ベリーズ生活探検 Days in Belize

中米ベリーズで2012年10月~2016年10月暮らした。ベリーズは、自然が豊かでおもしろく、ちょっと不気味な国でした。

2013年4月13日(土)ティラピア祭り

2013-04-13 | クルークド・ツリー crooked tree

今週末も、また、crooked treeへ

ますます、水が、干上がって、この通り。(写真↑)もう長いこと雨が降っていない。

鳥たちは、どこかへ去ってしまったのだろうかと思ったが、そうではなかった。

夫、「湖が干上がって、水が遠くなった分、鳥たちも遠くなった。」

一杯いるのだが、双眼鏡で見てやっと見える程度。

 

まずは、いつもの ビジターズ・センターへ・・・いつものように、入場料を払う。要領を得ない事務所のおっちゃんは、最初のころは、「また来たん~?!」という感じで、ちょっとあきれた感じだったけど・・・・。ここは、海外からの客は来るが、国内からの客は少ないのだと思う。ましてや、リピーターは、稀なんだと思う。

今は、顔なじみ・・・。私たちの顔を見るなり「今日は、ティラピア・フェスティバルだよ。」・・・。

魚のフライを食べれるのだそうだ。湖畔を北のほうに行くとやっているのだそうだ。彼の話は、いつものように、要領を得ない。

ビジターズ・センターから見晴らしてみても、鳥たちは遠すぎる。まずは、車で移動してみる。湖が、干上がって、車で走れる状態になっているのだそうだ。Bird's eye view Lodgeの方向に行ってみる。ロッジを越えてされに進むが、道が、枯れたブッシュの中に入ってしまった。それにその地面が、日ごろは水があるところが干上がって、ひび割れて、しかもカチンコチンらしく、車が、小刻みに震える。それが、生半可ではない。枝や、ごみも多いのでパンクも怖いので、引き返す。

村の中央に戻って、前にガイドさんと行った道を探すが、見つからず、その辺を車で走る。木つつきを見つけて、車を降りた。幼い女の子が2人遊んでいたので、手を振ったら、かけてきて、車のあっちとこっちに別れて立っていた私たちに抱きついてきた。それぞれ交代して、また抱きついてきた。私たちは、びっくり!

sweetだね。

夫「今の日本では、絶対こういうことはないね。」

私「そりゃ、そうでしょう!」

この辺は、まだ平和なんだろう。観光化されるのはいいけど、だんだん危なくならないように・・・。

 

 ビジターズ・センターに、戻って、車を置いて、そこから、歩く。

最初にここに来たのは、クリスマスの頃、そのころは、寒いぐらいだったけど、今は、とっても暑くてつらい。

すぐにティラピア・フェスティバルの会場は見つかった。

人が乗って走る芝刈り機が、走りまわっている。刈った草を収納するタンクの蓋が壊れているらしく、もうもうと土埃と刈った草を巻き上げている。まだ準備中なの?

いつものことだが、ようわからん?ともかく、おなかがすいてきたし・・・お昼を食べれるところを探す。

 

食べれるところは、写真のような店(?)囲い(?)が、4軒・・・。不安な気持ちで進んでいくと、最後の店(囲い)でメニューが、はってあったので、そこに入った。

注文したのは、二人ともフィッシュ・フライ。魚の丸揚げ。中南米では、これが、はずれがない。

最初に聞かれたのが、「スプーン?フォーク?」。

ベリーズの地方では、料理をスプーンで食べることが多い。日本人もカレーライスとかスプーンが好きだから、これは、結構受け入れやすい。出てきたフォークは、ものすごく安物の小さなフォーク・・・。ベリーズは、これが、普通なのかも知れないけど・・・。

でてきたのがこれ・・・「野菜いるか?」と聞かれたので、イエスと答えたら、コールスローのようなものを付け加えてくれた。

この後、プラタノ(食用バナナ)の揚げたものも一片、あつあつを持ってきてご飯の上に乗せてくれた。

とてもおいしかった。

ベリーズでは、なかなか新鮮な魚介類が手に入らないので、久しぶりのおいしい魚のフライだった。後でわかったのだが、この魚はティラピアではなく、Baysnook。

豆もとってもおいしかったし、ちょっと味をつけてあるらしいご飯もおいしかった。

一人BZ$10(≒US$5)

調理しているところを覗いたら・・・

すごいね!即席の木製のかまど・・・これで料理するわけだ。

料理をしていたおばさんに、「すごくおいしかった!」って、ほめたら、他の料理の写真も撮りたいだろうって見せてくれた。

これが、たぶん Boil up ゆで卵とか魚の練り製品みたいなものもあって、おでんみたいな感じ・・・。

これは、ライス & ビーンズ。 日本の赤ご飯みたいなもんだね。

これが、たぶん Stew Bocotora。亀と言ってた。

この人たちの、店で、中央のおばちゃんが、料理人。男の人は、漁師。

続く・・・

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2013年4月13日(土)ティラピア祭り 後半

2013-04-13 | クルークド・ツリー crooked tree

つづき

食事を終えて、囲いを出たら・・・魚を捕ったボートが戻って来たところだったので見に行ってみる。

上の写真は、食事をする前に撮った写真。2人で網の端を持って歩いて、魚を囲っているらしい。

この湖は、魚を捕ることを制限していると聞いていた。どうなっているのだろうか?

ポリスも来たので、収穫量をちゃんと検査するのだろうと夫と話していたが、・・・はずれ!。このイベントの警備に来ていたポリスが、ただ単にどのくらい捕れたか、覗きにきていただけらしい。

水が干上がってしまう前に、捕って、皆でイベントをやって、お金儲けをしようということか?

ベリーズでも、腰パンがはやっているのか?これは、腰パンというより、尻下パンだね。

若い漁師さんも、さすがに気が付いて、この写真を撮ったすぐ後に、ズボンを引きずり上げていた。(笑)

この収穫、150ポンドって言ってた。≒70kg

ボートの向こう半分に入っているのが、ティラピア。これは、外来種。大き目めのティラピアで2ポンドぐらい。

この湖に元からいる魚は、Baysnook(ベイスノック), Crana(クラナ), Tuba(ツバ), Catfish(キャットフィッシュ;なまずの仲間)等だそうだ。

 

この場で、秤と袋を持ってきて売り始めた。

1ポンド BZ$2(≒US$1)

面白い経験でした。

 

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