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ハピネス戦略-霜柱の記憶とメカニズム

2021-01-09 13:21:50 | 日記

こんにちは。

今年2回目のブログ記事は「霜柱」がテーマです。

年初のお散歩途中、近所でみかけた「霜柱」

小さい頃、庭にできた霜柱をサクサクと踏んだその音や質感も憶えています!

 関東で育った人には、思い出ある人多いんじゃないかな。

 

でも最近あんまり見かけなかった気がします。うちの庭にはなかなかできない気もするし。

 

受け売りで恐縮ですが、広辞苑の定義によれば

 寒冬、土中の水分が地表にしみ出てきて凍結し、細い柱状群となって上方に成長するもの。この際、多くは表土を押し上げる。関東地方の赤土に顕著。

だそうです。

英語でも霜の柱 「frost columns」 あるいは 「ice needle」ですって。

 

霜柱は、東北などの寒い地方よりも、関東ローム層でできやすいという話も聞きました。

できる条件として、

1)最低気温 0℃以下

2)大きい土の粒と小さい土の粒がある

3)土が柔らかい

4)土に適度な水分

などが必要とのこと。

 

地表面近くの水分がまず凍り、凍っていない地中の水分が、

土の粒の間を毛細管現象で地面に向かって上った後に、表面でまた凍結。

徐々にこの繰り返しで、土の中を水が上昇し、氷の柱ができていく・・・

 

土を押し上げるその氷の力も、不思議が詰まっている気がします。

そして、土の表面は0℃以下でないと凍らないけれど、

土の中の温度は、水(液体)が毛細管現象で動くためには0℃以上でないといけない。

 この微妙な温度の違いがないと、霜柱はできない。

 だから、寒すぎる地方ではなくて、関東あたりがちょうどいいってことなんでしょうね。

そんな偶然の条件が重なると、あのフカフカ、サクサクの霜柱ができるってこと。

 なんだか、みんなに教えたくなりませんか?

 

ドキドキ、ワクワクの不思議がいっぱいの世界を知り、

子供たちの可能性が広がりますように。。。

 今年はそんな思いを込めて発信していきたいと願っています。