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<いのち>とがん ー 患者になって考えたこと/大好きだった先輩のメッセージ

2019-02-25 21:48:35 | 日記

こんにちは。

昨年11月末に他界された、1年上の大学時代の点訳サークルの先輩

坂井律子さんの本が2月21日に発刊となり、予約してたアマゾンから届きました。

 

ちょっとイベントでばたばたしていましたが、やっと読めました。

そして、その闘病の日々を改めて想い、なつかしく感じながら、

もっともっとたくさんの「伝える仕事」をしてほしかったと心から残念に感じています。

 

言葉の力をきっと強く感じて、最期まで本当に力を振り絞り、

紡いだ記録は、力強く、読者に迫ります。

 岩波新書の本です。良かったら、ぜひ手に取ってください。

 

2人に1人ががんになるという時代。

がんと共に生きることが当たり前になってきている昨今。

 

2013年にやはりがんと闘って旅立った私の母の頃よりも、

日進月歩、特に副作用の低減についての治療の進歩に目を瞠るものがあるようです。

 

それでも、受容できない死を隣に感じて生きることを強いられる。

 本当にはその痛みを理解できていない私の言葉はむなしく響いただけだったかもしれません。

 

坂井さんが、私の妹にとくださった「第二の患者さん」の本がありました。

 周囲の人間も、別の意味で、痛みを背負って生きていく。

 

去年の春の日に、桜を一緒に眺めた日を思い出します。

どうぞ、安らかに。細い月に座って、私たちを見守ってくださいね。

 私は、残された者としての責任を果たすべく、私なりの足跡を残したいと活動しています。

 

今日の写真は、切り花にしても咲く啓翁桜です。

 つぼみを落とさないように、霧吹きでお手入れ。

 1週間近くかかってようやくつぼみが咲きました。

   もうじき、桜の季節がまた巡ってきますね。。。

 


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