こんにちは。
今日は、エックハルト・トールの「ニュー・アース」から。
この第5章は、ペインボディ - 私たちがひきずる過去の古い痛み
というタイトルがついています。
人間には、古い記憶を長々と引きずる傾向があるから、ほとんどの人はエネルギーの場に古い感情的な苦痛の集積を抱えている。私はこれを「ペインボディ」と呼んでいる。
と、ペインボディが定義されています。
ペインボディは、不幸依存症なんですって。
そして、「今に在る」ことだけを見つめれば、過去のことにこだわる必要がない、という
一種の悟りを説いています。
この本の中に出てくる女性が、とても悲しみ、不安を抱えていた状況から、
自分を冷静に見つめることができたとき、
「不安のまわりにスペースを感じる」
と、述べています。
そう、そのくらい、自分の中の過去をしっかりと受け入れることができたなら、
その周りには、「スペース」「自分との距離」があく、ってことですよね。
”あっ、そうなんだ・・・”
私にも納得できた気がしました。
先日、ちょっとあまりにも理不尽なことを言われ、
かなり憤慨していた私。
でも、少し距離を置いて、ゆとりを持って見つめることができそう・・
1か月くらい経っても、相変わらず、ココロに引っかかったまま消えないネガティブな思い。
もちろん、いつも、すっかりなくなるという訳にはまだまだいかないけれど、
時々思い出して、やってみるのはありそう。
怒りを引きずるのは、自分にとっても、いいことじゃないし。
今日の写真は、自宅のアジサイ。隅田の花火。
ここ数年で、いちばんよく咲いてくれた感じ?
6月とはいえ、夏盛りを思わせる月末の午後、陽だまりの中で。