日本で100年、生きてきて』から引用、・・・は中略

カタログ雑誌「通販生活」

2016-01-27 11:31:36 | 引用
「通販生活」から

「もっと使わせろ、
 捨てさせろ。
 無駄使いさせろ、
 季節を忘れさせろ。
 贈り物をさせろ、
 組み合わせで買わせろ、
 きっかけを投じろ、
 流行遅れにさせろ、
 気安く買わせろ、
 混乱を作り出せ」

舞台『屋根』の脚本(倉本總)

勝手に送られてくるカタログ雑誌、
物欲に負けて、なんとなく見てしまう。
しかし「通販生活」は、おもしろい!
こんな「電通PRセンターの戦略十訓」なんて紹介している。
すべてが広告だという目で読んでいくから、かえって納得の商品紹介だし、
その紹介そのものがじっくり読める。

洗脳まがい

2016-01-18 17:40:54 | 世の中
 「防災無線から流れる町歌が、夕方の雰囲気の中では弔歌に聞こえてしまう、
  夕暮れのイメージがついてしまってはせっかくの町歌がかわいそうだ」
と役場に投書したところ、丁寧にも返事が来た。
しかし返事の内容は、このように怖かった。
---
町歌については、「郷土愛をさらに深め、皆さんに様々な場面で活用していただくこと」を目的に、色々なバリエーションで製作しました。その普及の一環として、多くの町民の方に聴いていただける、夕方5時の放送に替えて合唱による町歌を放送することとしました。
--- 

 音楽には良し悪しはないと思うけれど、好き好きはある。
 また、時や場にふさわしいかどうかもあると思う。

 「さまざまなご意見」があったそうだが、
町歌にしたのは「普及のため」という。
聴いていくにつれて、違和感なく親しんでいただける」という考えは、
「洗脳」とかわりないではないか。

「親しむ」ことを防災無線の力で強制していると思うと、
ますます町歌に違和感をもちはじめ、
稚拙なメロディ・歌詞という印象が強くなってきらいになっている。

ちなみに「毎日定時に行う放送を、動作確認放送といいます
という文言もあって、「え?町が町民の動作を確認するの?」
とぞっとしたけれど、これは私の誤解で、防災無線の動作を確認する放送ということだった。
目的外の使用なので、その言い訳らしい。

この動作確認放送=時報に使われている音楽にはいろいろあって、
松田聖子の「SWEET MEMORIES」を使っているところもあるそうだ。
Wikipedia 市町村防災行政無線






九条

2016-01-10 15:55:56 | 世の中
憲法を論ずるとき、そのものから離れずに、
常に条文を伴って論じられるべきだと思う。


日本国憲法第九条

1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。