こんにちは。すっかり朝晩肌寒くなりました。
体調崩している方もいらっしゃるようです。お互い気をつけましょう。
さて、今回は、ご縁があって少し関わらせていただこうかとしている
マーケティング関連のことで、
黒川伊保子さんの本を読みました。
情緒をめぐる思考の実験 「感じることば」
を選んで、拝読しています。
物理学科から言葉の専門家になった彼女。
音相学に関する本も沢山書かれています。
私が今回の本で気になったことの一つが、「うれしい」と「楽しい」でした。
タノシイは、スピード感があって明白。
インパクトは強いけれど、瞬間的な効果しかない。
対して、ウレシイには、時間の流れが含まれていて、
過去の思いの積み重ねに照らし、未来に降り積もるであろう思いをしみじみと感じて表現する言葉だという。
占有する「思いの時間」に、歴然とした差があるというお話。
なるほど~。と思えました。
言葉に秘められた深さ。
大事にしたいですね。日本語。
秋も終わりに近づいてきた感じがします。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・
千日紅はまだ、可憐に咲いてくれています。