こんにちは。
今週、友人が新進写真家のための名取洋之助写真賞の奨励賞を受賞したとの
Facebook記事を読み、富士フィルムフォトサロンを訪ねました。
平日の午前中、もちろん人はまばらだったけれど、
写真の圧倒的な力は衝撃的でした。
タイトルは「娘(病)とともに生きていく」
障害を抱えていることが分かってからの葛藤が
モノクロの写真群からしんしんと伝わってきたように感じました。
排水溝の写真や、洗濯物の写真、部屋の天井の角の写真にも、
想いがこもっているようでした。
(正直、このような被写体の写真がこんなに語りかけてくるのは意外でした)
和田さんの「作品について」は下記の説明がありました。
生後8ヵ月の娘が先天性の根治不可の病とわかり、受け止め難い現実をファインダー越しに見ることで作者は現実と一定の距離を保つことができた。また、作者は心理士としてがんの臨床に携わっていた際に「患者や家族、当事者のためにあるがままの姿を伝えることの必要性」を感じた。病と向き合いながら生きる親子の5年間のプライベートドキュメンタリーであると同時に、人生のどん底にいるであろう仲間へ向けたエールでもある。
http://www.jps.gr.jp/201612natoriaward/
とても素敵な彼女とは
NPOアフタースクールの新企画を一緒に検討させていただいたご縁。
今週、色々な方と出会い、再会し、お話してもいます。
仕事に打ち込む人がいてもいいし、
子供を育てるのに夢中な人も素敵。
多様性を認めながら、私自身もたくさんのことを楽しんで感じながら過ごしていたい。
誰かの追い風になりながら・・・
和田さんの写真からもまた新しい気づきをもらいました。
ありがとうございました。
本当はもっとちゃんと撮影できるとよかったんだけど。
(最近の展示は、拡散歓迎、SNS OKみたいなものも多いですね。)
少しでも、和田さんのエールが伝わればいいな。