【記事一覧】 記事一覧を見る/ 【庭師のブログ】 庭師のブログを見る
州立サンディエゴ大学
トロリーに乗って、サンディエゴ大学前で降り、エスカレーターで地上に出ると、そこはもう大学の広いキャンパスの入口でした。
月曜日でしたが、人影があまりなく、ひっそりとしていました。
広い敷地内には、見慣れた植物が、それぞれの校舎や、ホールをとり囲んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ea/de59d19d9cbcd74ee7983c6b0631e007.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/7e/b2c7984cdd8761e05bd3c7d658f242d6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/e8/41f7017bad98582038b59c1a6bf6172a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7a/9fa905dcb63fd0ab8920a0bed4a87c50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/af/cc1bc1995a71ce8fbafc4e5f87c02529.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/12/64a3f1b2ea0ecdcf1e465535566956a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e3/13fdf09ce18d26151193debeb16e3623.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/e0/1a1d7d7874e2d0432dfffffcd890534b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/18/1c44173409997462b07442346f49bfbd.jpg)
このころになると、主だったガーデニング植物は、だいたい10種類ほどだということがわかってきました。大学のキャンパスも、ほとんどがこれらの木や草で占められていました。
ざっと挙げてみると、ワシントンヤシ、ロエベレニー、シュロ、ソテツ、カナリーヤシ、アガベ、ストレチア、サンスベリア、トベラ、ベゴニア、シャリンバイなどです。これらは、公園、街路、住宅地、などでも必ず目にします。
キャンパスの中を歩いていると、生物化学センターがありました。そこの建物をぐるっと回って裏庭に出ると、シダ園がありました。100坪ほどの敷地は柵に囲まれていて、園路が8のつくってありました。園路の両脇には、一応世界中から集めたと思われるシダが30種ほど植えてありましたが、写真のように貧相なものでした。シダを研究しているゼミか、研究室があるのか、鉢で栽培しているシダも別の棟に棚をこしらえて、並んでいましたが、ほとんどが萎れていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/94/940f7ecb5fbf4e0e4dd538c131290591.jpg)
私が思うに、元は砂漠に近いようなところに、シダは無理なのではないか。シダ園をつくるなら、日陰になるような下枝を落とした高木を植えて、グリーンビートルで施工しているような散水装置で、頻繁に水を与えてやらないと、とても育たないと思いました。誰かが水を手まきしているのか、ホースだけは伸びていますが、量と頻度を満たす時間が割けないとみえました。ここにきてシダを見に来る人も、まずいないから、管理にもあまり力が入らないと思いますが、せめて水だけは充分やらないと、枯れないまでも、繁殖しません。せっかくあるのだから、しっとりしたシダ園にして、学生たちの憩いの場になればいいのにと思いました。
園の扉には、箱がかけてあり、寄附を募るプリントが入っていました。シダを購入したり、ラベルをつくったりする費用に、お金が要るそうです。その箱に入れるのなら、その場でできたのですが、寄附の送り先と、方法等が書かれていて、そこまでして寄附をするのはたいへんですので、立ち去りました。
《 ⇒小石川植物園に戻る》
【記事一覧】 記事一覧を見る/ 【庭師のブログ】 庭師のブログを見る