こんにちは、このところのまたいくつかの体験で、
新たな気付きがあり、次回以降にシェア準備中です。
さて、その前に、本の要約サイトFlier でまず読んだ、「活眼 活学」安岡正篤さんの本を少しご紹介します。
(全編はいまのところ、図書館で予約中。順番待ちです)
たくさんの名言がある中、特に印象深かったのが 知識、見識、胆識という言葉たちでした。
知識:知っていること (学校で話をきいたり参考書を読むだけでも得られる)
見識:実際に物事を解決しようとするときに判断を導くもの
胆識:抵抗にあってもやり抜く強い意思に基づいた知識・見識
知識それ自体では力にならず、問題解決の時には試行錯誤しながら、人格や体験もプラスして判断する。
この判断を導くのは見識だそう。
そして、実行のために決断力と実行力を伴ったとき、知識・見識は胆識と言われるのだという。
静止した学問ではなく、生きた学問としての活学が重要だと説いています。
私も卒業・所属する工学系では、閉じた空間の学問ではなく、
社会にどう役立つか実装できるのかも重要な視点です。
Howの視点ですね。
特に最近の学生さんは、「社会貢献」「どう社会で役に立つのか」の視点が高い。
震災後に工学部に進学してくる学生さんを見ていて、そう感じました。
自分のしていることの筋を通しながら、反対や妨害にも負けずに、
決断力と実行力をもって進む。
私がプラスするなら、レジリエントなしなやかさや、
正論だけにこだわらない柔らかな発想で、周りを巻き込みながら
目標を実現していく・・・
そんな生き方を目指したいと思います。
一生学ぶ、その中から生まれてくる果実をゆっくり味わいながら。
今日の写真は親指姫バックにするのに撮影したチューリップ。
ほおっておいた去年までの球根から、可愛い花が咲きました。
植物の生命力を感じる季節、新緑散歩が楽しい季節です。