ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

YOGA 

2007-12-26 18:43:27 | 言語の表現
こちらにきてからもヨガを楽しんでいます。いっしょにやってくれる仲間がいるのはありがたいことです。
ヨガを楽しめるのは、最初に教わった先生のおかげ。その先生が遊びに来てくださるときはヨガ教室をひらきます(マットが足りない!)

YOGA はサンスクリット語で「荷台を引く牛馬に頚木をつける」から「結びつける」意味だそうで、先生のヨガでは「五感を結びつける」ことを意識されるそうです。

ヨガのポーズ・・・ポーズは「アーサナasana」の英語訳ですが、先生は「アーサナは地球のearthに通じるもので、地球に座る、と考えてください」と説明されました。「かたち」よりも「安定」ということでしょうか。
あるサイトで、asana を“to be seated in a position that is firm, but relaxed”と解説しています。ポーズという訳が、ヨガへの誤解を生んでいると思いました。
ヨガは、ストレッチでも柔軟体操でもなく、呼吸法(だけ)でもなく、地球と一体化する「座法」「体位法」と理解しました。
 60度の角度にきた太陽に向かって礼拝アーサナ。
<身体が柔らかく反っている>かたちより、しっかり地について安定しているところに着目。


この先生、毎年、進化しています。次はどんなヨガ指導をしてくださるか、楽しみです。

  * ちなみにヨガ仲間は、火曜日夜7時から三根公民館2階に集まります。 



「あした・ばー」のジュース

2007-12-22 00:38:05 | お知らせ・情報
遊びに来た友人が東京駅にある あした・ばー の「あしたばジュース」ファンだと言い、明日葉を摘んでつくってくれました。

明日葉の新芽 5本
りんご(大)半分
水 コップ4分の1


をミキサーにかけてできたジュース、逸品です。

次の日は、ミカン4個で。リンゴよりすっきりしていました。
こんどはバナナと八丈牛乳でつくってみようと思います。

摘みたての新芽だから当然ですが「あした・ばーのより、苦くない!」とのこと。

ところかえれば

2007-12-15 09:32:14 | 雑感
沖縄「美ら海水族館」のドラマをTVで見た。
郵便局宣伝臭の強いフィクションだが、水族館つくりにたずさわった人々の想いはかなり実際に近くえがかれていたのではないか・・・と「美ら海水族館」を見てきたあとでは思える。

サメ。「獰猛」「貪欲」のような形容詞がつくけれど、実際には少食で、イルカが一日に食べる量を一週間かけるということを、この水族館で知った。
     脳はカロリーを消費する。
     やせたいなら、運動よりも脳を働かせるほうが効果的?
展示された脳は、サメにくらべてイルカのほうが格段に大きかった。
「かしこい」「いやされる」というイルカへの評価は、つまりは人間に近いということからなされるわけで、地球にとってみれば、サメよりもイルカのほうが「ならずもの」だ。
前に「人間は地球の癌」と書いたが、イルカよりも脳が大きい、さらなる「ならずもの」が人間だ。
ゆったり泳ぐジンベェザメは、人間よりイルカより妖精脳の比率が高いんだ、と思うと、ほんとうの妖精に見えてきた。



島の夜空で星を見上げていると「静か」になっていく自分を感じる。
(流れ星の降るときはなお)
南風椎訳『1000の風』の本を開いて、その「静か」をまた感じる。
(前に書いたけど→6月12日新井満『千の風になって』は、この『1000の風』の盗作で、ぜんぜん質の違う訳だからとりちがえないでください。)

人間は自然のなかに生起し自然の中に還っていく、そのあたりまえの真実を、
悲しみとかその克服とかいう人間の感情・心から解脱したところで、
たからかにうたいあげた詩だ・・・と思う。
近しい人の死を悲しむのは自然な感覚でも、その悲しみにとらわれる人間の情念は不自然だと、言っているように読める。

島で暮らすようになって、いろいろな本をうれしく読んでいる。
前には触れさえしなかった分野の本(たとえば詩の解説本とか)も手にするようになった。

***

水族館には賛否両論あるけれど「美ら海水族館」は、多くを学べる(たとえばサメに関する展示も多角的だし、深海魚の世界もあったり)ところだと思いました。沖縄ならではかも。

写真は八丈富士から、夕もやに沈む街と三原山です。

お茶会

2007-12-12 14:56:36 | 歳時記・行事
太極拳の練功仲間のお茶会。一年前の会があまりに楽しかったので、忘年会をお茶会にしていただきました。

中学生も指導されながら点ててみました。

御点前を披露するのは、やはり前回の茶会に感動して末吉の仙女さまに弟子入りした方。
美しい手さばきに見とれていましたが、写真を見たら後ろの仙女さまの御手のおかれようもきれい!



抹茶を点てる「技術は?」とお尋ねしたら、仙女さまはちょっと間をおかれて
「技術なんてものはありません、すべて心です」
とお答えになりました。あきれた愚問だったようです。

たった1-2時間のあいだに仙女語録が一冊できてしまいそうな会話でした。
そのなかのひとつ。

 「感謝は、ことばに出すと消えてしまいますよ」

指導へのお礼をしきりと言われた際のひとことです。

 
今回も、心身が芯からあたたまる楽しいお茶会でした。
生活から生まれる「お茶」のような日本の文化を、もっと若いときから学びたかったものです。 
観光ビジネスで「おもてなしの心」と言われるけれど、ビジネスの心と両立するものでしょうか。
ホンモノの「心」を学ばなければ、商売にも活きないのではないかと思います。




冬の帰島

2007-12-06 21:42:39 | 花鳥風月
最終便に乗ると、日没の時間になります。
富士山がいちだんとひきたちます。 (左の写真をカチカチすれば見えます)

一便にすると空港で日の出をながめられます。ならんだ飛行機が、沖縄の水族館で見た水槽の下に並んで寝ていたサメにそっくりです。