ABCニュースでの記事から、
今アメリカでひき肉として出回っているおよそ70%に
『ピンクスライム(Pink Slime)』というアンモニアガスで消毒した肉の部位が含まれているらしいという。
商品表示には肉100%
問題は果たしてその部位が添加物かどうか?という点が焦点のよう。
http://abcnews.go.com/blogs/headlines/2012/03/where-you-can-get-pink-slime-free-beef/
政府が肉として認めているので、今の現状は添加物ではなく肉の一部。
なので肉100%と表示され売られていても何の問題もない。
しかし消費者側からすれば、肉の塊を目の前でひき肉にしたのとはまるっきり違う。
それは、添加された『ピンクスライム』がなんであるかという点。
食肉としてさばく過程からでる商品にならない部位(たぶん手や足、そして頭やしっぽ等)を
熱処理して脂や使える物質等を取り出し、それをアンモニアガス室に通してばい菌を死滅させたもの。
このアンモニアガスは劇物で吸ってしまうと健康に悪影響を及ぼすらしい。
なので、そのガスを通った部位が再び肉へ添加されるのが問題ということに焦点を当てているのだろうと思う。
しかし、現にこの部位がペットフードに使用されていているという。
ペットはOKで人間はいけないというのもなんだか解せないのが心境です。。。
有毒なガスが残ったものを使用しているなら別だけど、自分たちのしりぬぐいをペットにしてもらうのはおかしいでしょ。。。
まるでペット経済効果はごみ処理対策から生まれたような。。。もしかしたらあたってる?
そもそもなぜそんなものが使用されるのか?というと、
健康に問題がなく、捨てるのはもったいないし、お金になるなら使わなきゃ損。 また量を増やせる魅力があり都合もいいという事らしい。
アメリカ国内で毎日約40万頭の家畜と2000万羽の鳥が殺されているのだから、これらの残骸を処理するのも大変。
足や手や頭等は気持ち悪いからとゴミにしていいのかというのも考え物。。。
(数は以下の検索から探しましたが正確性は不明:how many cattle, pigs and chickens are slaughtered each day)
なので、ひき肉に添加されている肉を非難する前に、その問題をどう解決していくのか考えた方がいい、そう思いました。。。