【記事一覧】 記事一覧を見る/ 【庭師のブログ】 庭師のブログを見る
サンディエゴの庭(2)オールドタウン
歴史の浅いアメリカは、特に西部開拓時代を懐かしく思うのか、各地にオールドタウンがあります。今はこんな便利な世の中になったけど、ちょっと昔は、こんな風だったのかと思いながら、みて歩きます。
実は、私は西部劇が好きで、同じ映画を何度も何度もみるので、こういうところに来ると、アメリカ人でもないのに、何かこう、懐かしい気持ちになります。
下の地図は、園内の看板の一部を撮影したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/bc/52f45aeec8e06b96e94bc8e1da3124ff.jpg)
敷地内に点在するホテルや、住居や、店舗や、学校や、劇場や、教会などが、当時の姿で、乾いた土の上に、建っていました。現在建物の周囲に植えられている植物は、当時の写真を見ると、ほとんどなく、殺風景な景色でした。そのころ私のような庭師がいれば、緑で潤った、いい町にしたのにと、自分の夢を押しつけながら、オールドタウンを散策したのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/93/6eecbb1431bee6a03c4830ea92e4fe64.jpg)
警察博物館というのもありました。
当時使用されていた拳銃や、ライフルが、現在使用されている銃に変遷していく様子がよくわかりました。町の治安を担う保安官は、今も昔も、命を張って仕事をする、人々から頼られる大事な職業でした。平和を乱す悪党どもよりも、ガンさばきが上手くないといけないので、そのあたりから、色々なストーリーが生まれたのではないかと思いました。
銃の話をしてくれた警官姿の係員に、ずっと疑問に思っていたことを聞きました。
映画では保安官のことをシェリフと言ったり、マーシャルと言ったりしていますが、どちらの言い方が正しいのですか?
係員の方は、大きなカリフォルニア州の地図の前に案内してくれました。
アメリカの州は、日本の県みたいな捉え方を、ついしてしまいますが、カリフォルニア州だけで、日本より広い面積があります。
そのカリフォルニアを5つ位の地域に分けて、その一番南が、名前は知らないけれど、ナントカという郡です。北海道位の広さです。そこを担当しているのが、マーシャルで、その郡の左端の下にある、赤く塗った小さな部分が、サンディエゴです。その小さな町を守っているのが、シェリフということでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f0/e26bde3bf11e925e4290ae243fe6f40e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/bb/6149f665a627ccb48f71447562107166.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/84/543691c4eff7c6d2d1494808cbfba2aa.jpg)
![]( )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e1/fb84cf900b4b53e31558815e1de64922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ab/6c255a43a74cfbd5b211913fe579f44d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bb/13572fd0aacd24637ca12c11083696cc.jpg)
下の写真は、当時の町の人たちが育てていたいろいろな種類の木や、食料になる木イチゴなどを集めたガーデンがあって、そこで見つけたカシの一種です。私はこれと同じものを取引先の植木屋から譲り受け、今も大事に自宅の庭に植わっています。なんでも、たいへん珍しいカシで、チジミガシと言って、江戸時代にウバメガシが変化したものだということでしたが、こんなところにたくさん植わっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/06/cb53e707ea38afe9c41fdae9888d75c0.jpg)
オールドタウンは、愛知の明治村とは、ちょっと趣が違いますが、そういえば久しく明治村に行ってないので、暖かくなったら一度行ってこようかなと、思いました。
【記事一覧】>庭師のブログを見る
サンディエゴの庭(2)オールドタウン
歴史の浅いアメリカは、特に西部開拓時代を懐かしく思うのか、各地にオールドタウンがあります。今はこんな便利な世の中になったけど、ちょっと昔は、こんな風だったのかと思いながら、みて歩きます。
実は、私は西部劇が好きで、同じ映画を何度も何度もみるので、こういうところに来ると、アメリカ人でもないのに、何かこう、懐かしい気持ちになります。
下の地図は、園内の看板の一部を撮影したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/bc/52f45aeec8e06b96e94bc8e1da3124ff.jpg)
敷地内に点在するホテルや、住居や、店舗や、学校や、劇場や、教会などが、当時の姿で、乾いた土の上に、建っていました。現在建物の周囲に植えられている植物は、当時の写真を見ると、ほとんどなく、殺風景な景色でした。そのころ私のような庭師がいれば、緑で潤った、いい町にしたのにと、自分の夢を押しつけながら、オールドタウンを散策したのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/93/6eecbb1431bee6a03c4830ea92e4fe64.jpg)
警察博物館というのもありました。
当時使用されていた拳銃や、ライフルが、現在使用されている銃に変遷していく様子がよくわかりました。町の治安を担う保安官は、今も昔も、命を張って仕事をする、人々から頼られる大事な職業でした。平和を乱す悪党どもよりも、ガンさばきが上手くないといけないので、そのあたりから、色々なストーリーが生まれたのではないかと思いました。
銃の話をしてくれた警官姿の係員に、ずっと疑問に思っていたことを聞きました。
映画では保安官のことをシェリフと言ったり、マーシャルと言ったりしていますが、どちらの言い方が正しいのですか?
係員の方は、大きなカリフォルニア州の地図の前に案内してくれました。
アメリカの州は、日本の県みたいな捉え方を、ついしてしまいますが、カリフォルニア州だけで、日本より広い面積があります。
そのカリフォルニアを5つ位の地域に分けて、その一番南が、名前は知らないけれど、ナントカという郡です。北海道位の広さです。そこを担当しているのが、マーシャルで、その郡の左端の下にある、赤く塗った小さな部分が、サンディエゴです。その小さな町を守っているのが、シェリフということでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f0/e26bde3bf11e925e4290ae243fe6f40e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/bb/6149f665a627ccb48f71447562107166.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/84/543691c4eff7c6d2d1494808cbfba2aa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e1/fb84cf900b4b53e31558815e1de64922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ab/6c255a43a74cfbd5b211913fe579f44d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bb/13572fd0aacd24637ca12c11083696cc.jpg)
下の写真は、当時の町の人たちが育てていたいろいろな種類の木や、食料になる木イチゴなどを集めたガーデンがあって、そこで見つけたカシの一種です。私はこれと同じものを取引先の植木屋から譲り受け、今も大事に自宅の庭に植わっています。なんでも、たいへん珍しいカシで、チジミガシと言って、江戸時代にウバメガシが変化したものだということでしたが、こんなところにたくさん植わっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/06/cb53e707ea38afe9c41fdae9888d75c0.jpg)
オールドタウンは、愛知の明治村とは、ちょっと趣が違いますが、そういえば久しく明治村に行ってないので、暖かくなったら一度行ってこようかなと、思いました。
【記事一覧】>庭師のブログを見る