アルトゥン・ハー遺跡 4月21日の出来事
帰り際、土産物店の前辺りで、木に実がついているのを見つけて、夫と見上げていた。写真↑
いつも駐車場で、物を売っているおじさんが、話しかけてきて、「これだよ。」って、私に、果物を1つ渡し、すかさず、もう一つ持っていた果物を割って、「こっちは、よく熟している。」って私と夫に半分ずつ渡してくれた。私のほうは、断って、夫のをもらう。
そうこういう時は、「We’ll share. (ウイル シェァー;分けます)」って言えば、よく通じる。彼は、返した半分をすぐに、食べた。
この人、いつも応対が、すごくうまいと思う。果物は、よく熟していて、ちょっとグチュグチュしていて気持ち悪かったが、甘くて、おいしかった。(暑くて喉が渇いて、エネルギーも不足していたから・・・)
実は、私は、この果物、以前に別の国で食べたことがある。食感が、バターを食べているようで、あまり好きでなかった、生臭いしね。今日のは、よく熟していたので、生臭くはなかった。
細長くて、黒くてつるつるした種が入っている。
カスタード、アップルという名前なんだそうだ。別の国では、この名前ではなかったような気がする。アップルという感じではないが、確かにカスタードみたい。
今日、ここについたときに、このおじさんには、声をかけられていた。彼が、ヤシの実(ジュースを飲む)をうっているのは、知っていた。ヤシの実は、私たちは、二人とも苦手なのだ。とても健康に良いのだが、生臭いし・・・利尿作用があって、すぐにトイレに行きたくなるのだ。
彼の売り物の中に亀の甲羅が見えたから、写真を撮らせてもらってBZ$2(≒US$1)ぐらい渡そうかと考えていたんだが、おいしい果物をもらったので、礼を言ってBZ$5渡した。
そこで止めておけばよかったけど・・・亀の甲羅が気になって、彼のショップをのぞいた。
彼のショップは、この机・・・
この亀は、今頃になると、亀が、その辺にいるのだそうで、彼が捕って食べたのだそうだ。
”I'm broke. (アイム ブローク:一文無し)何か買って”って言われてしまった。この前、この人から、怪しげな、石器を買ってしまった。ちょっと迷っていると、"Never mind.(ネバー・マインド;気にしないで)”って、行ってしまった。
彼は、その辺にあるものを売って、細々と生活しているのだと思う。アイム ブローク。言われてすごく妙な気がした。だって、彼は、いつもお金ないと思う。アイム ブロークというのは、アメリカ人の観光客から、お金をもらうための、決めせりふなかも知れない。やれやれ。