こんにちは。
すっかり桜も咲きこぼれ、今日は大学の修了式でガウン姿がちらほら。
生憎の天気に、少し残念でしたが、着物姿の女性も見かけたりで、艶やかでした。
さて、今日のタイトルは・・・?
大学サークルでご一緒だった、中央大学の山下真史教授、
先週の日曜日に、仲間内で講演会を開催、
ご自身の「親友」とおっしゃるお二人の作品について講義をいただきました。
「中島敦『李陵・司馬遷』」
中島敦は、草稿を完成させる段階で急逝されたそう。
じっくりと原本を読み込み、
本人になりかわって最終校正をする作業。
1年間の研究休暇(といいつつ、しっかり仕事ですよね!)をつぎ込んで、
草稿に書き加えられた50カ所超の加筆訂正の記載を
“書き癖”や文意を考慮して徹底校正。
本人の気持ちがだんだんと分かるようになる、まさに「親友」との発言に
作品を徹底的に読み込んだ専門家の自信も感じられました。
一方の井上陽水の解説も、奥深かった。。
ぱっと聴いて、支離滅裂に思える歌詞にも
実はふか~い意味があって。
こちらも、「親友」だからこその解説。
今年も、3回はコンサートの予定がはいっているんですって。
懐かしい駒場の片隅ルヴェゾンベールの個室、
井上陽水の歌をききつつ、解説に魅了されたひとときでした。
企画してくださった先輩、講師の山下先生に感謝!!
名古屋から、齋藤君も強引に引っ張り出してしまいました。
(君扱いしてるけど、彼も名古屋大学の教授だし。みんな、スゴイ肩書きになって・・)
とても大事な私の同志のみなさんです。
大学時代も、「私の場所」だと思っていたっけ。。
個性派ぞろいの、点字サークル、点友会のメンバーでした。
今日の写真は、やっぱり桜でしょ!
という訳で、大学の伊藤国際学術センター前の景色。ピンクがきれい。