Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

とある曇りの日に・・ 「本日、天気曇天なれど、気分きわめて晴朗なり!」

2007-01-20 22:25:10 | つれずれ紀行
  !!!!

 やはり、デジカメは出てきました。

 何も、今にして始まったことではない!

 未だ「もうろく」してはいませんので、あえて申し添えておきます!

 「忘れ物」は、若かりし頃より我輩の得意技であります。自宅の各部屋の各場所ははおろか、国内の訪れる場所のあちこちにて、さらには外国旅行中の異なる諸国と異なるジャンルの各場所場所に、「たいそうな忘れ物」を繰り返しつつ、何故かその忘れ物が出で現われ再び手元に戻ってくるという、曇天青天の逆霹靂的「幸せ者」であります。(「忘れ物の話」を記事にしてシリーズ連載化しても飽き足らず!)

 さて本日、吉報です!

 今朝10時過ぎに電話が入りました。携帯であるからして、知り合い以外からのCallであると、すぐさま判明するが何と市外局番は軽井沢である。どこの誰からか、何だか?さっぱり分からないけれど、とりあえず電話をとった。しかしどこの誰なのか?すぐさま判明する。

 「OOさんですか?」

 「はい、そうです?!」 我輩は素直に電話に出た。ところが、

 何と、一昨日訪問した喫茶店の大将からではないか?

 「あの、携帯電話をお忘れではなくて、カメラをお忘れになったのではありませんか?」
 と、きた・・・
 「はい、そうです。SONYの馬鹿ちょんデジカメなのですが、ブルーグレイのソフトケースにいてれいるやつです。ところでマスター?どうされましたか?」

 「いや、昨日はご友人の方がOOさんの携帯電話をお忘れになっているとおっしゃったので、一生懸命になって家内と探していましたけれど、カメラのお忘れ物があるのですが、カメラではなく携帯電話だとおっしゃって、携帯電話の忘れ物はしょっちゅうあるのですが、必ずとりにお見えになり、当店では携帯電話のお預かりものには、今のところ在庫はございませんで、ただデジカメをお預かりしていたものですから、よもや?と思いまして、失礼とは存じ上げながらも念のため直接、そちら様の山荘にお電話申し上げた次第でございます・・・」(山荘の電話を、我輩の携帯に転送セットしておいて、よかった、ラッキーでした)

 「そう、忘れたのはデジカメですよ!友人は携帯電話といっていたのですか?それでは見つかりっこないですよね」

 「そう、そうですそうです。携帯電話だとばかりおっしゃって、デジカメではないとおっしゃるものですから、でも、宜しゅうございました。当店で確かにお預かりしておりますので、ご安心下さいませ・・・」

 「たいへんありがとうございます。さっそく本日、早い時間にお伺いいたしますので、どうぞ宜しくお願いします」

 いやはや、我輩は確かに「忘れ物はデジカメ」であると伝えているにもかかわらず、友人は携帯電話だと思い込んでいたのであるから、友人の早とちりはともかくとして、「伝言」とは、かくもあてにならないものか!あらためて痛感した次第である。(横着者の我輩自ら喫茶店に出向けばよかったものの、不慣れな軽井沢の地にて、その場所そのものの特定が難しく友人に任せたのが間違い。若かりし頃から方向感覚及び道順認識の不得意な我輩、こういうときにツケが回ってくるのであろうか)

 デジカメは例の喫茶店から出てきたのです!さっそくその喫茶店に出向き、お礼を云い、再び、不味いコーヒーを頂いて、再度お礼を述べて山荘に戻りついたところです。

 「・・・?」

 「そう、疑念を懐いていたヤクザ風高級自動車の主、上田の友人にさっそく『カメラの所在』が分かった旨、電話し、お詫びを言っておかねばならんのであります・・・」


 本日の添付画像、一昨日撮影の「よく晴れた日の午後」のもの、喫茶店の周囲の空き地の残雪が眩しく、我輩のテーブルのフラワーに目一杯照り映えてくるから暖かくてたまらない、、、。

 尚、本日記事となった「事の発端」?いきさつ等、述べている昨日記事には「当喫茶店」の大正ロマン的雑然たる山小屋風喫茶店の入り口付近の画像を添付しているので、未だ前後関係を「ご承知於き」なき読者は、お開きください。



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8 Comments

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男爵様 (monkey)
2007-01-21 11:24:21
お早うございます♪
デジカメ出て来てよかったですね。

僕も忘れ物、落し物は四六時中の出来事です。
只、男爵様の様にいつも出て来ると云う幸運は有りません。
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monkyさま・・ (エセ男爵)
2007-01-21 13:57:10
コメントありがとうございます。
デジカメ!
でてきました・・・
??
忘れ物が「必ず出てくる」と申せば嘘になります。
それでも大方の場合はありがたくも出てくるのでして、、、。
例えば、約10年前の出来事。日本からおみえの観光団をご案内していた時の出来事です。
ハンガリーのブダペシュトからドイツミュンヘンに渡り、2泊観光した後、さらにバスツアーにてスイスに向かってアウトバーンを走って約1時間半経過したころ、ふと気がつけば、パスポートと現金その他重要書類の入ったアタッシュケースを最後に立ち寄ったミュンヘンのDuty Free Shopの然るべき場所に忘れたままの状態に気がつき、ドイツ人のドライヴァーにその旨相談したところ、お客様に内緒で今から直ちにミュンヘンに引き返そうということになり、添乗員の承諾も得て再びミュンヘンに戻って見たところ、盗難もなく元置いていた場所にそのまま置いてありました。店員にお礼を云い、直ちに再びアウトバーンにのり、スイスに向かったのです。ノイシュバンシュタイン城にも予定通り立ち寄り、それからスイス国境を通過。チューリッヒ迄たどり着きホテルチェックインしたのは午後10時。それからようやく夕食。お客様は知ってか知らぬか(たぶん知らないでしょうけれど)、もともと強行軍の旅程にて、まともにスイスのチューリッヒに着いても午後7時30分を過ぎるかどうか?
分けの分からぬ「お客様」に対して、下手に言い訳すると大変なことになるので、あえて状況は申し上げず、ドイツ人ドライヴァーと添乗員(親しき友人)のみ知るばかり。。。
上述、
今尚、深く思い出に残る「忘れ物事件」なのです。(忘れ物事件は話せばきりがなく、他にも多々あるのです・・・)
私は、「雨傘」を持ち出すと必ずやどこかに忘れます。だいたいにして、雨傘を持ち歩く習慣のない(英国は除く?)欧羅巴大陸の人たちのと生活を続けていると、雨傘を持ち歩くのはよほどのこと。何だか私もその「習慣」を身に付け、結果は悪習慣となってしまったようです・・・
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デジカメのご帰還! (悠々)
2007-01-21 22:58:54
良かったですね。
夏の繁忙期なら、不心得な奴に持ち去られて居たかも知れませんからね。
私がナポリで摺られたデジカメは、ナポリ警察で盗難届受理証明を貰い、ダイナーズカードに届けたら、34000円戻ってきました。
カードのおまけで付いている保険も馬鹿に出来ませんね。諦めていたから儲かった様な錯覚に陥っていますよ。
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悠々さん・・ (エセ男爵)
2007-01-22 00:10:03

コメントありがとうございます。
本当に良かったです。
紛失しかけたデジカメは、すでにあまりにも旧式になり、図体だけデカくて性能悪く、ご存知のとおり買い換えようかと思っていた矢先なのです。
でも、
私の不注意で紛失したから、致し方なく買い換えるのでは、あまりにもこのカメラには愛着がありすぎます。
実はこのとき、もう一件、思い出した紛失物あり。
それはすでに一昨年から見当らない「フォールディングナイフ」!
たぶん、我が書斎にはなく、庭の片隅の雑用品置き場のどこかに入り込んでしまっているものと思っているのです。
今回帰省したら、あらためて捜査しようと計画しています。まずは、見つかることを願い、その次には、ナイフそのものが錆付いていないかどうか?心配です。軒下なのですが、やはり屋外の事、見つかったとしても相当痛んでいると思い心配です。
たとえ「錆びたナイフ」となり、姿哀れになっていたとしても、手入れすれば大丈夫。見つかったらさっそく(お約束の通り)悠々さんにお手渡ししたいものです・・・
さて、
クレジットカードの保険は伊達や酔狂に支払ってるものではなく、決して馬鹿にしてはいけないこと体験しています。私自身のケースではなく、同行の観光客の貴重品紛失で、カード保険処理をお手伝いしたケース、何度か体験しています。
それにしても悠々さんのカメラ代金、警察の紛失証明で現金が戻ってくるとは素晴しい。
やはりダイナースですから、超大手名門カード会社の信頼度も高いですね・・・
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愛着心分かりますよ! (悠々)
2007-01-22 10:40:26
デジカメの古いのは、レスポンスが遅いですが、真面目に作られているという感じがします。
レンズもいまのより良いように思えます。
私もコダックの古いの持っていますが、捨てられません。使いはしませんが愛着があるんですよね。
今はニコンのD70とクールピクスがメインですが、フジフィルムのデジカメを友人から貰って、これも5年前のですが、なかなか良いです。
ナイフ、お気に掛けて下さって嬉しいです。物置に有ったら素晴らしいです。楽しみにしています。
錆びていても研げば元の輝きが戻る事でしょう。
歯の方、キッチリ治してきて下さい。
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悠々さん・・ (エセ男爵)
2007-01-22 17:43:15
弟子亀の、否、デジカメの新しいのは、古いものと比較してやはり解像度が違います。
デジカメの良さはやはり解像度。
古いデジカメより新しいデジカメの違いは、解像度とコンパクト性。
かないません。
でも、いくら古くなっても愛着は増すばかり。
それしかない!
それで十分です。
ナイフ?
本当になぜ紛失したか判らないのです。
この数年間の七不思議のひとつです!
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こんにちは (刀舟)
2007-01-24 17:46:27
年が明けて始めてコメントさせて頂きます。
何度か来訪はしていたのですが、
色々忙しく、
センター試験が終わって一段落といったところです。

ところで、デジカメは良かったですね。
意を決して買い換える場合以外では、
やっぱり使い慣れたものが良いですからね。
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刀舟さん・・ (エセ男爵)
2007-01-24 20:18:21
コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
いやなに、
私も、何度か(結構度々)お伺いしているのですが、何故かいつもこのところ「政治&社会」問題へのコメントが難しくなり、拝読のみで終わっています。
「山篭り?」していると、ダメですねえ~・・・
世事一般に疎くなったりして、、、。
たぶん、いや、昨年の例からお察しし、刀舟もお忙しいはず!ではないかと、思っていました。
一段落ですね。
デジカメの件、
正直、うれしかったです・・・
使い慣れたもの?!
というより、これで結構「独占欲の塊」ですから、自分の物が無くなると「嘆き悲しむ」のであります!
意を決して買い換える!
ほんとうに、そうしたいのですけれども、今は「忍の一字」、もう少しこのカメラに活躍してもらいたいのです。
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