突然、日本の国際援助の車いす(wheelchair)の引き渡しセレモニー(handing over ceremony)に参列することになった。
引き渡し式は、首都のベルモパンの外務省の建物の中で行われる。
ベルモパンは、私の住んでるベリーズ・シティから車で1時間ぐらい。
日本の大使からのメセージの代読とベリーズ政府の代表の感謝の言葉と、引渡しの30分ぐらいの簡潔な式だった。
日本政府から車いす30台を寄付したらしい。
おっと、日本政府からじゃない!
「日本の人々から」だって!
いいねぇ~!
聞きかじりの情報だけれど、これは、東北大震災の復興事業の一環なんだそうだ。日本の政府は、被災した企業を支援するため、被災した企業の製品で国際協力に使える物を、一覧表にして、発展途上国の政府に見せたのだそうだ。各国が、その中で、欲しいものを申請したらしい。
お礼の言葉の中にも、「寄付を受けるのは、とても手続きが大変で、時間もかかるのだが、今回は、簡単で良かった。」というような説明があった。
日本の災害復興であり、国際協力でもあるわけだ。日本の政府もなかなかやるね~。
援助を受ける側は、ちょっとでもたくさん援助を欲しいものでどうしても大物を要請しちゃう。病院建設とか、大型の機械とか・・・。でも実際には、こういうものが、ベリーズの人々のためには、役に立つんじゃないかな?!
ちょっと気になったのは、ベリーズの人は、かなり太り過ぎの人がいる。大丈夫かな?
国際協力って、その国の事情をよく分かってないと、結局役に立たない物を送ってしまったり、難しいんだよね。
でも「from the People of Japan(日本の人々より)」のステッカーは、嬉しかった。心が、あったかくなった。
最近日本からの寄付は、このステッカーが貼られているらしい。イイねぇ~